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2006 12,10 01:04 |
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昨夜はなかなか寝付けず、今朝の5時まですぐると喋っていた。
すぐるとも深い話はよくするが、でも最近は忙しくてあんまり話をしていなかったから、良い機会だと思った。 すぐるも霊感は高かったが、あんまり使ってなかった所為か、この頃はよっぽど強烈な悪霊でもない限り、霊を見る事もなくなったようだ。 「学校で霊を見る?」 「最近はあんまり・・・。去年の夏頃までは良く見たけどね。」 「じゃあ、楽になったね」 そんなような会話をしていた。 それから私の昔見た夢の話や、守護霊をしている私の祖父の事、昔の霊体験などいろんな事を話した。 うちの会話って、こっち方面の話になっちゃうなあ。 なかでも一番盛り上がったのは、夢の話だろう。 私は昔から夢から様々な警告を受けてきた。 一番強烈だったのは、すぐるの夢だった。 その頃、離婚したばかりでアパートに引越し、死に物狂いで働いていた時の事、そのとき見た夢だ。 私は滑り台の傍らで、子供達が滑ってくるのを見ていた。 かずまが笑顔で滑ってきた。 その次にあやかが笑い声を上げながら滑ってくる。 「次はすぐるだな・・・」 と思っていると。滑り台からは首の無い胴体が降りて来た。 私は「キャー!!」っと叫び声を上げ、「すぐる、すぐる!」と泣き叫ぶ。 リアルな深い悲しみが感じられたのは、今でも覚えているくらいだ。 その悲しみで目が覚めた時、 「すぐるはすごく寂しがっている!私の気を引こうとして、死んでしまう!」 そう直感したのだ。 当時は夜働き、昼に寝ていたので、ガバッと飛び起きると早めに保育園に迎えに行き、すぐるを連れ帰った。 私はすぐるを抱きしめて「寂しくない?」と聞くと、「大丈夫だよ、寂しくないよ」と言う。 でも目が寂しそうで、心配させまいと本心を言ってないのは明白だ。 「すぐる、お母さんは今忙しくてかまってあげられないけど、でも寂しい時は寂しいって言っていいんだよ。だから我慢しないでね」 そう言うと、みるみる泣き出し 「ホントはすごく寂しい・・・」 と言って泣き出した。それで私は一安心した。こうして吐き出せれたら大丈夫だからだ。 でもそれから、子供達を抱きしめる、というのが忙しかった私の毎日の習慣になったのだ。 「忙しいのは今だけだからね。いつか必ず一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝よう。それまで頑張ろう」 そう言うと、笑顔で「うん」と言ってくれた。 当時は、夕方子供達の為にご飯を用意すると、私は仕事に出かけてしまった。 小さな子供達だけで、風呂に入ったり、寝たりしなければならなかった。 私はお金になるコンパニオンの仕事に行き、その後朝までファミレスで働いていたのだ。 私はその一年後、団地の抽選に当たり、少し仕事を減らし、その頃には水商売もやめて、違う仕事を掛け持つようになった。 それでも毎日一緒に居れた訳ではないが、それが返って私が居る事を当たり前と思わず、感謝さえしてくれる子供にしてくれた。 その頃の夢の話を交えて、思い出話をしていたのだ。すぐるも 「お母さんがいなくて寂しかったけど、でもそういうサインを見逃さないでいてくれてよかったよ。だからお母さんの事が好きで居れたんだなあ」 と言ってくれた。 私はこういう大事な警告をよく夢で知らせて貰えるから、ありがたい。 お陰で子供達のサインを見逃さずに済んだもの。 これも守護霊達が助けてくれたんだと思う。 私は専業主婦をしていた母を見て、子供といつもべったりと居ればいいってもんじゃないな、と感じていた。 母は子供を見る事に飽き飽きしていたし、それ故子供の気持ちを理解しなかった。 視野が狭く、自分の都合でしか子供の事を考えていなかった母からは、子供ながら愛を感じた事は無かったのだ。 私が「ただいま」と言っても顔を見ることなく、面倒臭いというのが匂ってきたからね。 母親が家に居ても、私は省みてもらえず寂しかった。 私はそんな母親にはなるまい、と決めていた。 だからどんなに忙しくても、子供の顔をちゃんと見て、察する事の出来る母親でありたい、そう思ったのだ。 そしていつでも輝いている母親のなろう、と思っていた。 だから今の私の母親としての基本の姿勢は、私の母親を見て決めた事だ。 私が何故あの母親を選んだか・・・小さな頃は分からなかったが、今なら分かる。 だから私は母に感謝しているのだ。 大事な事は何なのか、それを違う形ではあったが教えてもらえたからだ。 今母にしている「買い物に連れて行く」「かまってあげる」のはこういう感謝からでもある。 それを素直に楽しんで出来るようになってよかったな・・・と思ったのである。 PR |
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