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2007 12,22 22:29 |
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朝8時、庭から「ニャーニャー」という声が聞こえる。
きっと、ライちゃんだ! 寝ていた私は飛び起きて、見に行く。やっぱりライちゃんだ! ライちゃんは、ご丁寧にリードをくっ付けたまま、帰宅した。 思わず、「よかった~!」という声が出てしまう。 実に、一日半ぶりの帰宅だったよ。 おかえり、ライちゃん。無事でよかった。 後は、しのちゃんだけだな。 こいつは本当に帰ってくるのかな。懐いてないから、捕まえるのは不可能だし。 自主的に帰ってくるのを待つしかないな。 さて、猫の話題はここまでにして・・・違う事を書きましょう。 今日は私の過去、9歳の事を書きます。 9歳とは、ある意味、わたしの節目の年だった。 以前も書いたが、「転生輪廻」という本に出会ったからだ。 この事が書きたくて、過去の事を書いていた、と言っても過言ではない。 そして、この年を境に、父親との確執が決定的になったのだ。 この頃になると、本も読んでいた事だし、いろいろと自分なりに知恵をつけていた頃である。 だから自分の両親の事も、かなり冷めた目で見ていたのは、間違いない。 しかも母親は事ある毎に、私に父親の悪口や愚痴を吹き込んでいた。 例えば「あの人、馬鹿だから、漢字も読めん。」(本人も大した差はないが・・・)とかね。 それをまともに聞いていた私は、自分の父親をかなり馬鹿にしていた。 実際、父親は小さい頃からマージャンばかりしていたから、小3程度の「昼食」という漢字も「ひるしょく」と読むくらい、無知だったのだ。だからそれを聞いた私は、思いっきり馬鹿にしたし、勿論本人のプライドが思いっきり傷つくくらい、大笑いもしたのだ。 当然、父親は面白くない。 でも私は母親の肩を持ったつもりでいたのだ。当然母も笑ってくれると思ってた。 ところが、私は母に思いっきり叱られたのだ。 「お父さんに、そんな事言うんじゃない。私が怒られる!」 ってね。自分が私に吹き込んだ事は、棚に上げて。 今の私なら、勿論同じ事を言って、子供をたしなめただろう。 しかし、その元凶が本人だっていう自覚がないから困る!しかも自分の都合でね。 しかも母の汚いのは、父の面前ではそうやって怒るくせに、父がいなくなると、途端に態度が変わり 「ねえ、ひるしょくだって!(笑)馬鹿じゃん!」 と言って笑い、父が帰ってくるとまた態度を変え 「ねえ、ひでみは本当に口が悪い。」 と言って、告げ口を言う。私を人身御供に差し出すのだ。 私が母を「風見鶏」と呼ぶのも、こうした癖からだ。 これは今も健在の癖だ! それで私も気を付ければいいのに、そこはまだ9歳の子供。「黙っている」、とか「腹に収めておく」、ということは出来なかったのだ。それが出来るようになったのは、営業をするようになってからかな。 それまではいつも真っ向勝負を挑み、両親相手にボロボロになっていたものだ。 これもまた「適当」とか、「聞き流す」とか、言う訓練をさせられていたのだ。 そして母がまいた種であっても、庇ってもらった覚えなど、一度もないのだ。 ある日、一番下の妹が(当時4歳)、これまた意地悪だったが、近所の嫌いな子(この子も意地悪!)が通ると、通れないように通せんぼをして邪魔をしていたようだ。 それを食卓で、母親に自分の武勇伝を語っていた。 「今日ねえ、**ちゃんを通せんぼして、意地悪してやった~!」 それを母親はニヤニヤしながら、例の魔女笑い発動。 「ヒッヒッヒ~。もっとやってやんな!」 だってさ。そこは、怒る所だろう!馬鹿な母親。 勿論、現在の妹は良い大人で、そんな事はしない。妹の名誉の為に言うが。 しかし、このような母親の態度は、明らかに私をガッカリさせたのだ。 今までの一連の行動にも憮然とした不満があったが、この時にはっきりと 「ああ・・・この人はダメな人なんだ・・・」 と思ったのを覚えている。 自分が親を抜いた、と自覚した瞬間だったからだ。 それはとても寂しい事だ。 でもそれは遅かれ早かれ、やって来るのだ。 私はたまたま、人より20年くらい早かっただけの事なのである。 勿論、私は知っていた。 私はまだ子供で、無力で、一人では生きていけない、だからこの人達に頼らざるを得ないのだ、と言う事を。 でも「大人」というのは、そういう事ではない、という事も知ってしまったのだ。 その後・・・である。「転生輪廻」に出会ったのは。 だから「自分で全て選んで来る」と知ってしまった時、どれだけ絶望したか、お分かりだろうか? ホント・・・余程、前世で悪い事をしてたんだな・・・と思ったのだ。 しかし、周りの大人が取る矛盾の行動に、私は答えを求めるように、ますます読書にのめり込んでいったのだ。 しかし、このような母親の馬鹿な行動は、山のようにある。 というか、行動の全てがアホらしい!といっても過言ではないが。 今は、すこ~しまともになった・・・ような気がするけどね。 私は母から殴られた訳でもないし、蹴られた覚えもない。虐待された訳ではないが、しかし・・・。 きっと私は母に、本当の意味で「愛されたかった」のだと、思う。 公平に、冷静に、理知的になって欲しかったのだ。 でも私は、あの人を母に選んだ。それは「反面教師」という形で。 そして私は、「あんな人みたいになりたくない」という一心で、ここまで来た。 そうして母は私の為に、立派に「分からんチン」の役を、全うしているのだ。 全ては上手く回っている! 万歳!私の人生! PR |
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