2024 09,19 20:43 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 11,08 22:23 |
|
すぐるが溜まった宿題をやる為、「朝3時に起こして」と言うので、私はその時間まで起きていた。
時間が来て、すぐるを起こし、入れ替わりに私は寝る事にした。 すぐるは勝手に食べて学校に行くだろう。 そんな訳で、私は「昼まで寝ていよう」と思った。 そうしたら10時頃、電話が鳴って、起こされた。 誰かと思ったら、前夫からだった。 精一杯、気取って出たのに、「なあんだ・・・あんたか・・・。」と、途端に地声で言っちゃうよ。 「なんだ、寝てたのか。悪い悪い。」 「何?」私は少々不機嫌気味に聞く。 「あれからかずまから連絡あった?」 「ないよ。だから何?生きてるから大丈夫だって。死んだら警察から連絡あるだろ。」 「・・・そうか。何だよ、あいつ。連絡ぐらい寄こせばいいのに!なあ?人がこんなに心配してるっていうのにさあ・・・。」 そんな台詞を聞いて、思わず「ふふ・・・」と笑ってしまう。 おまえがそう言う事、言うか?おまえこそ「連絡なし」で、人を散々振り回して来たくせに! おまえにそんな事言う「権利」はない!「資格」もだ。 でもそれは腹の中に収め 「とりあえず、あいつから連絡が有っても無くても、15日は宜しくね。」 と言って、電話を切った。 ああ、うぜえ。本当に自分の事は棚に上げて・・・勝手なヤツだ。 本当にヤツは勝手で、休日はパチンコをしに、さっさと家を出ていたものだ。 なんの断りも無く、さも「当然」というように。正月も、盆も。 「もう帰るよ」という連絡も、一切なかった。 まだあやかが赤ちゃんの時、一歳のかずまが熱を出し 「お願いだから、今日だけはいてよ!」 と、大泣きして叫んで懇願したのに、それでも行ってしまったのだ。 かずまを医者に連れて行って欲しかったのに。 私は当時、まだ免許が無かったのだ。乳飲み子を抱えて、どうやって行ったらいいのか。 タクシーなんて使う余裕はなかった。お金は夫が握っており、私の手元には少額のお金しかなかったからだ。 まあ、これも「人を当てにしない練習」だったのである。 話は変わって、午後になり、天気もいいから溜まった洗濯物を片付けようと、洗濯機を回していた。 そうしたら玄関のチャイムがなり、水道屋さんが来た。メーターの交換に来たのだ。 水道屋さんは年配の人で、気さくな人だった。 ちょっと世間話をしていたら、「トイレの水の流れが悪い」という話しになり、 「じゃあ、ちょっと見てやるよ」と、言ってくれ、 「なあんだ、ここ、緩めればいいだけだ。」 と言って、持っていた工具でちょこちょこっといじっただけで、私の悩みを解消してくれた。 「ありがとうございます!」思わず大喜びで言ったよ!ラッキー! 勿論、好意でやってくれた事なので、無償。ありがたいではないか! こういう時、私は無意識に 「離婚していてよかった。これが結婚中だったら大変だったな・・・。」 と思ってしまう。特に、今朝 前夫から電話があったばかりだからね。 余計な事まで、思い出してしまう。 前夫は本当に勝手で、自分は「パチンコ」だの「付き合い」だの、碌に家にも居ないのに、自分に自信が無いのか、自分の留守中に私が「浮気をしているのではないか?」と、よく疑っていた。 離婚後、発覚した事だが、当時 家には頻繁に無言電話があり、私は怯えていたが、これも浮気を疑っていた前夫の仕業だった! そんな前夫だったので、近所の人(勿論男、おじいちゃんとかね)と挨拶をするだけでも烈火のごとく怒り、 「この淫乱め!おまえはあんなジジイにも色目を使うのか?!」 と怒鳴られたものだ。勿論そんな事でシュンとしているような私でもなかったが。 そして自分は何も動かず、電球一つ変えてもくれない。 ある日、電化製品の調子が悪くなった。確か・・・エアコンだったような気がする。 で、私が「ちょっと見てよ」と言っても「・・・うん」とか「あとで・・・」とか、面倒臭そうに返事をするだけで、結局何もしない。2週間我慢したが、業を煮やした私が電気屋さんを呼び、修理をしてもらったのだ。 帰宅した前夫は「何で直ってるんだ?」と聞くので、「電気屋さんを呼んだよ。」と言ったら・・・。 前夫の顔は見る見る真っ青になり、いきなり私の胸倉を掴んで怒鳴り散らす。 「テメェ!!!オレの留守に勝手に男を上げやがって!お前はそうやって男を連れ込むのかあ!」 ・・・はっきり言って、狂ってるよね。 別に殴ったり蹴ったり・・・というのはないんだけど、言葉の暴力が凄かったのだ。 「淫売」だの「淫乱」だの「男好き」だの「おまえは男なら誰でもいいんだろう!」と、無実の私に数限りなく罵詈雑言を浴びせ続けるのだ。 この男の頭の中では、私は何百回何千回と浮気をしている事になるのだろうね。 で、この後、電気屋さんにエアコンを直して貰っただけの私は、一ヶ月以上もグチグチとねちっこく責められ続けられたのだ。私は本当に参ってしまった。 ガスの点検に訪れる人、新聞の勧誘、集金、NHK・・・前夫の嫉妬はこんな所まで及ぶものだから、日常の生活まで支障をきたすほどだ。 そんな生活を10年もしていたのだから、離婚後、どんなに生活が大変でも「楽しい」と思えるのは、納得出来るだろう。 今日のように、気楽におじちゃんと世間話をし、パッと上がってもらって、直してもらう。 結婚していた時だったら、「何で直ってるんだ?」「どういう経緯でそうなったんだ?」と、詰め寄られ、怒鳴られ、「男を家に上げた」と責められ・・・。 考えただけでも面倒臭いことになるな。そう思うと、ホント今は気楽でいい。 あの前夫の嫉妬も、自分が浮気をしていたからだ。 前夫の怒鳴り声にも負けず、喧嘩をしてきた私だったので、離婚後ファミレスで酔っ払いが来てもビビる事無く、対応してきた。本当に前夫のお陰で、強く逞しくしてもらえた。 私の持ち前の気の強さも、前夫が更に磨き上げてくれたのである。 本当に人生には「必要」な事しかやって来ない。つくづく、そう思ったのだ。 PR |
|
コメント |
ほんと、実は嫉妬深い動物ですよね!
前夫さんのようにあからさまに態度にあらわすか、我慢してそうでもないフリをするかの差はありますが。 でも、根拠のない嫉妬は参っちゃいますね! 私も、以前つきあっていた人が実はすごい嫉妬深かったんです。 もちろんうまくいきませんでしたけどね^^; 今思うとゾッとします。 人を信じることができないって、悲しいことですね。 【2007/11/0903:40】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
|
人間同士の付き合いは、夫婦であれ、友達であれ、親子であれ、「信頼」が大切ですね。
「信じる」というのは、なかなか難しい事ですが、そうしなければ何も始まりませんね。 ちなみに、「信頼」の逆は「疑い」と「心配」です。 たくさん心配してあげるのが「愛」・・・だと錯覚している方がいますが、それも違います。 ただ単に、相手を信頼していない、だけの事です。 ただ、前夫の場合、ちょっと病的でしたから、自分が思うより「トラウマ」になってるなあ~という事が多々ありますね。無意識に未だに「前夫の顔色」を思い浮かべる辺り、かなり重症ですよねえ^^ 【2007/11/0921:07】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
|
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |