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2009 08,29 21:44 |
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また 近所での話です。
お付き合いください。 私の住んでいる町内に 結構有名なニートの家が あります。 その方、御年67歳! 母の同級生だったりして。(笑) その方は 男性で、小学校高学年か中1の頃から不登校になり、それ以来 ず~~~っと引きこもっているらしい。 だから、かれこれ引きこもって 50年! ある意味 すごいね!(笑) この年代の方で引きこもりなんて、周りにはいなかっただろうから、時代の先端を行ってますよ! 彼は今まで働いた事もなく、当然 恋愛も経験がなく 友達もいない。 その時代には珍しく 彼は一人っ子で 両親は共働き、だから戦中戦後を通って来たにもかかわらず 飢えた事もなければ 困った事もない。 不登校になった時も「仕方ないね」と、そのままになって来てしまったようです。 やがて彼は 家にいるだけなのに、酒とタバコだけは 覚えてしまったらしい。 両親が元気で働いていた頃は 親に買って来てもらい、与えてもらっていたようです。 やがて、彼も大人になり、エネルギーを持て余したのか、気に入らない事がある度に 両親に暴力を振るい、大暴れしていたようですね。 両親が定年を迎え、年金暮らしになり、昔ほど息子に小遣いをあげれなくなり、それが気に入らない息子は ますます家庭内暴力がひどくなる。 そんな息子を残して、息子の行く末を案じながら、数年前にとうとう母親は他界しました。 八十を過ぎていたようです。 さて、母親が他界したので、彼らの生活費は 父親の年金のみ。 働いた事のない息子には年金も貯金もないのですから。 当然、生活費はひっ迫しますね。 それでも道理がわからない息子は 「金をよこせ!酒を買って来い!」と、年老いた父親に 暴力を振るうのです。 辛くなった父親は 近所の家に助けを求めて 逃げ込んだようです。 息子はそれでもなお 父親を追いかけて暴力を振るうので、父親はわずかな年金を全て息子に渡し、父親は 近所の家で隠れるようにして、世話になっているらしいですね。 この父親、かわいそうに今でも 怖くて自宅に帰れないそうです。 今、90歳を越えています。 父親は毎日のように 「死にたい。死にたい。」と、泣いているようです。 かわいそうですね。 この息子、働いた事もないから 働く喜びを知らない。 誰かを愛した事もなく、たった一人の親でさえ 慈しむ事をしない。 誰かに必要とされず・・・この人が死んだら 悲しんでくれる人は いるのか? 考えれば考えるほど 寂しい方ですね。 今は父親の年金があるから、どうにか暮らしているでしょうが、父親が死んだらどうするんでしょうね。 でも。このような方が 現在にはたくさん いるのです。 生きる力のない彼らの将来は、どんなものなのでしょう。 考えただけで 寒気がします。 生きる力は 大切ですね。 PR |
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