2024 11,24 00:06 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 02,25 19:09 |
|
用事を済ませた後、すぐるを伴って、夕方実家へ顔を出す。
まだ帰って来ないクロの事が心配だったからだ。 母は大分寂しいのか、しきりにクロの話をしている。 私も気になるので、ちょっくらクロを探しに行こう。 「クロ~」「クロ~」 と呼ぶが、さっぱり返事はない。 今朝も昨日も、クロらしきネコが玄関で鳴いており、母が飛び出して見に行くと、黒猫はすっ飛んで逃げていったと言うのだ。 しかも、首輪もなく遠目だった為、クロかどうか判別出来なかったようだが。 それでもあきらめずに探そう。 ここで母に変化が。 実家の裏に住んでる近所の女性を目聡く見つけた母が、急いでその女性に近づき 「あんた、具合はよくなった?」 と、声を掛け、尚且つ 「あのさあ、うちで黒猫を飼ってたんだけど・・・」 と説明をし始め、さらに 「こういう訳だから、見掛けたら教えてよ。悪いわねえ」 と、協力を求めているではないか! あの内向的で、近所づきあいも消極的な母が、可愛い黒猫の為にはこうして頭まで下げれるんだ? 「へええ~・・・」 とすぐると顔を見合わせ、笑っていたのである。 母は本当に気が小さく卑怯なので、私が小さな子供の頃だって、孫が小さくたって、決して自分は矢面に立たなかったのだ。 先日も図書館(実家の向かいにある)のカードを失くしたので 「あやか、ついてって」 と言い、頼んでいた。 あやかは図書館のカウンターに行き、カードの再発行をお願いすると、受付のおばさんは横柄な態度(ホントにここのおばさんの態度はデカイ!何様なんだ!って言いたいくらい)で 「困りますね!」 と言い、あやかに向かってグチグチネチネチ言い始めたらしいのだ。 あやかは困ってしまって、母に助けを求めようと「ばあば・・・」と振り返ったら・・・ 「あたしゃ知らん・・・知らんでね・・・あたしゃ、関係ないよ」 と言って、遥か彼方まで後ずさりしているではないか! まあ、母らしいので私は笑って聞いてたが。憤慨するあやかに 「あれじゃあ、お母さんが小さい頃からしっかりするのも分かるけどね」 と納得された。私の母とはそういう人だ。 しかし、どうだ!孫の為に自分で対応出来なくても、ネコの為ならやれちゃうんだ! ふう~ん・・・そりゃあ私らもビックリしちゃうよ。 もしかして、クロが母を成長させてくれたのか。 或いは、成長させる為に起こした事なのか。 でも、何でもいい。クロが無事に戻ってきてくれれば。 早く帰って来てくれる事を願うのだった。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |