今、あやかは　悩みながらもエステの研修とバイトの両立を　頑張っています。

エステの方は、とっても楽しいようで・・・これからの厳しさも覚悟の上で、それでも｢やり抜きたい！｣と、心に決めているようだ。

｢みんな素晴らしい人達なの！綺麗なのに全然気取ってなくて。心があったかい人達ばかり。みんな可愛がってくれて。それにいろんな事を細かくアドバイスしてくれるし・・・。｣


聞けば、あやかのエステサロンの店長は、かつて　若かった私にとって　憧れの先輩だった！
｢よかったね！あやか！その方は、私の憧れの大先輩だよ。そうか、よかった～！｣


あやかはすごいよ！　なんて素晴らしい人達を引き寄せたんだろう。

あやかの店長は、素晴らしい人だ。


彼女は、違う営業所ではあったが　支店が同じという事もあって　勉強会や合同開拓など　一緒になる事も多く、その度に声を掛けてくださったり　励ましてくださったり・・・気さくな方だ。
彼女は本当に美人で、でも気取ったところなんて　一つもなかった。
よく方言で冗談を飛ばし、だから周りもホッとするのだ。
それでいて、毎月100万円～150万円を売り上げている　スーパーセールスレディなのだ。

私は　未熟ながら　彼女のようになりたい！　　なれるかな？　と、悩みながらも頑張って来た。
勿論、彼女のお客様もそうなんだろう。
彼女の明るく気さくな一面があるからこそ、彼女に憧れて　購入するのだ。

彼女も60歳を越え、家庭内もいろいろあったようだが、それがかえって彼女の魅力を増し、美貌は更に研かれているようだ。


｢とにかく、店長を信じて黙って　ついて行きなさい。彼女なら、おまえを伸ばしてくれるよ。｣

あやかは　自分でちゃんと　良い指導者を引き寄せたのだ。
なんて　素晴らしい運命!！！


それに比べて・・・。
｢あの店長に比べると　バイトは憂うつだよ。あの威張り屋の女がいるからさ・・・。
あれは何なの？同じ人間？同じ女？・・・月とスッポンだよ！　
居酒屋のバイトは嫌じゃないけど、夢がないよ！
でもエステの店長には　ついて行きたい！
バイトを早く辞めれるように、早く営業を覚えよう！｣

あやかはそう　誓ったようだ。
これから　きっといろいろあるだろう。
でも　素晴らしい仕事にして欲しい。

頑張れよ！　あやか！