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2007 07,19 21:32 |
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昨夜遅く、またかずまから電話が・・・。
「どうしたの?」 「もうダメ!退屈で死んじゃいそう・・・。契約取っても嬉しくないし、取れなくても悔しくないし・・・。」 「そりゃ!末期症状だね。ははは~!」 思わず笑っちゃったもんね!仕事が「終わる」時なのだ。さあ、私からの質問。 「友達になりたい人は、職場にいる?」 「いない。もう辞めちゃった。」 「尊敬できる上司や刺激を得られる人は?」 「いない。あのカリスマ上司も3日前に辞めた・・・。」 「そう。じゃあ、もう辞めたら?それ以上いても時間の浪費だよね?」 「ホントに?本当にお母さんもそう思う?」 「うん。」 「よかった~。実はもう辞めたかったんだけど、生活もあるし、不安だったんだけど、でも『生活の為』って割り切れないしさ。」 「じゃあ、出勤を半分にして、違うバイトを掛け持ってみたら?」 「オレもそうしようと思って、情報誌を貰って来た所だったんだ。ダブルワークもいいかな・・・と思ってさ。何せ今の所は時給がいいんだよね。」 「書きたくなる時が来るまで、適当に楽しんでやりなさい。それよりも深く付き合える友達を作る事!」 「そうだね。今のオレにはそれが仕事よりも一番の課題だね。」 そうなのだ。かずまは広く浅く付き合えても、本音を語り合える友達を作るのは苦手なのだ。 それはかずまが小さな頃、一人で留守番したり、本を読んだり・・・ 気が付けば幼い私と同じような事を、私はかずまに繰り返させていたのだ。 私も忙しく、心の余裕がなかったからね。 先日かずまが帰省した時、それをテーマに癒したのだ。 人は皆、知らず知らず誰かを傷つけているものだ。 でもそんな傷も欲しくて、人生を選んでくるんだけどね。 かずまも私同様、「甘え方」を知らないのだ。 だから人の領域に踏み込んでいく「本音の会話」「本物の付き合い」というのが怖くて未だに出来ないのである。 私は結婚やセールスの仕事を通して、学んだのだ。 「あんたも本当の人間の付き合い、というものを学ぶ時だね。これが出来なければ、『文学』は書けないよね。」 「オレもそう思う。あ~!!!本当の友達が欲しい!」 「ははは~!」 「ありがとう。お母さん。やっとワクワクしてきたよ。頑張るね。」 そう言って電話を切った。 かずまもいろんな事にぶつかって行くだろう。 でもそれを自力で乗り越えなければいけないのだ。 私は少しヒントを与えるだけだ。 「私、お金は送らないからね。着物買っちゃってさ、余裕がないから、ごめんね。」 「大丈夫。分かってるって。自力で乗り越えなきゃいけないんだよね?でないと離れて自立する意味がないモンね。だからアテになんか、してないよ。」 「ははは。分かってるじゃん。」 かずまも自分の課題を思い出したようだ。 そうしたら、もう大丈夫なのだ。 きっと仕事に醒めるのも、次の場所に行かなければならないからだ。 もしかしたらそこで友達が出来るかもしれない。 きっと必要な出会いを引き寄せていくにちがいない。 私はそう期待している。 PR |
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コメント |
10年前、付き合いかたを失敗してお互い傷付けあって離れたら友人と再会。今度は、お互い腹を割って話せるようになってた。これを年の功と言うのか?癒された?と言うのか?
まあ、かずまくんも、遠回りしても良い友人に恵まれますように 【2007/07/1922:56】||なめこちゃん#2cddc8ffad[ 編集する? ]
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本当心を許せる友達がいるって、なんてありがたいことなんだろうと思います。
お金では買えませんからね。 精神的に大人なかずまくんなら、きっと親友できますよ。 【2007/07/2003:03】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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猫同様、うちの子達の成長を見守っていただけたら、と思います。
ホント、親友が出来るといいな! 【2007/07/2019:00】||はしむら#99af3740ce[ 編集する? ]
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