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2006 08,21 22:24 |
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昨日は名古屋での仕事を終え、朝4時頃帰って来た。
家に入ると、なんとすぐるは起きており、「おかえり」と出迎えてくれた。 「なんで寝ていないの?」と言うと 「昼過ぎまで寝てたから、眠れない」だって。あっそう、ていう感じ。 それはそうと、すぐるから衝撃的なニュースを聞いた。 「今日、S君がとうとう死んじゃったよ」 と言うのだ。これも言いたくて起きていたのだろう。 S君というのは、高校一年生であやかより一つ下、すぐるにとっては2学年上の先輩になる。 こんな小さな町なのであやかもすぐるも小さい時から顔見知りであり、つい最近もすぐるはS君と挨拶をし、少し話をしたばかりだった。 18日、S君は7人の同級生達と舞阪町の海で水遊びをしていた所、高波にさらわれ、500メートル沖まで流されてしまった。 一時行方不明のニュースが流されたが、間も無く救助され、意識不明というニュースを聞いていた。 私達は「助かってくれると良いね」と、回復を祈っていたのだ。 しかし、20日の朝早くに亡くなってしまったらしい。 非常に残念な事だ。 年の近い知り合いが亡くなるというのは、少なからずあやかやすぐるにはショックだったろう。 私にしても、自分と子と同じ位の年頃の子が亡くなるというのは、人事ではない。 親御さんはどんな気持ちで居る事だろう。 それを考えると堪らない気持ちになる。 ここら辺一帯の海は遊泳禁止である。 それは、一見穏やかに見えるが非常に危険な海で、引き潮が強く思ったよりも深いのだ。 今まで地元の人間は泳いだ事は無い。怖さを知っているからだ。 毎年、何人か亡くなっているが、今年はすでに5人の人がこの海で亡くなっている。 中学生や高校生の、特に男の子は、無茶をしたがる年だ。 しかしS君はとても大人しい子で、どちらかというと流されて生きている、というタイプだ。 S君が「泳ぎに行こう」と誘うとは考えにくい。 あるいは、本当に水際で遊んでいるだけのつもりだったのかもしれないが。 しかし不幸にも台風の影響でまだ波が高かったのだ。 時には自分で考え、判断し、断るのも勇気である。 かと言って、全ての事に「ダメ」と言って、親が体験を取り上げては子供は判断力を養えない。 どの程度体験させ、判断させたらいいのか、本当に迷う事であり、難しい。 私は仕事柄、色々な悩みを聞くことが多いが、思わぬ危険がたくさんあり、それを知らずにのんびりしている親が多いのに驚かされる。 塾に入れたら安心とばかりに、生き方を教えていない親が多いと感じている。 学校や塾は生き方を教えてくれないのにね。 私達は改めて線香を焚き、S君の成仏を祈った。 S君の来世が素晴らしいものになるよう、S君に伝えたのだ。 PR |
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コメント |
はい、そのニュース聞きました。子供達の言っている通り、高波にさらわれたと思います。200回に1回は大きな波が来ます。以外と波打ち際で遊ぶと慣れた時に襲い掛かります。自然を軽んじるなかれです。仲間の1人新居高生が居るようで、今日先生が慌てていました。教訓としては、大人がしっかりと危険を伝えなければいけませんね。
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自然を舐めちゃいけませんね。
しっかりと危険を教えるべきだと思いました。 でもその大人が水難に遭ってるんだよねえ・・・。 もっと「危険」を声を大にして言う必要がありますね。 【2006/08/2210:05】||はしむら#99af3740a7[ 編集する? ]
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ですよね。
ただ、10-20年前の中学生よりも、自然の猛威の恐ろしさを知らない子供増えたと思います。 橋村さんが仰る「のんびりした親が多い」というのは、なっとくです。昔は、無茶をすれば、親や教師が一体になって叱っていましたね(行き過ぎ体罰はいただけませんが) 【2006/08/2210:26】||猫村#5774695a63[ 編集する? ]
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今回のブログの件、先日長男へアドバイス頂いたことと同じことですよね。6歳ながらも、人に同調してします・イヤと言えない性格だということはよくわかりました。これから楽しさも、怖さも体験できるような機会を増やして行きたいと思いました。Sくんの、そしてこの夏水難事故に遭われた方のご冥福を心からお祈りします。
【2006/08/2213:36】||たなか#92c90d2ce4[ 編集する? ]
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本当に他人事じゃあないですよね。私もすぐるたちに重々注意をしました。お宅のお子様達が健やかに育ちますよう、応援しております。でも貴女ならきっと大丈夫!よいお母さんですよ!
【2006/08/2315:18】||はしむら#99af3740a7[ 編集する? ]
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