こころの癒しブログ
ヒプノセラピストをやっているバツイチ母さんの日常。前世や霊、子育てや猫、なんでも書いてます。
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プロフィール
HN:
橋村 秀実
年齢:
55
HP:
心の癒し
性別:
女性
誕生日:
1969/07/25
職業:
ヒプノセラピスト
趣味:
猫を愛でる、アニメ鑑賞
自己紹介:
バツイチ母さんです。子供は三人。ネコは三匹。最近、彼氏のアパートで同棲中。
長男→かずま(21才)二年前 小説家を志し、東京に行く。ただ今、絶賛行方不明中!
長女→あやか(19才)今年一月末まで、チャネラーとして母を補佐。今はただの普通の女の子に戻りました!只今、自宅にて 一人暮らし。就職して、営業しています!
次男→すぐる(17才)只今 生意気盛りな高校ニ年生。昼はバイト、夜は夜間定時の高校と、頑張り中!三月より、父親と同居中。
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2008
06,05
22:28
続き
CATEGORY[過去]
今日も昨日の続きを書きたいので、「くどい!」と思われるでしょうが・・・。
でも書きたいんだよねえ~。
フィリピンパブに勤めていた頃のお話ですよ。
兎にも角にも、たった3ヶ月のパートでしたが、ホント濃かったんだ・・・。
今日は、同じパブに勤める韓国人のミナちゃんの事について、書きます。
フィリピンパブなのに、何で韓国人がいるの?・・・と、思うでしょうが、一人いました。
ミナちゃんは、私より一つ年上のお姉さんだった。
だから30~31歳くらいだったかな?
彼女は昔、若かりし頃に東京赤坂のクラブでホステスをしていたらしく、その事がかなりの自慢だったようだ。
それが高いプライドの源であり、忘れられないようだった。
彼女はホステス時代にマナーを徹底的に教え込まれたのか、行儀の悪いフィリピンの子達の足を、テーブルの下で蹴っては、たしなめていた。
彼女からしてみれば「教えてやってる」と思っているのだろう。
しかし、やり過ぎから結果、フィリピン人の女の子達から総スカンを喰らい、店内では浮いていたのだ。
私が店に入ったばかりの頃、最初は私に対して、非常に高圧的な態度をとってきたものだった。
私はフィリピンの子達とそれなりに上手くやっていたし、店内でもミナちゃんとそんなに接点がないので、気にも留めてなかったけどね。
でもある日、同じテーブルに着いた時があったのだ。
その時、私の接客態度を見て、彼女は何か感じたのだろう。
「ひでみちゃん、お話が面白いね。前は何をしていたの?」
と聞いてくる。
なので元来オープンな私は、セールスをしてた事、それから転職を繰り返してる事、ファミレスと掛け持ちで働いてる事、離婚した事・・・と、聞かれもしない事までベラベラベラベラ喋ったのだ。
お客さん、そっちのけで・・・。笑
ミナちゃんの態度が変わったのは、それからだ。
私に興味を持ったのだろう。
「ねえ、明日の昼間一緒に御飯食べよう。奢るから。」
そう言われ、寝る時間を削って、ランチに行ったのだ。
そうしたら友達のいない彼女は喋る喋る喋る・・・。
今まで溜まったものを一気に噴き出すように。よっぽど溜め込んでいたのかな。
そのうち彼女が本音を言いだす。
「わたし、子供二人いるの。二人とも韓国に置いて来たの。私の母が育ててるけど・・・。たまに韓国に帰ると、みじめな気持ちになる。私は子供のために日本で一生懸命働いてるのに、それが子供には分からない。だから帰っても、そっぽ向かれて・・・。私は何のために働いてるの?」
そう言って泣き出す。
私は胸が締め付けられる思いで聞いていた。
「ミナちゃんは頑張ってるよ。いいお母さんだよ。今、子供達は分からなくても、大人になればきっと分かってくれる。大丈夫だよ。」
私は突っ伏して泣いてるミナちゃんの頭を撫でてやるしかなかった。
