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2006 06,10 23:23 |
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さっき、あやかがバイトから帰って来て、
「お母さん、線香焚いて」と言う。 あやかを見ると、後ろに青い顔をした女の人が立っている。 思わず「あははー」と笑ってしまう。 さて彼女の為に線香を焚くとしよう。 ここら辺はかなり田舎だし、国道があっても一本裏の道に入れば、夜は本当に真っ暗なのだ。 あやかのバイト先からうちまでの道、約4キロを自転車で行き来していたが、途中結構気持ち悪いスポットが何箇所かあり、あやかはよくお持ち帰りをしてしまう。 女の人はまだ洗面所の辺りでボウっとしている。 「まあ入りなさいよ」と声を掛ける。 そこに立ちつくされてても何かねえ・・、目障りというか、うざいというか・・。 うちでは今更誰も怖がらないし、別に珍しい存在でもないが、少々面倒臭いだけだ。 女の人はすうっと部屋に入ってきた。 あやかはご飯を食べ始め、私はテレビを見て、かずまはパソコンに向かってるし、すぐるは私の横で書き取りをしている。 誰も気に留めてない、むしろ忘れていた。 大分経ってから私が思い出して 「あれ、そういえばさっきの女の人は?」 と聞くと、あやかが 「さっき成仏したみたいだよ」 と言う。あっそう、ていう感じだ。 あんまり面倒臭い時は守護霊に丸投げしてお任せしちゃう。 でもこき使いすぎて、たまーに守護霊達が竹ひごの様に細く青くなっている時もあるので気を付けてあげないと。 何事も甘えすぎてはいけないね。またお義母さんに怒られちゃうよ。 「あんたいい加減にしてよ!」って言われそうだ。 たまには守護霊達の為に線香でも焚くかな。 PR |
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