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2007 04,18 21:30 |
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今日は久しぶりに私の前世の事を書こう。
これは3年ほど前に思い出したものだ。 めずらしく女の前世である。 時代は江戸時代が終わり、明治にうつろうとしていた頃だ。 私は「うどんや」の娘、18才だ。大事に育てられたこの家の長女である。 両親は、今世の前夫の両親、舅と姑だ。舅がお父さん、姑がお母さんだ。 私はこの前世の影響で、今世は嫁として、二人に会いに行ったのだ。 私は娘として愛され、そして期待されていたのも感じる。 下に妹(あやか)と弟(すぐる)が居たと思う。 うどんやを営む両親は使用人も何人か使っていただろう。 その中に長く勤め、私のじいやとしても世話を焼いてくれた人が居た。 それが今世の祖父である。 私は幼い頃、この前世を夢で見ていた。 私は祖父が引く人力車に乗り、習い事に出掛けているのだ。 夢の中で祖父は私を「お嬢」と呼んでいたのが不思議だったので、覚えていたのだ。 雑踏を人力車の中から見ると、様々な格好をした人達があふれ、(帽子に下駄とか・・・)興味深く見入っていたのも印象的だった。 夢で見たのはそんな一場面だ。 催眠で見るとじいやだった祖父が、どんなに私を可愛がってくれていたか、良く分かる。 私は薪を割るじいやを見るのが好きで、着物を着て、縁側にちょこんと座って居るイメージが鮮明に描ける。 きっと私も祖父に会いたかったんだろうね。 私は寺子屋にも通い、お茶やお花、お琴にも精を出していた。 そんな中で育んだ友情もあり、仲良し3人組を作っていた事もわかる。 3人のうち、一人は私(名前、マツ)、一人は今世親友H子ちゃん(コマ)、もう一人はまだ会っていない私のソウルフレンド(ミチ)だ。 このまだ見ぬソウルフレンドを私達は「みっちゃん」と呼んでいるが、この人はこれから私が産む子供か養子としてくる予定だ。 だから会うのが楽しみなのだ。 しかし、突然18年間の私の人生にピリオドが打たれる。 私を妬む女学生が私を刺したのだ。 この犯人、なんと前夫である。 この時は犯人が分からずじまいに終わっている。 こうして私の両親は深い悲しみを味わい、じいやもその後すぐに亡くなっている。 一方、私の死はある意味リタイヤでもあった。 それは想いを寄せる人がいた(私のソウルメイト、この時大工)が、彼は「自分がお嬢さんと釣り合わないのではないか・・・」と思い、私は私でぬるま湯のような生活から飛び出す勇気もなく、愛してくれた両親の意に背いてはいけないと思い込み、自分の人生をあきらめていたからだった。 そして表面上、幸せを壊したのは前世でも前夫だった、というのがミソなんだな。 それによって、私もこの両親も傷つく、というのがやりたかったのだ。 ちなみに殺された18才という年齢は、私が今世前夫と結婚した年で、私は「自分の人生が終わった」と思った時期でもあったのだ。 繰り返されてますな~。はっはっは~。 じいやだった祖父はきっと私の花嫁姿を見たかっただろう。 それは今世も果たされなかったが。(祖父は私が6歳の時に他界) 前世のじいやと私が死んだのは、明治の初期の頃だ。まだ一桁の頃ね。 祖父が生まれたのは明治44年だから、生まれ変わるのには十分な年月なのだ。 私はその後イギリスで生まれているが、私はすぐに生まれ変わっている。 祖父は私を可愛がってくれた、という一面と、アル中で私達幼い姉妹に深い傷を与え、そして母である娘を甘やかす、という負の面がある。 むしろ私には、傷のほうが重要だったのだ。 それは私が自分自身に「自立」を掲げていたからだ。 以前、あやかを通して祖父に聞いた事がある。 「どうして、せめて後一年、長生きしてくれなかったの?凄く寂しかったのに」 そう聞いたら 「後一年長く生きてたら、お前は今みたいに強くならなかった。孤独が緩和されてしまい、今ほど人の気持ちが理解出来なかっただろう。全てお前に頼まれた。」 と言っていた。私はありがたくて、涙が止まらなかった。 私は前世で恵まれすぎていて、それ故好きな人の所にも飛び出す勇気が持てなかった。 その反省の意味も込めて、今世は「厳しくして!」と周りに頼んだのだ。 そしてたくさんのカルマを返す事も含めて、前世では早くリタイヤした。 なんて上手く出来ているんだろう! 私のどの人生も一つも無駄は無いのだ、と思う。 勿論、同様にみなさんもそうなのだ。 ただ意味が分かってるか、どうか、の違いに過ぎないのだ。 本当にどんな方の人生も前世も、必要な事ばかりなのだ、と思い知る。 魂の流れとは、本当に素晴らしいのだ! PR |
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