あれから毎日　彼氏はドリルをやっています。
まだ小学二年生ですが。
私が厳しいので、進級させないんです。(笑)
あと五冊くらい、みっちりやらせたら、進級させようかな。
そのくらいやったら、次に進んでも　理解出来るでしょうから。

彼氏には　常々｢努力｣と　それを支えるだけの｢根気｣が　大切だ　と、言っています。
｢努力は裏切らないよ！｣とも。

だから、彼氏も　暇な時間を見つけては　コツコツと自発的に　やってくれてます。

｢nちゃん、努力し続けてね。毎日の積み重ねが　貴方の実力をつけるよ。それが　自信にも繋がるの。だから、頑張って！｣

彼氏は　素直に聞いてくれるので、努力し続けています。
それに、いじけているだけで、努力をしようともせず、現実から目を背けている　彼の母親の醜さを目の当たりにしていれば、嫌でも反面教師にしてくれるでしょう。

｢nちゃん、いじけている方が　楽だよね？だって、努力しなくて　いいんだもん。いじけて　人の所為にして、『だって、どうせ私は…』って、言ってた方が　絶対楽だもん。｣
よく、そう話し合っています。

私の母親も　そうだったし、彼の母親もそうだった。
本人達は　それでいいかもしれない。

しかし、そんな母親を持った子供は　迷惑だ！
現に　そんな無力で無知な親に　私達は苦労した。

それで私達は　成長し、学ばせてもらったが・・・感謝はしていますが　尊敬はしませんね。

それに・・・。
きっと　努力をさぼってきたツケは、本人に返ってくる。　

少なくとも、私はそう思っているので、目先の楽は　追わないように　していますね。

結局、自分の人生だもの。　自分が　自分の為に　努力してあげないと　ね。


時々、お客様から｢この仕事、向いてますか？｣と、聞かれる事がありますが。
しかし、最初から出来る人なんて　いない。　新しい事をするのは、誰しも不安だ。
なのに、失敗が怖いのか、やりもしないうちから　聞くのだ。

私は言いたいね。
興味を持った時点で　すでに向いているのだ！　とね。

前にも　書いたが、　
｢向き　不向きより　前向きに！｣
私も　この言葉を支えに　頑張っています。

みんな！　一緒に頑張りましょう！！！

今、あやかは　悩みながらもエステの研修とバイトの両立を　頑張っています。

エステの方は、とっても楽しいようで・・・これからの厳しさも覚悟の上で、それでも｢やり抜きたい！｣と、心に決めているようだ。

｢みんな素晴らしい人達なの！綺麗なのに全然気取ってなくて。心があったかい人達ばかり。みんな可愛がってくれて。それにいろんな事を細かくアドバイスしてくれるし・・・。｣


聞けば、あやかのエステサロンの店長は、かつて　若かった私にとって　憧れの先輩だった！
｢よかったね！あやか！その方は、私の憧れの大先輩だよ。そうか、よかった～！｣


あやかはすごいよ！　なんて素晴らしい人達を引き寄せたんだろう。

あやかの店長は、素晴らしい人だ。


彼女は、違う営業所ではあったが　支店が同じという事もあって　勉強会や合同開拓など　一緒になる事も多く、その度に声を掛けてくださったり　励ましてくださったり・・・気さくな方だ。
彼女は本当に美人で、でも気取ったところなんて　一つもなかった。
よく方言で冗談を飛ばし、だから周りもホッとするのだ。
それでいて、毎月100万円～150万円を売り上げている　スーパーセールスレディなのだ。

私は　未熟ながら　彼女のようになりたい！　　なれるかな？　と、悩みながらも頑張って来た。
勿論、彼女のお客様もそうなんだろう。
彼女の明るく気さくな一面があるからこそ、彼女に憧れて　購入するのだ。

彼女も60歳を越え、家庭内もいろいろあったようだが、それがかえって彼女の魅力を増し、美貌は更に研かれているようだ。


｢とにかく、店長を信じて黙って　ついて行きなさい。彼女なら、おまえを伸ばしてくれるよ。｣

あやかは　自分でちゃんと　良い指導者を引き寄せたのだ。
なんて　素晴らしい運命!！！


それに比べて・・・。
｢あの店長に比べると　バイトは憂うつだよ。あの威張り屋の女がいるからさ・・・。
あれは何なの？同じ人間？同じ女？・・・月とスッポンだよ！　
居酒屋のバイトは嫌じゃないけど、夢がないよ！
でもエステの店長には　ついて行きたい！
バイトを早く辞めれるように、早く営業を覚えよう！｣

