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2006 06,01 01:04 |
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夜、子供達は前夫と焼肉を食べに行く予定だったが、ひょんな事から私も行く事になった。
五人でご飯を食べるなんて何年ぶりだろう。 時の流れの速さに驚くばかりだ。 こんな風に穏やかな気持ちで前夫と話せる日が来ようとは。 分かれた時は思いもしなかった事だ。 当時はただ養育費欲しさに、じっと我慢して言いたいことも言わずに来た。 でもそれで良かったと思う。余計な事を言って、こじれずに済んだからだ。 今、自分自身を癒し続けて、やっと真っ直ぐに前夫と向き合う事が出来るのだろう。 ヤツもあれから色々あって、ヤツなりに苦労したらしい。 大分マシになって来たな、と思う。 和気あいあいと焼肉を食べながら、思う。 私がもっと大人で穏やな性格だったならば、違う関わり方が出来たのではないか? 或いは、今も結婚生活が続いたんだろうか? 私は後悔している訳ではない。ただ色んな可能性が頭をよぎるのだ。 でもどんなに考えてもあの時の私たちにはあれが精一杯だったと思う。 二人とも若かったし、余裕もなかった。 今お互い成長したからこそ、こうして穏やかに話せるのだと思う。 その成長も離婚したからこそだ。 焼肉屋を後にして、前夫のバイトしている「お#$ら鑑&団」に行った。 前夫は相変わらず無邪気に 「ひでさん(私の事です)見て見て!あれがオレが書いたポップ。それでこっちが~」 と言って私に見せる。 どうやら自分の仕事ぶりを見てもらいたいのだろう。 こう言う所は変わらない。因みにこの男45になるのだ。 頭の中は永遠の少年と言うか、ガキっぽいと言うのか。行動に幼稚さが漂うのである。 その所為か未だに30代前半に間違えられる。 以前はこういう所も嫌いだった。一緒にいて恥ずかしいとよく思った。 でも今は相変わらずだなあと笑って見ていられる。 私も余裕が出たのか、それとも関係ない人だと思っているからなのか。 でもやはり、歩く時は少し距離を空ける。夫婦や家族とは見られたくは無い。 彼には家族としての情はあっても、愛情は無いのだと自分でもはっきり分かる。 しかし久しぶりにこうして一緒にいると、この人の良さも見えてくる。 素直な所や、人間らしい所などだ。 これはすぐるが一番色濃く受け継いだように思う。 すぐるもヤツも本当に人柄は良いのだ。 でもだらしなさや軽薄さなど数多くの欠点が折角の長所も台無しにするのだ。 帰って来て、すぐるのためにも厳しくせねば、と決意を新たにしたのだった。 PR |
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