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2007 06,29 22:08 |
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かずまから、またメールが。
「この前、一位取った後、二日続けて0件・・・。いやになった・・・。」 思わず、はははって笑っちゃった! 世の中、そんな甘くはないからね。 大体、初っ端から飛ばしてたら、絶対天狗になるよ! 「自分の中をみなさい。調子に乗ってはいけないと、強く自分を戒めたんじゃないの?」 そう、返事をしておいた。 全ては上手く回っている。 上手く・・・というのは、お金が儲かる、とか、地位があがる、とか、言うことではない。 自分の人生の目的に合わせた成長が出来る・・・という事だ。 全て必要なのだ。挫折も葛藤も悩みも苦労も・・・。 さて、あやか。 今日は我が家に帰って来ているが、最近どこのバイトに行っても 「どうしてそんなに働くの?」 と聞かれ、かと言って正直に言う事も出来ず、悩んでいるらしい。 「自立したいから・・・」「自分を試してみたいから・・・」 と言っても、納得してもらえず、 「免許が欲しいから・・・」 と言っても「そんなの親に出してもらえばいいじゃん。」 て、言われ・・・ 「どうして『自立したい』って言っても『何で?』って言うのか、意味が分からん!日本人に自立心はないのかね?!!!」 って、怒ってるよ。気持ちは分かるけどさ。 「働いて何が悪いの!!!働いてると何か責められてるみたいだしさ!だって自分の為じゃん?!」 本当にそうなんだけどね。 でも、日本の社会全体が依存してるから、自立している子をみると、驚きを通り越して、恐れを感じるのだろうね。 私もあやかと同い年の頃には、高校へ通っていたものの、早く一人暮しをしたくて堪らなかった。 でも「一人暮しをしたいで~す!」って言ったって、何にも出来なければ、親だって許してくれないだろう。 しかも、心配性で世間体ばかり気にする親だ。 じゃあ、安心させればいいんだね・・・と思い、家事を積極的にやり、 「私はこんなに出来るから大丈夫でしょ?」 と売り込む作戦に出たのだ。 当時、部活も辞めてしまったし、禁止されてたバイトは見つかって停学処分を受けたばっかだったので、私は暇だった。 3時過ぎには家に帰っていたので、帰ると玄関にカバンを置き、そのまま洗濯物を取り込む。 それからたたみ、しまう。 それから着替えて、昼に母が食べた後の片づけをし、米をとぎ、味噌汁を作ってる頃、母が買い物から帰ってくるのだ。 散々長話をしているから、買い物に行くと長いのだ。当時、母は専業主婦だ。 それから一緒に毎日のように晩御飯を作っていた。 当然片付けも自分がやったし、洗濯も自分の下着だけは自分で手洗いした。 とにかく、親の世話になりたくなかったからだ。 バイトをしていた時も、食費を入れようとしたくらいだ。 それは母親に断られたけどね。 「そこまでされると、さびしい。」だって。 だって、私はこれ以上「育ててやった」だの「あんたらがいるから我慢している」だの、そんな愚痴を聞きたくなかったのだ。 それから自分で決めた「一日一冊本を読む」事も3年間、実行し続けた。 中学までの一日2冊には及ばなくても、とにかく自分が決めた事は、やり続けた。 自分のバイト代から、英語の教材や心理学の通信講座の受講料も出した。 進学はさせない、と言われていたから、自分で奨学金の出るところを必死になって探していた。 特に塾には行ってなかったが、高校では常に上位にいたから(大した高校じゃなかったから、というのもあるが)、自分でも思うけど、よく出来た娘だったと思う。 現に、母は私の事を未だに「いい子だ」と思っているのである。 私がどんなに心の中で軽蔑し蔑んでいたか、知らないだろう。 そして「一刻も早く、あんたから離れたいからだよ!」と思っていたなんて、きっと知らない。 それ故、自立心が強く、今に至るのだ。 今の私があるのは、あの愚かな母のお陰だ。 自立をしようとしていない人達は、きっと幸せな家庭なのかもしれない。 でも、そういう人達が、親に出してもらって当たり前、と思い、あやかに 「何で?親に出してもらえばいいじゃん!」 と、言うのだろう。 しかし。そろそろ大人になる、と言う自覚を持ったほうがいいだろう。 いつまでも甘えているのは「恥ずかしい」と思った方がいいのでは、とお節介ながら思うのだ。 その「当たり前」は、やがて結婚後、パートナーに向けられる。 でも相手だって、男だからといって完璧ではない。 みんな自分の事で精一杯だからね。 この前やってきた私の同級生も、聞きたくない旦那様の愚痴ばかりだった。 自分は専業主婦で、子供だってもう幼稚園に行ってると言うのに 「旦那が・・・してくれない」「こうしてくれない」 と要求ばかり。 でもそういう人ほど、自分がしてあげようという発想はないのだ。 それじゃあ、仕事でクタクタになって帰ってくる旦那さんは可哀相だ。 お互い自立をする・・・というだけで、きっと結婚後の愚痴はほとんど解消するだろう。 愚痴の裏側には「期待より、やってもらえなかった」という事がよくあるからだ。 その大本は「女の子だから・・・」という育て方にもあるのだろう。 でも男でも女でも、自立するべきではないか。 人間として、どう生きるか・・・こっちの方が大事なように思う。 PR |
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コメント |
なんてしっかりしたお子さんたちでしょう!
