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2006 05,26 20:58 |
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すぐるが「テストカード」なる物を持って来た。
テストの結果や順位が記されており、本人の反省や保護者の印等を押して学校に提出するのだ。 すぐるが「お母さん、一言書いて」とおずおずとカードを差し出す。 見てビックリである。毎度の事ながら、どうやったらこんな馬鹿な点数が取れるのか・・・? 点数の欄には10とか15とか書いてある。 「ねえ、もしかしてこれ点数じゃないよねえ?」 すぐるはニヤニヤ。どうやら点数らしい。 もう保護者からの一言なんて書く気も失せる。 「もう知らん」と書いておいた。 まあ、あの先生なら笑って許してくれるだろう。 因みに担任の先生は、河合純一先生である。 そう、あのパラリンピックで、水泳で金メダルを取った方である。 いま静岡県の自民党は次の参議院選で、この河合先生を候補に立てるとか何とか言ってるらしい。 でも私個人としては、河合先生が好きなので、すぐるを見捨てないで欲しいなあ。 とりあえず、私からすぐるに勉強をやろうよと提案した。 勿論、私が見るのである。 その昔、私はかなり優等生だったと思う。 でも社会に出て、学校の勉強など役に立たないと実感した私は 子供達に「勉強しなさい」と言ったことはない。 でも言わなさ過ぎた。 特に宿題もロクにやって来なかったすぐるには、知識の貯金も根気もない。 将来の事をすぐるなりに描いている事がある。 定時制の高校に行き、バイトをしながら陶芸を勉強したいと思っているのだ。 だが、このままでは残念ながら定時制の高校すら危ない。 今は人気が高く、倍率が高いので、成績の悪いものは振り落とされる。 自己管理が出来れば、かずまの様に通信制もいいが、すぐるにはあいにくそんなものは備わっていない。 そもそも定時制をなめてもらっては困る。 いや、すぐるは本来の人付き合いの要領の良さから、人生をなめている所があるのだ。 すぐるは子供、まだ楽をして良い年じゃない。 早速、歴史の教科書を開かせる。私がノートのまとめ方の見本を見せ、次のテストに備えて「こことここを覚えなさい」と指示する。 15分もたたぬうちに眠くなったとほざく。 私が歴史の問題集を探そうと押入れをゴソゴソとやっていると、すぐるが何やら見つけたらしい。 去年作った幻灯機である。それを見るなり目が覚めたみたいだ。 歴史のことを忘れ、幻灯機を触ろうとしているので「しまいなさい!」と一括。 もういい、次は英語だ。 私は豆単を作らせようとするが、九枚の英単語を書くだけですでに一時間費やしている。全くイライラする。 すぐるは「眠い」だの「肩が凝った」だのうるさい。お前は肩が凝るほどやってないだろ! 一体どっちの忍耐を育てているのやら。 それでもこうしてやろうとしているのだから、すぐるのやる気を削いではいけないと思い黙っている。 本当は「てめえ、いい加減にしやがれ!寝言なんか言ってんじゃねえ!%$&#+*&$=*~!」って言いたい。 しかし私は根性の母。産んだ責任があるので二十歳までは面倒見よう。 頑張れ、私! PR |
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