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2008 08,08 00:08 |
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昨夜はTとS君が泊まっていった。
すぐるは、「泊まって」と人を呼びつけておいて、放置。先に寝てしまった。 それで最近の習慣のように、私達は朝方まで起きていて、喋っていた。 常々S君には、「逃げ」を感じていたので、ちょっと深い話もしたかったのだ。 そうしたら、ちょうどS君もすぐる達に刺激されたのか、「自立したい」と言いだした。 S君も夜間高校に行っている。今は三年生の18歳。 先日バイトを辞めたばかり。それからはゲーム三昧だったようだ。 この子は本当は「音楽」が好きだ。歌うのが好きで、ギターをちょっとかじっている。 でも「もうちょっとしたら、パソコンの学校に行こうかな」と言っていた。 でも、正直言って、この子から「本当にパソコンやりたい!」という情熱は伝わって来ない。 それに「自立したい」と言う割には、働いてもいない。 夢ばかり、口ばかりなのだ。 私は堪りかねて言う。 「あんた、本当はどうしたいの?パソコンは本当にしたい事?困らないように『保険』を掛けようとしてるんじゃないの?でもそれでいいの?後で、自分の人生に後悔しない?」 S君は黙り込んでしまった。 「おかあさん(私の事です)、イタイトコ、突くなあ。・・・そうかも。」 「なんで、安全な道ばかり、行くの?それが悪いとは言わないけど。でもあんたには、合わない気がするよ。」 試しにタロットで占ってみる。「音楽」か「パソコン」か。案の定の結果が出る。 パソコンの専門学校は・・・ズバリ「孤立」と出た。この子は、肌の合わない子達に囲まれ、消耗するだろう。 一方音楽は、やりたい事をやれる「達成感」と喜びが表れている。その代り、経済的には苦しくなるだろう。 それに本当にやりたい事は、自己責任だ。誰の所為にも出来ない、厳しい道だ。 「苦しくても、自分らしく生きなさい!例え成功しなくても、そこから道筋が見えてくるよ。」 S君は泣いて聞いてくれた。 「怖かった。本当にやっていいのかなって。親は『好きな事をやれ』って言ってくれるのに、怖くて出来なかった。」 S君の家も複雑だった。 幼い頃に両親が離婚し、間もなく母親は再婚した。 その後、弟妹が生まれたが、それがどこか自分の居場所がないように感じていたのだ。 愛されている・・・という自覚もちゃんとあるが、何年も一緒に住んでいる義父に心を開けないでいた。 それに母親と義父も上手く行ってないのも、彼の居場所を無くさせていたのだ。 だから彼も家にいない方が多い。 それから彼の大きな心の傷が、自分のお父さんの暴力だった。 お父さんがお母さんに手を挙げるのを見て、幼いながらにしっかりと焼き付けてしまったのだ。 「暴力は嫌だ」彼はハラハラ泣きながら言う。 無意識に、本当に無意識なんだけど、彼はお母さんの顔色を窺っていたのだ。 やりたい事をやれ、と言われているにも拘らず、どこか安心させたい、安全な道を・・・と、行こうとしていたのだ。 「逃げちゃ駄目だよ!怖い事から。それからまず、しっかり自立しなさい。そうしたら東京や名古屋に行って勝負したくなった時、迷わず行けるよ!頑張って!」 あやかが言うには、S君は自分の生みのお母さんより、実は義父の方が縁が深いようだ。 「今だけだよ、S君。もうちょっと大人になったら、きっとお義父さんとも分かりあえるよ。」 あやかもそう励ます。 S君はとても小柄で(160センチもない!)綺麗な顔をしている。女の子みたいな子だ。 女の子にもモテるし、愛想も良く、甘え上手。はっきり言って、「ヒモ」要素満載! だから自立は必須だ。何としても、自立を成功させてほしいね。 S君は「帰り道でバイトを探す!」と決意して、夕方帰って行ったのだ。 頑張れ!S君。 PR |
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コメント |
ご無沙汰しておりますm(__)m 今、そば屋でお手伝いさせていただいております。盆も近く、しばらく休みがありません(;^_^A が、家にいるより、ずっと良い。 今は、あたりさわりなく、いつでも出ていけるよう過ごしています。 橋村さんが、今の仕事しているうちに、またお伺いさせて下さい(^^)
【2008/08/0800:30】||奥山#92ca4cbf23[ 編集する? ]
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おそば屋さんですか!ざるそば、美味しそう!今は大忙しでしょうねえ。
無理せず、頑張ってくださいね!!! 【2008/08/0819:38】||はしむら#555141b1dd[ 編集する? ]
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