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2008 07,20 22:35 |
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昨日の続きです。
3学期になると、更なる試練が・・・。 クラスの学級委員になってしまった。 勿論これは私が立候補したのではない。はめられたのだ。 学級委員を決める時、誰かが「橋村さん」と、私を立候補の一人に挙げた。 それが誰だか、覚えていないが。でもそれは私の嫌いな人だったと思う。 ま、クラスでも好きな人なんていないんだけど。 で、私の名前が挙がった途端、男子を中心に「ヒュウ~!」とはやし立てる声が。 ちなみにどの授業中も、私が発表する度に、いちいちみんな反応して、はやしたてる。 これもとうとう3年間、続いたなあ。もう後半には気にしなかったけど。 で、いざ投票になった時、全て票が私に入ったのである。 勿論、誰も私なんて信頼してない。むしろ「困らせてやろう」と企んでいたのだ。 そんな嫌がらせをして、私の困る顔を見たいのだ。 そんなにしてまで、私が嫌いか?!!! 泣きたくなったよ・・・。 でも泣くものか!泣いたら負けだ! 私は咄嗟に切り替える事にした。 「自分の内申点が稼げる」 そう思う事にした。そう、思わないとやっていけないね。 案の定、学級委員の仕事は悲惨だった。 プリントの回収と言っても、みな素直に出さない。 学級会を開いても、みな知らん顔。 部活でもそうだったが、本当にこういう吊るし上げのような「いじめ」は、さすがの私にも堪えたよ。 本当に学校に行きたくなかった。この時は、「胃痙攣」のピークだったな。 この八方塞がりのどん底で、自分なりにいろいろ考えた。 「そもそもの根本から考え直そう。学校って何の為に行くの?何で学校に行くの?学校行って、何するの?」 って、いう感じで。 で、行きついた当時の自分なりの答えは。 「学校は勉強するところ。高校へ行く為のステップ。だから『仲良しこよし』でいる必要はない」 と、言う事。 だったら「良い人」でいる必要もないな。それならとことん「嫌われ者」で行こう! そう開き直った途端、やっと楽になったのだ。 それからはプリントの回収も、顔色をうかがう事を止めて、悪役に徹した。 「早く出しな!」 「なんで待ってくれない?」 「先生が昨日『提出は朝』って言ってたでしょ?聞いてないあんたが悪い!」 「なんだ、お前なんか・・・・!」 と、言われたが、どうせ何をやっても勝手な事を言われているのだ。かまうもんか! 勉強も、よく考えたら「親」の為にしているのではない。自分の為じゃないか! 今の私の最大の武器は「勉強」と「いい子」だ。 だったらこれも、とことん利用しよう! どうせ後一年で卒業だ。それまでの辛抱なのだ。 だったら自分に有利に事が運ぶように、最大限『先生』を利用しよう。 こうして私は「内申点」を稼ぐことに徹した。 こうした「八方塞がり」だからこそ、自分なりに答えを出し、本当の「自分」を貫く、第一歩を踏めたと思う。 これが今の私の原点だろう。嫌われる事が怖くなくなり、開き直った結果、強くなったと自覚したのだ。 だから私にとって、大切な時期だったのだ。 続きはまた明日。 PR |
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