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2006 11,21 23:23 |
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今日は久しぶりに体を休めに行く。
知人の女性が足裏マッサージの先生をしているので、一時間ゆっくりとやってもらう。 やってもらうのは一年ぶりくらいか。 この女性は50代前半のOさんという方だが、とても上手い。 しかし、どうも私は他人様に、それも年上の方にやっていただく、という事に非常にひけ目を感じるのだ。 以前、化粧品のセールスをしていた時もそうだが、エステや美顔をやるのには全然問題ないのだが、いざ新人さんの練習相手で、される側に回ると何だかやってもらうのが悪いような気がして、ついモジモジしてしまうのだ。 だから美容院に行くのも、あんまり好きじゃない。 きっと小さい頃、抱きしめてもらったり、手を繋いでもらったり、という思い出が一切無い、というのも原因なんだろう。 だから自分の子供とも、ベタベタするのは好きじゃない。 しかし、そうも言ってられなくなった。 肩こり、腰痛がひどくなったのだ。 合間をぬって自分の体を大事にするのも、仕事のうちだよね。 やってもらえば気持ち良くて、ニコニコしてしまう。 たっぷりとマッサージをやってもらって、体が楽になった。 やっぱりやってもらうと違うなあ。 以前、結婚していた時の10年間、私はほぼ毎晩、肉体労働をして疲れて帰ってくる旦那の為に、一時間ほど全身マッサージをしてあげていた。 毎日「疲れた」だの「いいなあ、お前は・・・」だの言われ、そんな言葉を聞きたくない一心からであった。 我流ではあったが、エステもやっていたのでツボは心得ていたし、下手ではないと思う。 しかし、これがヤツにも負担だったのかもしれない。 私は一生懸命何でもやっていたと思う。 私は一人で家事をし、3人の子供を育て、フルタイム以上に働き、ヤツは知らなかったがヤツ以上に稼ぎ、ヤツより出世していたからね。 その上、自治体や幼稚園など役員の仕事を4つ掛け持ち、マンションの騒音問題にも主体となって取り組んでいた。 これが私の20代である。 一方、ヤツは一生懸命働いていたが、パチンコ依存症でほとんど家庭を省みず、家に居れば何もせず、子供と遊んだ事はほとんどなかった。 そんな旦那にあてつける様に私はよく動いた。 今思えば、私の行動はイヤミのように感じたに違いない。 それにしても私はやりすぎた!何事も背負いすぎたのだ。 それでも一生懸命やってきた、と思える事に誇りを持てる。 そんな前夫が2度目の離婚をした時 「お前はよくマッサージをしてくれたよなあ。あれは本当に助かったんだ。次の日は体が楽でさあ。前の女房にはしてもらった事が無くて・・・。」 と言って貰ったっけ。正直、自分の事が報われたようで嬉しかった。 もう二度とヤツにはマッサージなどやってやりたくないが。 しかし、この結婚で一番勉強になったのは、「無理してはいけない」と言う事だろう。 私は様々な無理を重ねた。 これがスキルアップにもなったが、やはりしわ寄せが来た。 そして前夫には「惨めさ」を感じさせた事だろう。 「あんたは役立たずなのよ」と言わんばかりの私の行動力だったからね。 でも、「悔しかったら這い上がって来いよ」とも言いたいが。 結局目先の楽を取り、努力を惜しんだのもヤツの選択なのだ。 どれもこれも「運命」なのだ。終わった事だ。 Oさんも数年前に旦那さんを亡くし、波乱万丈の人生だ。 一人で生きていく女同士、今まで色んな事を分かち合って来た。 年齢は違えど、他の誰も当てにせず自立した生き方をしていく事に、お互い共感しあい、励ましあってきた。 お互い前向きに協力しあい、援助しあう関係は、やはり自営業同士だからだろう。 知り合ってから4年、ただの知り合いから時を経て、大切な友人になった。 素晴らしい事だ。 私はこうしてたくさんの友人、お客様、家族といつも囲まれてて幸せだ。 ついでに前夫とも良き友人として、お付き合いが出来るようになって、良かったと思っている。 PR |
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