「ひでみちゃんは分かってくれる。ありがとう。」
そう言って、ミナちゃんは何度もありがとうと言ってくれた。
彼女のプライドの高さが、弱音を吐きだす場所を無くさせたんだろう。
だって、本音を言ったのが、「ひでみちゃんが初めてよ。」と、言っていたくらいだから。
それにはびっくりしたよ。だって私はどこにいても、本音ぶっちゃけトークだからね。そのほうが楽なのに・・・。
でもそれからミナちゃんは少し変わったかな。柔らかくなったというか・・・。
それから家にも一度遊びに来たが。
うちの子達は3人共まだ小さく(かずま小4くらい、あやか小3、すぐるが小1・・・だったような)、なのでみんな
「おかあさん」「おかあさん」
と、毎日が「おかあさん」の大安売りだったのである。
それを見ていた彼女は
「いいなあ、かわいいなあ。」
と非常に羨ましがり
「ひでみちゃんの事、凄い慕ってる。うちの子とは大違い。いいなあ。」
と、ニコニコ笑って見ていた。きっと彼女の胸中は複雑だったろうに。
でも決して、妬みの表情は見せなかったのだ。本当に心底、羨ましい・・・という顔をしていた。
逆に、私のほうがそんな彼女を見て、切なくなってしまった。
どうしてミナちゃんは苦労が報われていないんだろう・・・。そう思ってしまった。
当時の私は、仕事を掛け持ち、家に帰れば3人の子供が家を散らかし、家事と育児で気の休まる暇がなかった。
「自分を休める」時間もお金も場所も持ち合わせていなかった。
だから自分が決めた人生とはいえ、内心クタクタだったのだ。
でもそれは、とんだ甘ったれなのだと、思い知らされた。
「少なくとも、私は報われているじゃないか!こうして私は子供達から必要とされている!
叱っても叱っても、ついて来るじゃないか!」
そう、思ったのだ。それがどんなに救いだっただろう。
私が店を辞めたのと同時に、ミナちゃんも店を辞め、その後東京に行ったようだ。
最後に彼女は電話をかけてきた。
「私の友達はひでみちゃんだけ。今までありがとう。忘れないよ。」
あれから一度も会ってないが、どうしてるだろう。
私も貴女の事、忘れてないよ。どうか彼女が幸せでいますように。
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コメント
今、ミナちゃんが幸せになっていると良いですね(*^^)v
親心の切なさを垣間見させて頂いた思いです。
私の母親はデーテ叔母さんみたいな人だったから、子供の頃仕事・仕事、節約、節約と言ってかまってくれなかった母親が大嫌いでした。
「おか~さ~ん」って言って寄り付きもしなかったな~。(まあ言っても、門前払いを食らうの解っていたので)
でも、最近になって父が家に殆ど生活費を入れずに稼ぎの大半をパチンコに費やしている事実を知った時に、初めて母親の真相を知りました。
今になって漸く母親と普通に話せるようになって来ました。
ミナさんのお子様も、歳を重ねていけばきっとお母さんのせつなさを解ってくれると思います。
今のミナさんが幸せであることを心から祈っております。
【2008/06/0614:59】||なめこちゃん#99d2a07bbb[
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よかった
なめこちゃん、よかったですね。お母さんとの行き違いが解けて・・・。
なめこちゃんが母親になった時、もし貴女が不幸な親子関係になりたくなかったら、勇気をもって子供に打ち明けてください。それも望んで子供は選択してくるのですから。
「子どもに余分な心配を与えたくない」という親心が、返って誤解を招きがちです。
子供を信じてあげてください。そうすれば、こじれずに済むものです。
真実が分かってよかったですね!
【2008/06/0622:56】||はしむら#555140c85b[
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