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2006 07,26 22:37 |
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午後の3時過ぎから三者面談だった。
本当に気が進まないのだが、私のほかに行く人はいないので仕方なく行く事にする。 実はすぐるも最近アホな事をして、その事で何か言われるだろうなと分かっているので、 あんまり行きたくないのだ。 そのアホな事とは、ホントに些細なくだらない事だが。 2,3日前の事、すぐるは同級生3人から花火をやろうと誘われた。 言いだしっぺはKという子・・・祖母は旧町会議員をやっており、金と地位があるのをその子と両親は鼻にかけている、イヤなヤツだ。 あと幼馴染のT君とM君だ。 もう一人S君も誘い、バケツを持ってくるよう頼んだらしいのだが、S君はちょっと顔を出しただけでバケツも持って来ないで帰ってしまったらしいのだ。 バケツがないからどうしようと話し合っている横で、Kが早速花火に火を点けていたらしい。 それもネズミ花火。よりによって雑草の生えている公園の隅で一人で始めたようだ。 すぐるや他の子は慌てて制止したらしいが、Kは全く耳を貸さない。 水を用意してないし、草に燃え移ったらどうしよう・・・と公園の水を求めウロウロしていると・・・ こういう時に限って教頭先生が夜の見回りに来たんだな。 Kは一目散に逃げた。そうしたらすぐるとT君は釣られて走り出してしまった。 残されたのはM君である。実はこのM君、かつて私の母からいじめの的になってしまった子だ。 無口で真面目な子である。私はこのM君が大好きで可愛いのだ。 静かに歩いてくる教頭先生にM君は 「こんばんは」と挨拶し 「花火をしているのかね?」と聞く先生に毅然と 「そうです」と答えていたらしい。 逃げていたすぐるとT君は「あれ?何で俺達逃げてんの?」となり、 しかもM君がいない事に気付き、M君のもとに戻った。 「何で逃げたのかね?別に花火は悪い事じゃないだろう?それよりも友達を置いて逃げたのはいけないよ」 と優しく諭されたらしい。 この教頭先生は非常に優しく穏やかで生徒から慕われている。 「はい、すみません」と3人で謝ったという事だ。 家に帰ってくるなり、事の顛末を私に聞かせM君に対する尊敬の念をトウトウと語っていた。 それにしても普段の物事から逃げるクセが良く出ており、浮き彫りになっている。 事が花火くらいで済んでよかったが、これを放っておけば将来犯罪に巻き込まれたり、共犯にされてしまったりと可能性があるのだ。 小さなサインを見逃してはいけない。 さて、三者面談。というか全盲の河合先生の補佐の副担任I先生も居るので四者面談か。 「うちの子がバカな事をしまして・・・」と頭を下げる私に 「すぐるのバカは今に始まった事じゃないんで」と笑っておられる河合先生。 そして河合先生から提案された。 「今度花火をやる時はI先生に付き添ってもらって、I先生におごって貰え」 「ええ~??オレ~?」とI先生。 「是非よろしくお願いします」と言っておいた。 良い先生に恵まれてうちの子は幸せである。 PR |
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