あやかはそう　誓ったようだ。
これから　きっといろいろあるだろう。
でも　素晴らしい仕事にして欲しい。

頑張れよ！　あやか！

今日は、父の精密検査の日で、私が付き添う予定だったが、思わぬ体調不良で行く事が出来ず、急きょ　妹に代わりに行ってもらった。

妹はコンビニで店長代理をやっており、こんな時に限ってパートさんが子供の遠足やら水疱瘡やらで休んでいる人が多く、妹自身も子供の旗フリ当番でめっちゃ忙しいみたいで・・・

だけど、｢具合が悪くて・・・｣と、言うと
｢いいよ！いいよ！任せて！何とか都合を付けて私が行くから。大丈夫だよ！ゆっくり寝てて。｣
と、言ってくれた。　マジでありがたいよ。


昨日から激しい吐き気に襲われて、車の運転をしようものなら、途端に胃が暴れ出し　とんでもない事になりそう。
今日もまだ本調子じゃないから、妹に頼んでよかった。

家族って　ありがたいね。

幸い父の検査は早く終わったようで、妹達はすぐ帰ってきた。

｢脳梗塞とか脳腫瘍とかは　なかったよ。ただ脳幹にちょっと白い部分があったみたいで。だからまた今度再検査だよ。｣

その再検査の日も　私の予定が合わず、また妹にお願いする事にした。


今日は何だか　妹が頼もしく思えるよ。(笑)
妹は、それからすぐに出勤したようだ。


そう思うと、妹も成長したなぁ～。
妹は、私以上に　苦労だけは深かったからなぁ。
子供時代は登校拒否、私と同じく18で結婚。
旦那の親と同居で修羅場を経験、二度の流産を経て三人の子供を産み・・・。
でも一番の転機は　親との同居を解消して　自分らしさを取り戻した事。
それに働きはじめた事で、自分に自信が付いたんじゃないかな。
根気強く働き、店長代理まで頑張り、今の妹の夢は　自分の店を持つ事だ。


だから　前の妹はぐずぐずしている　というイメージだったが、今の妹はもっと　きびきびしてる感じだ。強くなったんだな。

私がもし　今日体調不良じゃなかったら。
妹のこんな変化を　知らなかったかも。
だから　それを見たくて　体調不良になったのかも。　なんて・・・。(笑)

それはそうと！
あのオヤジが　とうとう｢タバコを止める｣と、宣言！
｢この最後の一箱を吸ったら、もう終わりにする｣と、ゴニョゴニョ言ってたけどね。
往生際が悪いぞ、オヤジ！　(笑)


さあて。今日はよく休んだから、明日から頑張ろうっと！

先日から、父が物が見えにくくなり　日曜日からは　とうとう目の焦点が合わなくなってしまったらしい。
車の運転も出来ず、生活にも支障をきたし、さすがのオヤジも医者に行く気になったようだ。


そんな訳で　眼科に連れてった訳よ。
オヤジも年だな～。　この前の口のしびれが　やっと治ったばかりだというのに。
いっぺんに　あちこち悪くなるんだな。

さて　眼科医。
オヤジが検査を終えて、診察を受けていると、私も呼ばれた。
症状の説明だ。

どうやら、眼球そのものには　異常はないらしい。
ただ・・・問題は、｢脳｣にあるのではないか、との事。

思わず｢ええ～～～！？｣って、言っちゃったよ。
まあ、何となく　そっちの心配もしてたけど。

先生が仰るには、｢軽い脳梗塞ではないか｣と、いう事。
｢大きな病院で　精密検査を受けてください。きっと小さな脳梗塞だと思います。もしかしたら　小さすぎて見つからないかも　知れませんが。｣
そう仰った。


先生にお願いして　紹介状を書いていただいた。
それを持って、月曜日に病院に行って来ま～す！

さすがのオヤジも　ゴネなかったよ。(笑)

