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2006 05,18 00:52 |
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私は今日一日、母に付き合う約束をしている。
週に一度は親孝行というか、母をかまってあげる日を作っている。 最近はそれが習慣のように定着している。 とにかく母はかまって欲しい人である。 自分では何にも出来ないと思い込み、 昔から「出来ない」「分からない」「知らない」の三拍子だ。 おまけに被害者意識が強く、自分では何一つ努力をせずに人のせいにする、 典型的な依存心の塊のような人だ。 以前はそれが煩わしく逃げ回っていたが、自分の為に・・というか 自分が楽になる為にこういう日を設けることにした。 私自身を癒したことで随分向き合い易くなった。 さて今日は買い物である。 来月親戚の子の結婚式に着ていく服が欲しいとか、仕事場に穿いていく作業ズボンも買わないと・・とか、あれこれ言っている。 私は「はあ」とか「ふうん」とか相槌を打つ。 大抵母の話はいつも同じような話が多い。 父の事、仕事の事、自分の血圧について、昨日食べた物、便通の事、 どれも私にはどうでも良いことばかりである。 「はあ」「ふうん」「へえ」「ほお」と会話はハ行で成り立つ。 しかしそこは営業の元プロハシムラである。 いかにも聞いているかのように返事をする。 本当に母の話はつまらない。何度も「もう聞いたよ」と言いそうになる。 でもその一言でたちまちいじけて「私なんか死ねば良い」だの 「どうせ私は・・」だのが始まるので、何年も言ってない。 しかし辛抱強く聞いたおかげで母は随分いじけなくなった。 ほとんど愚痴を言わなくなり、むしろ私の気を引こうと何かと気を使うようになった。 これは母にとって大進歩である。 同時に自分が行動する事で、結果母が変わったと言うのが私にとっても大きな喜びと自信にも繋がった。 買い物の後は決まってうちでご飯を食べていく。 私は母の好物を作り満足するよう努める。 そして今日の親孝行の〆はカラオケである。 勿論母が支払う。母のお返しと言ったところか。 盛り上げ役のかずまがいないのでちょっと味気ないが仕方ない。 こんな感じで今週の親孝行は終わった。 しかし私は苦痛ではない。むしろ楽しんでいる。 信じられないだろうが、両親と二年前まで絶縁状態だった。 警察をはさんで揉めてた事もある。それも五年前の出来事だ。 許せないような出来事ばかりだが、許したというより諦めたんだな。 私自身子供達に霊視をしてもらい、その都度催眠で何度も何度も癒した。 未だにまだ両親に憎しみが湧いてくるときもある。 僭越ながら催眠と言うのは凄いと思う。 自分自身あんなに憎んでいたのに今とても冷静にそして楽しんでいられるのだから。 私は今こんなに楽な気持ちでいられることがとても幸せだ。 PR |
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