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2007 11,05 23:31 |
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今日も特に書くの事がないので、昨日の続き、ファミレスの思い出話でも書きましょう!
いやあ~、面白いから書いてくれ、書いてくれ、って言われたからさあ・・・。 え?誰も言ってないですか? 内容が犯罪スレスレだったら、目を瞑っててくださいませ! 私は以前4年間、深夜~朝のファミレスでバイトをしていた。 その時、私より丁度10歳若いAちゃんと意気投合し、非常に仲が良かったのだ。 当時私は30歳、彼女は20歳。 彼女は小柄で華奢な体系をしており、目の大きな美人だ。 ちょっと前までクラブに勤めていたので、メークもどこか水っぽい。 深夜でのフロアで二人きりで仕事をする事が多く、帰りは私の車でAちゃんを自宅まで送ったりしていた。 私がAちゃんを可愛がっている事に、彼女自身も恩に感じていてくれたのだろう。 今時の子、という「軽さ」もある反面、ちゃんと「感謝」をしてくれる子だったから。 Aちゃんは暗い過去など物ともせず、非常に快活で面白い子だった。 私は彼女の逞しさと個性的な所が大好きだったのだ。 私はAちゃんを「Aちん」、彼女は私を「ハッシー」と呼んでいた。 私達はそれぞれの家庭の事情を抱え、それでも前向きに楽しくやっていた。 ある日、酔っ払いの客が数人の部下らしき若い男女を連れて、大意張りでやってきた。 「また面倒臭い客だあ~。」と内心思っていた。 しかし仕事だから仕方ない。涼しい顔をしてオーダーを取りにいく。 酔っ払いの中年男は偉そうに 「おい、おまえら、好きなもん頼め。おい!姉ちゃん!ビールだ!ビール!ビール持って来い!」 と言っていた。部下らしき女性は目で「すいません・・・」と言っているようだった。 内心「気持ち分かるよ!あんたらもお守りが大変だねえ。」と思いつつ、過去に前夫の為の尻拭いで、さんざん謝っていた自分の姿と重なるのだ。 しかし!気分が悪い!たまらず傍にいたAちゃんに 「聞いてよ。Aちん!あのジジイさあ、ムカつく~!」 と話すと、Aちゃんは 「なにい~?それは許せん!あたしのハッシーに!ちょっと待ってな。あたしが敵を討って来てやる!!!」 と意気込んでいる。私はニヤニヤしながら 「何すんの?」 と聞いたら。 「料理を運んだ時、ここぞとばかりにクッサイ屁をコイて来てやるよ!」 私は腹を抱えて大爆笑していた。えぐえぐ涙を流しながら、 「頼むよお!」 とエールを送っていた。 ホント言うと、彼女にこういう事を言ったら、何か「やってくれるな!」と淡い期待をしていたのだ。 そして、いつもこういう奇想天外な方法で、何かやってくれるのだ。 私はAちゃんの度胸の良さと、男っぷりが大好きだった。 料理を提供して、戻ってきた彼女に 「どうだった?」 と、守備を聞くと・・・。 「いつもの実力の半分も出んかった!」 と言って「ちっきしょう!」と、毒づいていた。 私はまた笑って聞いていたが、Aちゃんが 「今度は皿を下げに行くフリをしながら、残りのヤツを出してきてやる!スカ~ッとさ。スカシッ屁の方が絶対臭いよなあ?」 と真顔で相談しに来るのだ。 ホント、黙ってれば色っぽい美人なのに、気取らず毒づいている彼女のギャップがたまらなく可笑しくて、結局私はゲラゲラ笑っちゃうのだ。 結局その酔っ払いのオヤジ、最後の締めに 「コーヒー持って来い!」 と言いやがった!こいつ、ウェートレスを女中と間違えてるんじゃないか? で、言われたとおりコーヒーを3つ持っていったら 「あ?何でコーヒーなんだ?!オレは紅茶が飲みたいって言ったんだ!」 と、ぬかす。この酔っ払いめ! 「あ、大丈夫です。私はコーヒーをいただきますから・・・。すいません。」 と部下の方達は、すまなさそうに私に会釈をする。 「では、一つは紅茶と交換して、お持ちいたしますね。申し訳ありませんでした。」 と、にこやかに言って、去る私。クッソー!!! 実はこのコーヒーは「ドリンク付き」というセット価格で打たなければいけないのだが、頭に来ていた私は「単品」価格で打っていたのだ。勿論「単品」の方が高いんだけど。 そこに更に「単品」の紅茶を追加して、コーヒーの訂正はしなかった。 私達はあの酔っ払いが「全額払うだろう」と読んでいたからね。 あれだけ威張っていて「割り勘」だったら、心底笑っちゃうけどね。 ま、これも「慰謝料」さあ~・・・。 いざ、お会計。 「うん?こんなに高かったかあ?」 間抜けな声で酔っ払いが言う。どうせ見栄を張って伝票の中身なんか、見てないくせに。 「申し訳ありません。この時間帯は深夜料金が発生しますので、25%の料金割り増しになります。」 私は澄まして、シレッと答える。内心舌を出して。ベェー! 結局あのオヤジは割高の料金で、飲んでもいないコーヒー代まで払わされたのである。 ウェイトレスを舐めんなよ!!!こっちは女中じゃねえんだよ! 客なら何してもいいって訳じゃ、ねえだろう?ああん? おまえら、客なら客のマナーがあるだろうがあああー! そう、内心叫んでいたのである。 しかし高いコーヒー代に、スカシッ屁・・・。 ついでにフライドポテトを出す時に、かなりつまみ食いをしてやった! 客だから・・・といい気になっていたら、仕返しをされているかもしれませんよ~?(笑) PR |
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コメント |
ハハハハハ!!
ありがとうございます!今日も笑わせていただきました! すかっとしますねー^^ これくらいの悪戯かわいいもんですよ(^_^)v こんな失礼な酔っ払いにはこれくらいのお仕置きじゃあ足りないくらい(笑) 最後のオチ、フライドポテトのつまみ食い、最高! 会社で見てて思わず吹き出しちゃいましたよ(爆) 【2007/11/0602:07】||ぴんく#991ebd6a1f[ 編集する? ]
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喜んでいただけたようで、よかったです!ぶっちゃけ、まだまだ、あるんです・・・。
ああ・・・どこまで暴露していいのやら(笑) こんなヤツがセラピストやってんのか!?って思われそうで、恐いですねえ(汗) でも楽しかったですよ!面白い人達に囲まれて、ここはここで、幸せでした♪ 【2007/11/0701:56】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
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以前、お客様商売をしていたことがあるので、
お気持ちよくわかります。 いろんな人と接するのは楽しいですね。 そして世の中ほんといろんな人がいますよね~ また面白いお話聞かせてください(^^)v いろんな経験をされた橋村さんだからこそ、いろいろな方の気持ちもわかるんですよ。 今のお仕事は天職ですね^^ 【2007/11/0716:38】||ぴんく#86434807eb[ 編集する? ]
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確かにこの仕事は「天職」と感じます。
本当にいろいろ経験させていただきました。 今となってはすべて楽しい思い出です。ホント、ムチャクチャやってましたから(笑) 【2007/11/0723:09】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
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