今日は愛知県小牧市でのお仕事。
その帰り、東名高速道路を走っていた。
途中、上郷サービスエリアに寄り、遅い夕食を取った。
ついでにトイレに寄ろうと、トイレに入ったら・・・・・！

かわゆーいネコちゃん発見！！！私達のネコセンサーが作動したのである！！
トイレの床に寝そべっているカワイ子ちゃんは、あやかが抱き上げても
逃げる事無く大人しくされるがままである。
「ねえ、かわいいね」「飼われてるのかなあ」
そう思う程、毛並みが良く、人懐こい。しかし首輪も無く去勢もされていない。
私達は交代でニャンコを抱き、トイレに入った。

それから隣の売店へネコの事を聞きに行くと
「捨て猫が産んだ子ですよ。みんなでエサをあげているんです。」
との事。持ってってもいいですか？と聞くと
｢是非。よろしくお願いします。」と嬉しそうだった。

そこから４０分のドライブ、その間この子はずーっと大人しくあやかの膝の上に座っていた。
名前はやはり「七人の侍」から勘兵衛と名付けた。
ちゃんとタマタマがあるので男の子だ。
体長は６～８ヶ月の大きさと思われるが、とにかく軽い。
やはりエサを貰っているといってもちゃんとしたものは食べていないだろう。
かなり痩せているからだ。

｢カンちゃん」と言って撫でるとずっとゴロゴロ言っている。
もう、かわいいねえ～！

うちに着くとあれほど大人しかったカンちゃんが、｢ウーウー」言って唸っている。
どうやら他の子達の存在に気付き威嚇してるんだね。
とりあえず水とキャットフードをあげてみた。
そしたら飛びつくようにして食べる。ガツガツすごい勢いだ。
しかも唸りながら。食べつくすと「もっと」と言うように唸って催促する。
足すとまたガツガツ食べ始めた。

また２，３日は家の中は荒れるんだろうなあ。
でもカンちゃんが過剰反応してるわりには他の子達は冷静だ。
キクのすぐ後だから「またか」という感じなんだろうね。
パクはキクの時と違って、興味深々という感じで見てるし。
チビなど見向きもしないよ。
ネコも慣れるんだなあ。

さてさて、カンちゃんの里親募集です！
キジトラのオス。約２キロと思われます。
気立ての良い子です。どなたか可愛がってくださる方、よろしくお願いします！！！

仔猫のキクをよく見ると・・・右側のヒゲがカールしてハクション大魔王みたいになってる。
そういえば。
キクはあったかいトコが大好きでよく炊飯器の上で寝ている。
ご飯を作ろうと火を点けてなべを沸かしていると必ずやって来て、
そのなべに擦り寄ろうとするので、慌てて払いのけるのだ。
多分その時にヒゲが熱でチリチリになったんだな。
折角の美貌が台無しだ。

あれほどシャーシャー吹いていたパクとタンゴは、意外にもキクの面倒をよく見ている。
よく舐めては可愛がっている。その光景を見るのは微笑ましい。
可愛いなあ～！！
すっかりキクも我が家の一員と化している。

それにしてもおてんば盛りなのか、毎日何かやらかしてくれるのだ。
この前、ちょっと目を離した隙にキクは全身油まみれになっていた！
冷ました油を容器に入れ流しの隅に置いといたら、どうやらそこにダイブしたらしく
ご丁寧に油を容器ごとひっくり返してくれた。
今でも台所の一部は油まみれのままだが、生憎時間がなくキチンと片付ける暇がないのだ。
何とも有り難い贅沢な悩みである。

最近は人の太ももで爪とぎするのがキクのブームらしく、毎日誰かは痛い思いをしている。
そういえばすぐるはネコからも結構バカにされているが、すぐるが寝ている間
タンゴはよくすぐるの頭で爪とぎをしている。
すぐるもよく起きないなあと感心する。
あと、寝ているすぐるの顔の上を堂々と歩いて踏みつけていくのもタンゴだ。

朝方になるとニャンコ達は走り回っている事があり、その為か起きると見に覚えのない傷があちこち出来ている。
みな人間を踏み台にするのだ。全く失礼な奴らなのだ。
その中にちゃっかりとキクまで混ざって走ってるのだから笑える。

きっとうちの猫達の上下関係は
１・・・私（ご飯をあげてるからね）
２・・・かずま（ヤツが家に居た頃ね、もう忘れてるかも）
３・・・あやか
４・・・自分達ニャンコ
５・・・すぐる
だね。すぐるはネコ達からは同類と見られているようだ。
しかし、私やあやか達からよく怒られているのを見ているので、
自分達ネコよりすぐるの方が格下だと思われているのだ。
何とも哀れだ。

パクは明らかに態度を露骨に変えるのだ。
私には抱かれても大人しいものだが、すぐるが抱くとネコパンチを喰らわす。
それも顔面の真ん中を狙う。
因みにパクの顔面パンチはあやかにも繰り出されるのだ。
なかなか侮れない、ネコも良く見ているんだな。
お宅のワンちゃんネコちゃんもきっと見てますよ！むふふ・・・。

朝起きたらキクが私の右耳の上に寝ていた！
耳のくぼみが良い感じなのか。

利口者のキクは自らトイレに入り、用を足すと丁寧に砂を掛け、キレイに隠すではないか！
新鮮だなあ・・・。
うちの子達はみんな用は足しっぱなしなのだ！
チョロが生きていた頃は、みんなのしたウンチに片っ端から砂を掛けたものである。
今じゃ誰もしないもんね。

さて、今日こそキクをお医者さんに連れて行った。
隣町の林先生だ。私は先生の優しく穏やかな人柄が好きだ。
動物をこよなく愛する姿勢が感じられる。
そして同じく野良猫の保護にも大変熱心な方だ。

