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2008 02,24 23:01 |
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すぐるの顔を見たら、左頬にアザがある。
「おまえ、それ、どうした?誰かに殴られたのか?」 そう聞くと 「いやあ~オレも知らん。いつの間にか、こうなってた・・・。」 だって。何したら、そんな風になるんだ? その顔で、私の実家に寄ったらしい。 そうしたら私の父に 「どうした?その顔は?・・・分かった!お母さんに殴られたんだな?」 だとさ!失礼しちゃうよ!私は怒りんぼだが、脈絡もなく人を殴ったりしないぞ! どうも父も前夫も、私の性格を誤解してるよ! 「あいつはすぐ怒る!短気だ!」 揃いも揃って、同じ事を言うな! 大体、私は曲がった事が嫌いなだけだ。その曲がった事を、こいつらがやってるから、私は怒るのだ。 でも、すぐるのアザは知らんぞ。きっと寝ている間に、ぶつけたんじゃないか? その父が、今日すぐるに麻雀を教えていたらしい。 こら!私のいない間に、息子に碌でもねえ事、教えてんじゃねえ! どうやら麻雀のメンバーは、すぐる、父、すぐるのルームシェア相手の予定のM君、M君兄の4人だ。 麻雀は4人じゃないと、出来ないもんね。私はやった事がないから、何が面白いのか、分からないんだけど。 私の実家で、午後の2時間、やっていたようだ。 「じいじ、凄い麻雀うまいよ!」 嬉しそうに私に報告してるバカ息子。 「おまえ、M君と暮らし始めた途端、麻雀ばっか、やってんなよ!」 そうやって、釘を刺したつもりが 「お!お母さん、いいアイデア!麻雀漬けもいいなあ!」 「馬鹿!!!」 どうやら、とんでもないアイデアを出しちゃった感じ・・・。 そうなったら、独立を阻止してやる! しかし、オヤジは嬉しかったんだろうな。 私は3姉妹で母と祖母、父以外は女ばかりで、父の理解者はいなかったから・・・。 尤も、麻雀 競艇の理解者なんて、いらんけどね。 しかもM君兄弟を、父は嫌っていた。ていうか、偏見なんだけど。 昔、私がこの子達に晩御飯を食べさせたり、持たせたりすると、あからさまに嫌な顔をして 「よくあいつらに飯を喰わせる金があるなあ。」 と、嫌味を言われたものだ。 今、その子達と麻雀をしているのだ。時の流れとは、不思議なものだ。 父は一旦自分の懐に入れると、手のひらを返したように、優しくなる。 「味方」だと、見なすからだ。それ以外は「敵」なのだ。 きっと、かつての私も父から「俺を馬鹿にしている敵」と、見なされていただろうね。 ある意味、父も私と同じく「血」よりも「絆」の人なのだ。 ただ、父の場合、「低俗な連帯感」ってヤツだけどね。 要は、一緒に女を買ったり、賭け事をしたり・・・まるで、前世の私だね。(笑) しかし、動機は何でもいい。 父が、近所に居るあの愛に餓えた兄弟に、少しでも温かい手を差し伸べてくれたら・・・と思う。 今まで散々、母と一緒に馬鹿にしていたのだ。 まだ子供だというのに、何の罪もない子相手に、ネチネチグチグチ・・・。 私がもし、本当に養子を引き取るとしたら・・・。 私が真っ先に考えるのは、「どうやって私の両親からその子を守るか」と言う事だ。 世間体よりも何よりも、母のいびりを覚悟しなければ・・・。 だから、実家に行かない、縁を切る、とかね・・・。それも込みで考えるのだ。 私の両親とは、そういう人達なのだ。 その父が 「次、麻雀するなら、今度の日曜日だな。」 と言っていたらしい。きっと楽しかったんだろう。 あのオヤジが少しずつでも、変わっていってくれたらいいなあ。 そう、切に願うのだ。 PR |
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