今のところ、他はピンピンしてるので、大丈夫だと思うが。
それにしても　オヤジめ。悪運強いな。
脳梗塞だとしたら、その程度で済んで　よかったよ。運の悪い人だったら、死んでるか　マヒだよ。

ちなみに。
常日頃、両親とも話し合っている事だが。
もし、治らないような深刻な病状だったら・・・。
気の小さい両親には　病名は告げず、治療も延命もせず、痛み止めのみにする事、と　決めてある。
それに両親は、喜んで納得してくれた。
勿論、完治するものなら、ちゃんと病名を告げて、治しますが。

気の小さい両親に｢あんた、癌だってよ。もう、治らないんだって。｣なんて言ったら、それだけで死にそうになるよ。
私も両親も、｢痛い｣｢苦しい｣事が　嫌だし、させたくない。

排便だって自分でしたいだろうし、人間の尊厳を持ち続けたいはずだ。
みんな　いつか最期の時が来るのだから、ちゃんと話し合っておく方がいいよね。

私も両親に｢痛い思いも　苦しい思いもさせたくない。最期まで　お互い楽しくやろうよ。｣と、提案したら、
｢ああ、よかった。あんたに任せるよ。｣
と、喜んでくれた。安心したようだ。

妹にも連絡して、｢車が運転出来なくて、不自由してるから、時々手伝ってあげてね。｣と、お願いしておいた。
妹も　快諾してくれ、｢お姉さん　ありがとう。何でも言ってね。｣と、言ってくれた。

余所様では、介護を押しつけ合う醜いところもあると言うが、その点　うちは妹も　きっと娘も協力してくれる。
彼氏だって、頼めば協力してくれるだろう。
だから　私には何の心配事もないのだ。

ありがたい事だ。
私って、幸せ者ね。

最近　彼氏にドリルをやらせています。笑

先日　二人で百均に行った時、買ってきたんです。
買ったのは「小学二年生」の「計算ドリル」。
これが、ヤバい！

彼氏は　早速つまづいている。
問題が分からない。意味が分からない。引き算が出来ない。位が理解できていない・・・。
問題が　続々・・・。

「ｎちゃん！ヤバいでしょ！これくらい出来ないと！！！」
と、早速スパルタ教育！！！

「ｎちゃん、小さい頃　親に宿題を見てもらった事　ある？」
「一度もない！」

ありゃりゃ～～～！っていう　感じ・・・。
そうか。　彼氏は　一度も親に勉強を見てもらった事がないのに、教えてもらわずに
「何で　出来んのだ！！！」
と、殴られ　蹴られ・・・中学の時には強制的に家庭教師を付けられ・・・。
でも　学力が伸びず、また父親に殴られ・・・そして「高校は行け！」と、強制され・・・。

「可哀想だったね。これじゃあ勉強が面白くなかったでしょ。」
小二の段階で　理解してないのだから、カテキョを付けたって、そりゃ　学力も伸びんわな。
無理　ってもんだ。

それに　ロクに教えてもらえずに　叱られたり罵倒されたりすれば、誰だって勉強が嫌いになるよ。
しかも彼は目が悪い。なのにメガネだって買ってもらえなかった。
これで一体　どうやって勉強しろと言うんだ？

彼の親の　頭の悪さに　呆れたよ。
愚かな親を持つと　子は苦労するね。　私が実証済みだから。笑

しかも。彼は癖字が強く　「７」は「９」に見えたり・・・とにかく基本が出来ていない。
「これは仕事に支障をきたすから、直した方がいいよ。」
彼は素直に「そうか。分かった。」と、聞いてくれたけど。

これでは一生懸命仕事をしても、数字の書き方が悪ければ誤解されたりミスに繋がったり・・・苦労ばかりだ。
彼に　無駄な苦労はさせたくない。

私は　「学歴なんていらない！」と、言う考え方（勿論、仕事にもよりますが）だが、それでも基本的な学力だけは　しっかり身に付けて欲しい。
それは自分の為だものね。

今、彼は毎日　ドリルをやっています。
小さい頃に「出来ない」と、諦めて　さぼってきた事を　今　取り戻そうと頑張っています。
遅い事はない。　気づいた時が　ベストなタイミングなのだから。

最近は面白くなってきたようで。
これで　またひとつ　自信を取り戻してほしいな。

そんな感じの「彼氏育て」でした。笑