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2008 08,01 01:33 |
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今日はすぐるの高校の家庭訪問の日。
本当は三者面談の日で、場所を「学校」か「自宅」か選択できるのだが。 私は掃除が面倒なので「学校にしてよ」と言ったのに、すぐるは「学校に行くのが面倒」と言う事で、「自宅」と勝手に決めてしまった。そんな訳で、今日がその日。 担任は20代の男性。とてもさわやかな方である。すぐるは学校では楽しくやっているのか 「授業にもとても積極的で、一番質問をしてくれるので、助かります。」 と、仰ってくださった。真面目に取り組んでいるようなので、まずまず安心。 そのうち他の話題に。 「ここのお宅に、色んな子が泊まっているようですが。大丈夫ですか?」 「はい、泊まっていってます。みんな真面目で良い子ばかりなんで、大丈夫ですよ。私もいるので、子供ばかりで入り浸り・・・と言う事はないので、安心してください。私もすぐるも、煙草とお酒は嫌いですし、そんな子はここに出入りさせてませんから。私の眼の黒いうちは、そんな事させませんよ。」 そう言うと、先生は笑って頷いてくださった。 「そうですね。お母さんがいるなら大丈夫ですね。」 そんな感じで30分程話し、帰られた。暑い中の訪問、ご苦労様な事だ。 さて実は昨夜、Tを挟んで、すぐると大ゲンカをしたのだ。 「Tにお母さんを取られた」と感じた、すぐるが焼きもちを焼いただけなんだけどね。ははは。 ここ最近、私とすぐるは上手く行っていなかった。 すぐるの強い被害者意識から、態度の悪さ、横柄さ、メールをしても返事がなく、電話をしても「うるさいなあ」とすぐ切られる、勝手に家を出て、連絡もせずに帰って来て「俺の飯は?」とくる・・・。 私もすぐるに対しての不満とストレスを溜めていたのだ。 しかしこれを私は「反抗期」「思春期」「年頃」という言葉で片付けたくない! そんな時、たまたま夏休みを迎え、Tが来ただけなのだ。 私だって、何を言っても反抗的な息子より、素直に私達を信頼し、自分なりに行動し、自分を変えようとしてくれるTの方が、かわいいと感じるのは当然だろう。 それに嫉妬する、すぐるがおかしいのだから。 それですぐるをなだめようと、あやかが間に入って、懇々とすぐるに説明してくれた。 何故、お母さんが厳しい事を言うのか、それは誰の為に言ってくれているのか・・・ 一から順を追って、一時間以上かけて説明してくれたのだ。にもかかわらず、すぐるは素直に聞かない。 すぐるからしてみれば 「なんでいつも二人で言うんだ!俺だけが悪いのか!いっつも俺ばっかり言われる!」 と感じるているようだ。もっとも、すぐるが間違っていると感じるから、二人で止めるんだけどね。 それもまた愛情なのに・・・。でも家族だからこそ、距離が近すぎて見えないのだ。 あれだけ懇々と説明しても、ちっとも謙虚に聞こうとしないすぐるに、とうとうあやかがブチ切れた! 「なんでお母さんの言う事が分からないの!なんでお母さんの気持ちが分からないの!」 大泣きして、悔しがるあやか。すぐるにガッカリしたのだ。 泣き崩れているあやかを見ながら、私は思う。 私は娘から理解され、信頼されている!あやかは愚かな弟を思い、一生懸命やっている。 私はなんて幸せな母親だろう!私はあやかという「味方」がいてよかった! 結局、物別れのまま、寝る事にした。寝た頃にはもう朝の5時。 本当はお互い「分かり合いたい」と思っているのに、分かり合えないからさびしいのだ。イライラする。 そして先ほど、すぐるとサシで第二ラウンド。 今度は一日経っているので、お互い冷静に話し合う。 時間が経った事で、すぐるもやっと受け入れてくれたようだ。 「お母さんはいつもお前の事を思っているから、成功や幸せを願っているからこそ、言うんだよ。」 「うん・・・分かった。ごめん。ありがとう。」 すぐるは涙ぐんでいた。自分が愛されている事を、やっと受け入れてくれたのだ。 久しぶりに、「息子」と対面したような気持ちだ。 「Tとちゃんと仲直りして。Tは一日中、私達の事を心配してくれてたよ。」 今日、Tは自宅に帰っている。すぐるはTの家に出掛けて行った。そのまま泊まりに行くようだ。 私からもTに電話を入れる。 「T。今日は心配してくれてありがとう。もう大丈夫だからね。すぐるの事、よろしくね。」 「はい、こちらこそ。ありがとうございました。」 電話でのTの声は明るかった。 この事を通して、友情が深まるといいな。 こうした試練を通して、本当の信頼関係を作って行くんだろうね。 これからもこの子達を応援したいと思う。 PR |
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