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2006 07,03 22:27 |
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あやかが「また見たくなった」と言って、黒澤明のDVDを2本借りてきた。
「七人の侍」と「白痴」だ。 この2本、とにかく長い。 「白痴」は二時間半、「七人の侍」は三時間だからね。 肩こり症の私は大変ですよ。 「七人の侍」は説明要らずの名作である。 これで「黒澤ファン」になったのは言うまでも無い。 いやあ、黒澤さんは天才だよねえ。 それに三船さんのカッコイイ事! 私もあやかも三船敏郎の大ファンだ。 あんなに渋くてカッコイイ人は今時いないよね。 あやかはその三船さん見たさに「三船美佳」をチェックするほどだ。 三船美佳から少し離れた所に、必ず三船敏郎が見守っているからだ。 そこまでするか、と呆れるほど、チェックに余念がない。 私はあんまりはっきり見えないが、何となく感じる程度だ。 だから三船敏郎が見えるあやかが、こういう時はちょっと羨ましいなあ。 三船さん、ニコニコして美佳さんの事、見ているそうだ。 可愛いんだろうね。 「白痴」も面白かった! 原作はかずまも大好きな「ドストエフスキー」だ。 しかしこれを原作に目を付けた黒澤さんは、やっぱり凄いなあって思う。 すごいセットやCGなんか使わなくたって、十分面白いものが作れるんじゃないかって思う。 とくに黒澤さんは心理描写が長けていて素晴らしい! 「こんな人居る居る!」とか「こういう卑怯者っているよね。」とか、本当に感心するのだ。 人間を深く観察してないと、なかなかあそこまで描けないものである。 わたしは黒澤さんの洞察力に関心するのだ。 俳優陣にしても、今のチャラチャラした俳優と違い、重みがある。 これは戦争体験が影響しているのではないか。 人生をより真剣に考えさせたり、シビアな目を持たせたのではないかと思う。 それに比べて今時のドラマの軽い事! なんで日本の俳優はこんなに下手かなあ。 下手というより自分に酔ってるんだな。 それが心の声として伝わってくるから、気色悪いのだ。 だからあんまり日本のドラマや映画は見ない。 薄っぺらく感じるからね。 それにしてもあやかの「いびつ」な事。 前も書いたが、あやかは今時のアイドルも俳優も知らない。 そういう私もだけどね。 でも一昔の俳優はかなり詳しくなったよ。 だから困るんだよね、皆と話題が合わない、合わない。 カトゥーン・・・だっけ?私もよく分からんが、うちは誰も興味がないなあ・・・。 我が家は世間と遠ざかってる感じがする。 流行ってるから、とか、みんなが知ってるから・・、という理由ではうちは興味を引かないからね。 しかし良い時代だよね。 半世紀も前の物がこうしてキレイな画面で見られるなんて! 日本に生まれてきてよかった。文明万歳!! おかげで我が家は円満である。 PR |
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