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2006 11,07 22:18 |
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夕方になり、実家にクロベエの様子を見に行く事にした。
あやかと二人で行く。あれからどうしてるのか、気になってたからね~。 両親がいつも居る部屋に行く。 二人はテレビを見ており、クロベエは当たり前のように、母の膝の上に居た。 クロベエは落ち着いていた。 「ちゃんとエサをやってるよ。薬もあげたからね」 「ありがとう。よかったねえ、クロベエ」 クロベエの頭を撫でる。 どうやらクロベエは父の膝にも、自ら行き、父も好かれる事にまんざらではないらしい。 このコンビ、睨んだとおり、やはり上手く行っている。 昨夜は、台所の一角に設けられたクロベエ専用の寝床に、ちゃんと寝ていたらしい。 「でも、今夜から冷えるみたいだから、この子の為にこたつでも出してやろうかねえ」 「そうしたらここに寝かそう」 などと、父と母の会話を聞いてて、かなり笑いがこみ上げてくる。 でも気を悪くしたらいけないので、がまんがまん。 父は猫が大嫌いで、猫の目が光るのを嫌う。 また無知から、そこら辺に糞尿をされるのではないか、或いはそこら辺をガリガリやられるのではないか、と心配していた。 しかし、クロベエは前は飼われていたのか、爪とぎできちんと爪を研ぐし、トイレは一回で覚えた。 本当に利口な子だ。 薬も効いているのか、口臭も大分和らいだみたい。 ちゃんと可愛がられているみたいだし、一安心だ。 さて、かずまと話しをする為、二階に行く。 勿論、祭りでの一件の事だ。 というより、その事を通して、かずまのあらゆる面が浮き彫りになったからだ。 まず、自信が無い事。だから友達を自分の優越感を満たす道具にしてる事。 これは勿論かずま自身、気付かず、無意識にやってる事である。 そして自信の無さから自分にも相手にも「条件」をつけてしまう。 それを克服する事。 それから、もっと人を見る目を養う事。等等。 なので私からの課題として、三月末まで勤め上げる事、新しい本当の友達を見つける事、などいくつか提示した。 「わかった、頑張るよ」 かずまは真剣に私を見ていた。 両親にクロベエとかずまの面倒を改めて頼んで、私達は帰った。 かずまには、手紙でのフォローがまだ必要だろう。 でないと、変な方向に行きかねないからだ。 真っ直ぐ導くと言うのは、至難の業だ。 それに引き換え、ネコには「生き方」なんて教えなくてもいいんだから、何匹飼っても気楽なものである。 精々、ご飯とトイレ掃除くらいなものだ。 しかし、ネコを飼うように、子供を育てている人がいる・・・ていうか多い。 ご飯を与え、掃除など身の回りの事をしてあげ、ただ可愛がってるのだ。 そうして何も考えず、大人になってしまう。 そのツケが後になってやって来るとも知らず。 子育てとはただ可愛がる事ではないと思う。 私は自立した大人に、一人前に育てあげる事だと思っている。 それを知ってる人は、本当に少ない。 PR |
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