2024 09,20 04:50 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 11,25 20:57 |
|
今日は再び、埼玉へ。かずまの後始末、退去の立会いとお金の清算の為だ。
本当は一片に済ませたかったが、こちらの都合とあちらの都合で、仕方ない。 今日は私一人で行くので、新幹線で往復だ。 東京駅で降り、そこから山手線に乗り、駒込で降りる。 そこで南北線に乗り換え、かずまの住んでいた東川口を目指す。 その駒込駅で地下鉄を待っていた時の事。 地下鉄で電車を待っていたのは、まばらな人数。 私の前には一人の男の子が立っていた。 私はその子を見て驚いた! だって、かずまそっくりなんだもん!かずまかと思ったのだ。ホントに・・・。 170センチ前後の身長、髪型は普段のかずまがしているように長めの髪を立たせてセットしてある。 20歳くらいだと思われる彼は、サングラスをかけ、細身のデニムを穿き、立ち振る舞いや仕草まで似ている。 やがて電車が来て、その子は少し離れた所に座った。 でも空いているから私からは良く見える。 何となくかずまが懐かしくて、思わずじっと見ていた。 かずまと違うのは、この子の方が少し鼻が丸いのと、にきびが少ない、という事。 それから、かずまの方が髪の毛を明るく染めている事かな。 それでも何となく目が離せなくて、私はチラ見し続けていた。 彼は私より二つ手前の駅で降りたが、その時も扉が開くのを待っていた仕草でさえ、ちょっと内股気味でかずまによく似ている。 私は、愛しさから飛び付きたい衝動と、ぶん殴りたい衝動とが、ない交ぜになっていた。 いや、しかし。飛びついたらいかんいかん!殴るのはもっといかんいかん! 飛びついたら只の痴女だ!殴るのはもっての他! 目の前にいた子は赤の他人。他所様の大事な息子さんなのだから。 降りてしまった子を目で追いながら、 「かずまはどうしているだろう。」 と思う。私はかずまを心配していない。負け惜しみではなく。 かずまは確信犯だ。だからパソコンと敷布団と炊飯器が消えていた。 きっとどこかに持ち込んだのだ。という事は、そこでシャアシャアと暮らしているに違いないのだから。 ただ、懐かしいのだ。無性に顔が見たくなったのだ。 他人の空似の彼を見て、途端に懐かしくなってしまった。 仕方ない。可愛い我が子に違いないのだから。 でも愛や情で縛ってはいけないのだ。 それは愚かな行為だ。我が子の成長を思えばこそ、突き放さなければならないのだ。 それでも自分の目から涙が溢れてくる。 電車に乗ってる人が少なくて、本当に良かったよ。 私は自分の子供から「好かれよう」などと、思っていない。 むしろ憎んでくれて結構だ、と思っている。 そうする事で子供達が大きくなるのならば、そんな結構な事はないからだ。 かつての私が自分の親を憎む事で、バネにして来たように・・・だ。 ちなみに、姓名判断の鑑定士をなさる先生に聞いたら。 私と同じ見解で、本当に驚いた! 「お宅の長男は、お母さんといるとダメになるね。だから今回の措置は「大当たり」だよ!それに今だけ、だね。この子はきっと大きくなるよ。もし、橋村さんが『可哀相』と言って、家賃を払い続け、息子を探し出し、実家に連れ帰ったら、この子は腐ったね。突き放して正解だったよ。」 やっぱりね~。私は聞いててニヤニヤしたもの。 それから、もう一つ。 「この長男、お母さんが大好きだね!」 「・・・そうなんだよねえ。でもそれが私は気に入らない。私の機嫌ばっかり窺ってさ。今回の事も、それが裏目に出てるんだよねえ。」 「ははは~。なるほどね!ようく分かる!」 彼女は爆笑していた。何だよ、「マザコン」っていう事まで、出てるんだ!嫌になっちゃうなあ。 だから私は全てを運命に委ね、安心している。 かずまのアパートに着いたら、やはり あいつはアパートに帰った様子は無い。 あいつめ!本当に自分の住処を捨てて行ったな! 滞りなく手続きを進め、無事に夕方には帰途に着いたのだ。 とにかく、喉の奥に刺さった小骨を取り出したように、煩わしい用事を済ませてしまって、ホントスッキリした! さあて、明日から仕事に専念出来るぞ!頑張ろうッと! PR |
|
コメント |
橋村さん
埼玉までお疲れ様でした。 私が思う、親の務めと言うのは、子供が自立して生きていけるようにする、ということだと思ってるんです。 それには、やはり愛情をたっぷりそそぐ時期も必要だと・・・ 家の前妻の実家のように、その時その時困らないようにしてあげる、って言うのは愛情であるように見えて、実は破綻への道へ導いているように思うんですよね。 この考えが間違っている、とか、心がないとか以前は非難されましたが、長い目で見れば、どちらが愛情か、って結果が見えると思ってあます。 かずまくんも、きっとどん底から這い上がってこれる人だと思います。それは、お母さんを見ていればわかります。 【2007/11/2610:01】||たなか#92c90d2d14[ 編集する? ]
|
そう言っていただけると、嬉しいです!
そうですね・・・。お宅の前妻さんも親がやりすぎて、自分で考え、判断する・・・というのをしてこなかった方ですね。そういう意味では、大人になりきれなかった方ですね。 今は彼女も何処でどうしてるんでしょう。でもまあ、彼女はいい大人だから、いっか・・・。 たなかさんも気苦労は耐えないと思いますが、お互い頑張りましょう! 【2007/11/2620:50】||はしむら#99af3742d8[ 編集する? ]
|
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |