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2006 06,21 20:58 |
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今日、中学校はテストである。
昼過ぎに帰ってきたすぐるは、早速テストの問題用紙を広げて見せ、出来た所と出来なかった所を私に報告した。 明日は大好きな理科なので、「よーし、やるぞ!」と言って、教科書を開き問題集を広げたところで、すでに力尽き、寝てしまった。 こうなるとすぐるはもう起きない。 しかもすぐるはすでに英語、数学、国語を捨てている。 英語はともかく、国語は日本人としてかなりヤバイ成績だ。 大体、日本語の怪しいブラジル人の同級生ですら 「すぐる、大丈夫か?」と心配するほどだ。 ホント大丈夫ではない。 そもそもすぐるの語学力の無さは本を読んでいない事に原因がある。 読解力は本を読む事によって培われるものだと思うからだ。 逆にかずまは3,4歳の頃からよく本を読んでいたので、特に勉強しなくても本から得た知識の貯金で賄っていた部分がある。 中学校の時は中の上を保っていたが、ある意味勉強を舐めていたし、本当の勉強の面白さも知らなかった。 やっと今頃になって勉強の面白味が分かって来たみたいだけどね。 私は中学生の頃、昨日ブログに書いたようにいじめられていたが、私の支えになっていたのは、勉強が出来るという事だけだった。 本からの知識もあったからか、何もしなくても国語は学年で一番だったし、大抵女子の中でも一番だった。 最も、これが妬みを買って、いじめの原因にもなったが・・・。 でもどんなに良い成績をとっても、両親は関心を示してくれなかった。 むしろ父に罵倒されていたのだ。 「お前、いい気になってんなよ。なんだあ、ちょっと上にいるからって・・、 そんな事でお前が世の中に通用すると思ったら大間違いだからな!!」 父は全く勉強が出来ず、私が父のコンプレックスに触れたのだろう。 当時は「何で・・・」と悔しくて恨んだが、今思うと父の言う事も分かる。 あの時褒められていたら、私はきっと天狗になっていた。 だって私は勉強さえ出来ればそれでいいじゃないか!と本当に思っていたのだ。 あの時の自分が目の前にいたら、今の私から 「あんたヤバイよ!」って言ってやりたいくらいだ。 自惚れほど怖いモノはない。まるで底なし沼のように深くはまってしまう。 勉強は出来たけど、友達が一人も居らず嫌われ者だった私と 勉強は全然出来ないけど、心配してくれる友達がたくさん居るすぐると、どちらが幸せだろう。 答えは明白である。 私は子供時代、みんなと楽しく遊んだ、という思い出はない。 しかし、まるで私の変わりをしているかのように、3人の子供達は毎日毎日近所の子供達と一緒になって遊んでいた。 アパートの居る時もマンションに住んでいた時も、団地に居る時もどこに居ても楽しくやってくれた。 それがすごーく嬉しかった。見ているだけで慰められたものだ。 でもやっぱり宿題くらい、やらせればよかったなあ・・・。 うちの子達は小学校の6年間、宿題を出した事が無いというツワモノだ。自慢にはならんけど。 でもまだ遅くない!頑張れ、すぐる! PR |
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