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2007 10,07 23:32 |
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昨日、遅い時間に帰宅をした。
夜、11時ぐらいかな・・・? 突然、電話が掛かってきた。 「もしもし、橋村です。」 「あの、おたく、おにく・・・ありますか?」 「は?おにく?・・・・」 どうやら外国人のようだ。 「今、おにく・・・、おねく?おにく、います。」 「あの・・・間違い電話じゃ、ありませんか?」 「そじゃない、なまえ、ぜんぶ、かいてある。おたくにおねく、いますね。」 ・・・!ああ、分かった!「おねく」って、「猫」の事だ! 「はい!はい!います!『ネコ』の事ですね?」 「そう。そうです。今○○(近所のアパート名)のチュシャジョウにいます。」 「分かりました。ありがとうございます。すぐ行きます。」 そう言って、電話を切った。 そこのアパートに住んでいる外国人なら、日系ブラジル人だ。 きっと、名札をぶら下げたラインハルトを見て、迷子猫だと思ったのだろう。 生憎、そこはライちゃんの縄張りなので、すぐ帰って来れる所なんだけど。 でも心配してるのでは、と思って、電話を下さったのだ。ありがたいではないか。 歩いて数メートルの距離のアパートに行くと、3人のブラジル人の青年達が、バイクにまたがったり、駐車場の縁石に座りながら喋っていたようだ。 「こんばんは。」 そう言って迎えに行くと 「すいません。遅い時間、電話した・・・。」 とすまなさそうにして言う。 「いえいえ。ありがとうございました。大丈夫です。私も今、帰って来た所なんです。」 と笑顔で返しておく。 「さあ、ライちゃん、帰ろう。」 そう言っても、この優しい青年達から離れたくないのか、ライちゃんは中々離れない。 「あの・・・なんて言う?これ、おねく?」 「ねこです。ねこ、と言うんです。」 彼らなりに、尊敬語の「お」まで付けて、丁寧に「おネコ」と呼んでくれているのだ。 可愛いじゃないか!思わず笑いがこぼれる。 今時の日本の男に、こんなに優しい青年がいるんだろうか。 みな、優しそうでも、知らん顔をしてる人が多いんじゃないか。 「迷子になったら可哀相。」という、人間として当たり前の感情を持っているのが嬉しい。 それから2,3の言葉を交わして、ライちゃんを抱っこして、帰って来たのだ。 ライちゃんにも大きな迷子札をつけているが、これが返って紛らわしかったかな? でもライちゃんは、病気よりも事故で命を落とす危険の確率が高い子だ。 万が一の事があった時、この子の所在を明らかしてくれるのは、この迷子札だけだ。 以前、事故死の予知の事を書いたが、あれから催眠療法で癒したら、ライちゃんのプカプカしていた魂は落ち着き、何だか知らないが次の日には、毛の色までしっかりと濃くなった感じがするのだ。 これでしばらくは事故を免れただろう。 今は私達も、危機感を感じなくなったしね。ちょっと一安心。 今日も思い掛けない電話だったが、こんな事でも「人間も捨てたもんじゃないな。」と思えて、嬉しかったのだ。 PR |
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コメント |
あたたまるお話です。
言葉を持たない動物にはちゃんと気持ちが伝わるんですね。 ライちゃん、よかったですね^^ 【2007/10/0800:04】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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そうなんですよ。私も嬉しかったんです。人の親切って、嬉しいですね。
ぴんくさんのコメントも嬉しいです。ない日は寂しいです・・・。 【2007/10/0800:26】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
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ごめんね、ごめんね!
そんな風に言ってくださると私もすごくうれしいです。 ネットがつながるところに入る限り、ちゃんと毎日チェックさせていただいてますよ! だって私の心の癒やしだもん^^ 【2007/10/0801:18】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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いえいえ、私結構さびしがり~なもんで。これからも見てくださいね。
励みにしております。 【2007/10/0801:58】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
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もちろんです!
楽しみにしてまーす^^ 【2007/10/0804:02】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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