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2006 09,06 23:21 |
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あやかはまだド○ールコーヒーで働いている。
慢性的な人手不足により、15日まで辞められないのだ。 あやかと店長を入れて、たった6人しかいないのに、あやかを含めた3人がすでに退職希望を出しているのである。 8月の終わりに2人の女の人が入って来たが、その2人もすでに居ない。 どうやらバックレたようだ。一人など2,3日来ただけだったらしい。 どうも原因は、店長の人間的な魅力の無さのようだ。 私も店長を見た事があるが、真面目な事が取り得なだけ、と言う感じがする。 頭が固く、柔軟さに欠ける。 そのくせ、根っからの大阪人なので、受け狙いばかりして、うんざり感が漂っているようだ。 まだ26歳だというのに、まわりのバイト達から 「店長みたいにはなりたくない」 とまで言われているなんて・・・本人は知らないのだから、その方が幸せだろう。 さて。昨日あやかは突如店長に 「頼むから辞めないでくれ~。長く続けたらきっと良い事があるよ。」 とほだされたらしい。 「いいですよ」何て言ったら、なし崩し的にズルズルと辞めれなくなるのを知っていたあやかは 「無理です!辞めさせてください」 と、頑張っていたようだ。そうしたら店長から 「あと2人、入れたら辞めても良いよ」 という条件を提示されたらしい。 で、一人心当たりがあるのを思い出した。 それはすぐるの友達M君・・・先日も書いたがうちの母にいじめられた子である・・・のお兄さん(高1)がバイトを探しているのを覚えていたからだ。 この家は父子家庭である。父親は50を過ぎており、大人しく無口で、割と気が付かないタイプだ。 結果、小さい頃から2人の子供達は何のフォローの無いまま、ほったらかされていた。 電気や水道はしょっちゅう止められ、未だに電話は不通である。 この子達は風呂にも入れない事が多く、時折私がここに招いてM君を風呂に入れさせたり、ご飯を食べさせたり、差し入れをしたり、と今まで出来る範囲の事はしてきたつもりである。 M君の兄が何故バイトをしたがっているのか、と言うと 「水道代を払って、風呂に入りたい」からだ。 健気ではないか! しかし、面接をして欲しいと電話をした時点で、断られたと言っていたらしい。(すぐるからの情報より) これは電話の応対を教えられていないんだな。少なくとも私はそう判断した。 あやかが「バイトが終わったから迎えに来て」という電話があったので9時頃迎えに行き、そのままM君ちに向かった。 勿論バイトの勧誘である。 家のチャイムを鳴らすと早速M兄が出てきた。 あやかはすぐに話を切り出し 「ねえ、バイト今やってる?まだ探してる?」 と聞き、「探してる」と言う返事だったので 「早速、明日面接に来て!」とお願いした。 M兄はちょっと驚いていたが嬉しそうに頷いていた。 しかし。わたしはあやかの為にも、この子の為にも絶対に面接に受かって欲しい。 なのでその子にメモを取らせ 「店長に会ったら『よろしくお願いします』ってちゃんと言うんだよ。 それからなるべく制服かきちんとした格好で行く事。印象を良くしないとね?」 と注意事項を伝え、履歴書を持ってこさせ 「ここの保護者の欄は、お父さんが帰ってきたらすぐ書いてもらいなさいよ。 それから学校の了解はちゃんと取る事。あと希望の曜日と時間はしっかりと書いてね。」 と教えられるだけの事はしっかりと伝えた。 本当はこれは彼の父親が教えるべき事だが、あの父親には無理だろう。 元ご近所さんだから良く知っているが、挨拶もロクに出来ない男なのだ。 しかし子供には罪はない。だれかが教えてあげれば良いだけの事である。 M君の母親はいつも酒浸りで、M君が3歳の時に男を作って出て行ったらしい。 その時わずか5歳だった兄は、母親らしい事をしてもらえなかったという気持ちからか、泣いて追いかけようとするM君を 「追うんじゃない!」 と、必死に抱いて止めたらしい。 近所の人達がそれを目撃しており、みんなの涙を誘った、と未だに語り草になっている。 2年位前か・・・私は遊びに来ていたM君に、自分で人生を選んだ事、そして幸せになるためにここにいる事。 「だから辛い現実に負けないでね。」と伝えたっけ。 素直で真面目なこの子達には絶対に幸せになってもらいたい!私はそう思ってる。 本当にバイトの面接に受かって欲しいな。 さて。あと一人だ。 そんな訳であやかは片っ端から勧誘の電話をしまくっているのである。 あやかにとっても、ある意味、営業活動の経験をさせられているんだな。 ま、頑張ってくれ~! PR |
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