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2006 07,15 21:44 |
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あちこちに毛が舞う橋村家。
5匹も飼ってりゃあね、そうなるよ。 んで、すぐるが1匹1匹ブラッシングをし始めた。 「おお・・、珍しく世話をしているじゃないか・・・」 と思っていたら・・・ 「そうだ!良い事思いついた!」 と、すぐる。こういう「良い事」って大抵ロクな事じゃない。 「あんた、何する気?」 「ブラッシングして取った毛を丸めて毛玉を作る! 5匹分のそれぞれ集めて5つの玉を集めたら、お願いが叶う!」 と、なにやら始めた。願うが叶うって・・・何の宗教だ?、それは。・・・何のお願い? すぐるはネコを捕まえてはブラッシングをし、早速毛を丸めている。 そうして4つの毛玉を作り上げた。 「おかあさん、見て見て!1コ1コ毛玉の色が微妙に違う!!」 と何やら世紀の大発見をしたかのような歓声を上げている。 平和な男だ・・・。私の目の前には薄汚い毛の玉が転がっている。 すぐるはもう毛玉作りに夢中だ。 「さあて!残りはライちゃんだけだ。おかあさん、ライちゃんは?」 「外」 「ライちゃーん!」と外へ駆け出す毛玉男。 唯一お外に出しているライちゃんはすぐるの呼びかけに反応するかのように鳴いている。 「ナオ~ン・・ナオ~ン・・」 何とも甘ったるい声で鳴いている。 こういう時はすぐる同様ロクな事をしてない時の声である。 案の情、口にはスズメをくわえている。 見せびらかしに来たんだな。 思わずすぐると「ぎょえ~!!!」っと叫んでしまった。 口をこじ開けスズメを離す。羽をバタつかせて行ってしまった。 ライちゃんは何でも捕まえて来る。セミ、ネズミ、トカゲ、スズメ、カエル・・・。 うちの周りはきっとこれらの死骸だらけかも。ナンマンダブ、ナンマンダブ・・・。 「もう~ダメなんだぞう。ライちゃんはー!コラッ!!かわいいぞお~」 とすぐる。結局誰も叱れないんだな。ま、ネコの本能ですから許してやって! で、早速ブラッシングして毛玉作り。 ジャガーと似たような色の薄汚い毛玉の出来上がり。 「一体、何の願い?頭が良くなりますように?」 「ひどい!おかあさん。人をまるで馬鹿のように言って。」 「ええー!?お前馬鹿じゃなかったの?」 とからかう私。 願いはさておき、すぐるはその5つの毛玉を自分の引き出しにしまっていた。 「何の為に?」と聞くと 「ネコが死んだ時の思い出の一品。オレの宝物!」だって。 何か汚いー!気が早すぎ!もう死ぬ準備かよ。何か違わなくね? こうしてすぐるの引き出しには、得体の知れない不可解な宝物と称したモノが一杯になっているのである。 恐るべし!ミステリーゾーン・・・・! PR |
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