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2007 02,06 22:14 |
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今日、すぐるが学校行事で「職場体験」をしてきた。
行って来た所は、静岡県と愛知県の県境にある農家だったらしい。 数人で行った中学生に与えられた仕事は、大根を一万本抜く、というもの。 広い畑に見渡す限りの大根が広がる中、黙々と作業をしていたらしいが。 なんと!この大根、出荷の為ではなく、捨てる為に抜いていたらしい。 温暖な為、大根が出来すぎたらしいのだ。 すぐる達も捨てる為なので、大根に傷が付こうが痛もうが構わないので、それはそれは気楽にぞんざいに扱っていたらしい。 しかし「もったいないよね~」と言いながら、抜いていたみたいなんだけどね。 すぐるは私と一緒に貧乏を経験しているし、今だって仕事が暇になると 「大丈夫?ご飯食べられる?」 と心配するほどだ。だからご飯が食べられるっていうのは「当たり前じゃない」と分かってる。 しかもすぐるは学校のベランダで野菜を育てているほど、畑仕事に興味があるのだ。 どんなに複雑な心中だったか、想像に難くない。 「最初さあ、勿体無いよねえ~って言いながらやってたんだけど、一時間も経つとホントに捨てる「ゴミ」に見えちゃうから、怖いよね。」 「マヒしちゃうんだ?」 「そうだよ。外国ではご飯食べられない人も一杯いるのにね。人間て慣れるんだなあ・・・って思うよ。」 そう、しみじみ言っていた。 憧れの農作業の現実がいろいろ見えただろう。 「あんなに一生懸命作ってたって、捨てなきゃいけないって、どんな気持ちだろう・・・」 見ているだけでも虚しかったに違いない。 何でも体験しないと分からないよね。 どんな事にも、喜び、悲しみ、怒り・・・と、あるものだ。 でも「隣の芝は青く見える」のだ。 人の事を羨んでいる人ほど、自分は努力もしないで、他人のうわべの良い所しか見ない。 その裏側の苦労や忍耐、勇気を見ようとしないものだ。 一口に「成功したい」と言っても、それは一足飛びには実現しない。 事によっては時間が掛かるし、忍耐を強いられる。 私も成功したい一人だ。そしてその為の毎日を大切に過ごしている。 すぐるも私の苦労や喜びを知っている。 自分らしく生きる事の難しさ、大変さ、周りの無理解・・・そして大きな喜び、楽・・・。 何もかも分かっていて、すぐるやあやか、かずまは自分らしく生きよう、そして成功したい、と思ってくれているのだ。 嬉しいなあ・・・って思う。 明日もすぐるはまた農家に行くそうだ。 容器を洗ったり、機器を掃除したり、地味な仕事をするらしい。 頑張ってね~! PR |
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コメント |
すぐるくん職業体験ご苦労様、今年は野菜が出来すぎて、困るらしい、JAが畑ごと出来過ぎた野菜を処理費用を出してくれるとの事だから植え付け本数に対して費用が出るのでタダであげる事も出来ないそうです。ここにも市場経済主義が出ています。
2月にしては暖かい日で少しは良かったね。 変身した橋村さんを拝んで見たいです。 |
照れ臭いですな。でも、顔が変わった訳ではないので。
いっそ、整形でもするかあ? すぐるは内緒で大根を一本、もらって来ました!よかったよかった。 【2007/02/0821:08】||はしむら#99af3740ce[ 編集する? ]
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