私がその歳の頃なんて、な~んにも考えてなくてノーテンキな大バカでした。 (今でもノーテンキは変わりませんが) だから私にはとても耳の痛いお話しです^^; 私はまさに甘やかされ、過保護に育てられ、依存心ばかりが強い子どもでした。 そしてそのままいつまでたったも大人になりきれない・・・ダメ人間になってしまいました。 だから偉そうなことなんか言えないんです、ははは。 ただ、今は橋村さんの言葉の一言一言が心に響くんです…そして、遅ればせながら変わりたいと思っています。 人生の半分は過ぎてしまったこの時期になり、 はじめて真剣に考え始めてるんです。 遅いかもしれないけど、でも気づいてよかったと思ってます。 なかなか現実はキビシイですけどね(笑) それにしても、橋村さんってスゴイ方ですねー! ますます尊敬してしまいます。 【2007/06/2922:49】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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照れますなあ・・・。
でも人生気付いた時がスタート! 遅いという事はありませんよね。 だって大抵の方は、気付くことなく人生を終わってしまう方が、ほとんどですもの。 お互い精進しましょう! 私も頑張りま~す! 【2007/06/3023:32】||はしむら#99af3740ce[ 編集する? ]
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数年前図書館で読んだ愛蔵版の「はだしのゲン」の15巻の最後に、ゲンが土にこの言葉を掘っているシーンがあり響きました。
近年、風俗で働くようになり既婚男性の家庭内愚痴を聞くようになりました。勿論成人しているんだけど、話し方から考え方(精神面)まで、幼稚だ…と思えてしまうのです。 親から自立してるハズの既婚者なのに、全て家事、子育ては、奥さん任せ…。そして「日々手応え無くて…」と言っている。 物事に手応えをつけるもつけないも自分次第なんですよね(≧∇≦)。 最近、年金制度も代わり離婚しても旦那さんの支払った年金が扶養者に分割されるようになりましたが、どこまで依存的なのか?と思います。 橋村さんの自立した生き方も素晴らしいですが、私の知人の30代前半バツイチ女性は「別れた旦那から慰謝料なんか貰ったら、せっかく別れたのにケチがつく!」と言って一切貰わず、無一文からスタートさせた方がいますょ。 【2007/08/2123:14】||なめこちゃん#920b57858d[ 編集する? ]
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そういう方もいますね。そういう考え方もありますし。
でもやはり子供を作ったと言う責任を「取らせる」のも、前夫の為になるでしょう。 自立は頼らない事ではありませんし、別れても子供にとって父親である事には変わりは無いのです。 そして、「養育費」は子供が貰うものなので、母親の一存で「いらない」と言うのは、子供の権利を奪う事にもなるのです。 自分に落ち度がないなら、出来るだけもらった方が、前夫にも子供の為になるでしょうね。 後は子供が冷静に判断しますよ。ふふふ~。 【2007/08/2200:12】||はしむら#99af3740ce[ 編集する? ]
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そっか…お子さんが…ですね(笑)。職場の方は子供がいないのですょ…。
【2007/08/2201:14】||なめこちゃん#920b57858d[ 編集する? ]
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