な、なんと！
キクは女の子だった。タマだと思ったらタマじゃねえ・・・。
ＨＺさん・・・すいません。ギャルですがいいですか？

重さは７００グラムだった。
やはり月齢は２ヶ月ちょっとだと思われるが、その割りに痩せているのだ。
ミルクと缶詰を交互にあげていたが、夜からは缶詰にミルクを直接掛けてあげる方法に変えよう。
この方が栄養価が高いので、早く大きくするにはもってこいだ。

熱もなく、便の検査からは虫も卵も見つからなかった。
よかった。ひとまず安心だ。
鼻水を垂らしているので、抗生物質を注射してもらった。
あと飲み薬と結膜炎の目薬を２種類頂いた。
これであとは薬を飲まして健康を取り戻すだけだ。

待っててね！ＨＺさん。キクはいい子にしてますからね～！

キクが来て三日目。
チビとジャガーはすでに我が家の一員と認めているようだ。
何をしていても知らん顔していてくれる。

意外にもパクも慣れてくれたようだ。
朝のうちはクンクン匂いを嗅いではフーフー吹いていたが、昼を過ぎた頃にはもう落ち着いていた。
夜には二匹で居たりするのだから、ネコってやっぱり可愛いなあ！！！

やはり一番慎重なのはタンゴだね。
夜にはタンゴも吹かなくなったが
「あたくしはそう簡単にはいかなくてよ！」と言わんばかりなのである。
この気位の高さ、まるでお蝶夫人だ。ちょっとボサボサだが・・・。

ライちゃんは気が小さいのか、部屋に入って来るのでさえ抵抗する。
どうも新参者の匂いがするらしい。
「ライちゃん、こっちへおいで」
と部屋に連れて来ようとすると
「フギャギャギャ～！！！」
なんだな。このへたれ男。こんなチビ助に恐れ慄いているとは、情けないぞ！！！

それにしてもキクの利口な事。
昨日は食卓へ上って仕様が無かったが、ご飯を食べる場所を覚えたのか、
今日はジッと見ていて、大人しく座っているではないか！
なんて可愛いんだ！！！お前は偉いなあ。
そして「キク！」と呼ぶとすっ飛んで来るのだ。
膝に飛びつくように座りに来るのがたまらなく可愛いよお～！
もう！可愛い！可愛すぎるぞ！

そしてすぐるが肩乗りをさせて「ナウシカごっこ」をやってたのを覚えたのか、
ちゃあんと肩に乗ってるのだから笑える。
このまま何か仕込めば芸達者なネコに成れるかも！？
でもその前に健康にならないとね。
キク！風邪治せよ。明日こそ医者に行こうな。

最新ニュース！！！
なんと！キクの貰い手が見つかりました。
心の広いＨＺさん、ありがとうございました！！！
健康状態を良好にしてお渡ししますね！

朝までぐっすり眠っていた菊千代。
気付いたら私の首の上で寝ていた。かわゆーい！！

しかし思わぬ新参者の登場でみんなの気が立っている。
なかでもパクとタンゴはシャーシャー吹きまくって、食欲まで飛んでしまったらしい。
２，３日はこんなもんかな。

ライちゃんは明らかに怖がっている。
ご飯以外は外に出たがる。うちに居るのを嫌がるのだ。
こういう時はそっとしておくのに限る。ジャガーが来た時もそうだったしね。
ちょっと時間が掛かるが、一ヶ月もすれば慣れるだろう。

妙に懐かれているチビとジャガーは迷惑そう。
特にキクにまとわり付かれているチビは、来れば舐めるが後は知らん顔をしている。
なんだかすでに子育てに疲れているというか、飽きてしまったというのか。

しかし、本当は新参者は一週間は隔離しなくてはならないので、この方が都合は良いのだ。
現にキクは昨日よりクシャミを連発し、鼻水を垂らし始めた。
今日は忙しくお医者さんに連れていけないので、以前貰っておいた鼻水を止める薬を飲ましておく。
右目も昨日より腫れて涙を流している。結膜炎だ。これも風邪によるものだ。
やはり貰っておいた抗生物質入りの目薬を差す。うちは薬は何でもあるのだ。

食欲もない・・・というより食べた事がないキャットフードをどうしたらいいのか分からないんだな。
とりあえずミルク（人間の赤ちゃん用、常備してます）を飲ます。
昨日よりは飲むようになった。
駅では人間（主に女子高生）からパンくずを貰っていたせいか、私達がご飯を食べ始めると、おこぼれを貰おうと食卓に駆け上がってくるのだ。
これには困った。払っても払っても来るのだから。
まあ、これだけ駆け上がって来るほどの元気があれば心配はいらない、という気もするが。

このキクちゃん、本当に人懐こく、抱き上げればすぐにゴロゴロ言う可愛いヤツだ。
今すぐるは肩乗り猫にしようと躍起になっている。
相変わらずアホな事には熱心だ。
その位の情熱を傾けて勉強してみろと言いたいね。

そういえば昨日何回かトイレに連れて行ったら、オシッコもウンチもしなかったが、
朝トイレの掃除をしていたら小さな可愛いウンチを発見！
自分で行ったんだね！偉いなあ。キクって利口だ。
すぐるに勉強を教える事に比べて、猫の躾の簡単な事！なんて楽なんだ！！！

そして下痢をしていない事が分かっただけでもホッとする。
本当に良かった！仔猫にとって下痢は大敵だよね。人間の子もそうだけどね。
やっぱり健康が一番。
早く健康にして里子に出せるようにしないとね。
どなたか！心の広い方、いませんかー？
キクちゃんが待ってますよ～！