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2006 12,13 02:13 |
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最近、変な時間に眠くなって、肝心な夜に全然眠れない。
だから寝ている割には、寝不足っぽい。 不眠症という訳ではないから、いいんだけど・・・。 でも眠れない夜というのは、大抵幽霊が多い。 その所為か、昔の事とか、あの人にあんな事言われたとか、こんな事言われたとか、いろいろ思い出す。 それで別にヘコむ事はないんだけどね。 ただ、生まれてから一番最初の記憶って何だっけ・・・と思い出していた。 眠れなくて暇だったので。 多分一番最初の記憶は、生後10ヶ月頃の事だ。 かなりはっきりと覚えている。 私は助産院で生まれたが、母がそこの助産院で二日違いで生んだ人と親しくなり、久しぶりに近所の弁天島で落ち合おう、という事になったのだと思う。 その時の事は写真にも残っているので、はっきりと覚えている。 とにかく私はその時から気の小さい母の不安をまともに貰ったのか、不安で不安で仕方なかった。 で、弁天島へ行く為、母が自転車の前(補助席みたいな椅子)に私を座らせたが、その自転車が不安定で怖かった事、それからどこか知らない所へ連れて行かれる事が不安でたまらなかった事が蘇る。 だから私は怖くて泣いた。 弁天に着くと、どこかコンクリート(多分防波堤の片隅)に腰掛、お互いの子供を挟んで母親同士が喋っていた。 でも相手の子(女の子、後に小、中まで一緒)を一目見て、私は「怖い」と思ったのだ。 その子は気が強そうで、意地も悪そうに見えたし、隙があれば何かしてやろうという好奇心を感じ取ったのだ。 案の定、母同士がお喋りに夢中になってる時、私はその子に腕かほっぺをきつくツネられたのである。 とにかく痛くて、私は火が点いたように泣いたのだった。 母は「何だね、この子は・・・もう泣いてばっかりで・・・」 と、何故私が泣いているのか気が付かないのだ。 それどころか、私が泣く事で相手の気分を損ねるのでは、と相手の顔色を窺っているのを感じ、私は泣きながら 「この人に私の事を理解して貰えない。私の事を愛していない。」 と不信感とあきらめを感じたのだ。 この出来事を日が経つに連れて忘れていったが、3歳の頃、アルバムを見てはっきりと思い出したのだ。 その時も漠然とした不安と嫌な気持ちを思い出していたのだが、 「やっぱり昔からお母さんは信用出来ない」 と改めて認識したのだった。 母は頼りなく、いつもおどおどしており、判断力も行動力もないのを、子供ながら「不信感」という形で感じ取っていたのだ。 その為日常の大半を「不安」な気持ちで過ごしていた為か、小さい頃の記憶はたくさんあるし、鮮明だ。 人間の脳は「ネガティブ」な事の方が記憶に残るようだ。 あんまり良い思い出がないのは確かだ。 私の前夫は大変霊感が高く、彼は生まれた瞬間の記憶があると言う。 生まれて最初に見たのは、自宅(自宅出産だった)の天井のシミだそうだ。 シミの一つが鬼の顔と重なっており、生まれた自分を見ていた、と言うのだ。 それが「怖くて怖くて仕方なかった」と言っていた。 かずまも生後間もない頃の記憶があるようだ。 時々お客様の中にもこうした古い記憶を持った方がいらっしゃる。 人間て案外記憶力がいいんだな。 それを催眠をやる事によって、更に思い出すことが出来るのだから、催眠は便利だ。 思えば昔からあんまり良い思いをしていないからこそ、今が一番楽しいのだと思える。 もう昔には戻りたくない。 またちょくちょくここで書かせて頂くが、3歳から私の人生はより厳しく寂しくなっていく。 でも「明けない夜は来ない」のだ。 今厳しい道を歩いていらっしゃる方達がいたら、「きっと抜け出せるんだ!」って希望を持って頂きたい。 PR |
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コメント |
今、仮住まいをしているんですが、元の家ではしょっちゅう目が覚めてしまい、よく眠れなかったのに、今では朝まで熟睡。今日のブログを読んで納得です。やはり、あの家には、私には合わない何かがあったんですね。
【2006/12/1320:39】||たなか#9900d885f4[ 編集する? ]
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お久しぶりですね!
以前お宅のお写真を拝見させていただきましたが、その時にもたくさん写ってましたものね。 そりゃあそうでしょう。 今では熟睡出来るようで、よかったですね。 早く家が完成するといいですね! 【2006/12/1400:41】||はしむら#99af3740ce[ 編集する? ]
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