2024 10,06 12:22 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2008 02,07 21:11 |
|
今日は暇だし、ふと思いついて、母を買い物に連れて行こうと思った。
まあ、こうして週一ぺースで付き合う事にしてるんだけどね。 今じゃ、母も精神的に満足したのか、「あっち連れて行け。」「こっち連れて行け。」とは、言わなくなった。 まずレンタルビデオ屋さんに行く。 久しぶりにCDでも借りよう。 母の好きな曲(ド演歌!)と父の好きな水〇かおり(これもド演歌!)も借りる。 私が後でテープに録るのだ。これでしばらくこの人達も退屈しないで済むだろう。 私はアニメソングをいっぱい借りた。と言ってもアーティスト系なんだけど。 FL〇Wとかミ〇マルGTとか・・・何のアニソンか、分かる人、凄いですよ!褒めてあげます! それからちょっと買い物をし、コーヒーを飲んだ。 その時、母と昔話をしていたら、その話の所為で急に餃子が食べたくなった! 「ねえ!餃子食べたくない?美味しい所があるんだけど。」 そんな訳で、車を20分ほど走らせて、買いに行く。 ここは餃子屋さんと言うより、駄菓子屋さんで、一角には食べるスペースもあり、お好み焼きも売っていた。 お好み焼き用の鉄板が見えるが、汚く、店内は油で薄茶色で染まっていた。 でも何でこういう汚い店に限って、美味しそうに見えるんだろうね。ホント不思議。 この店は、以前結婚していた時に住んでいたマンションのすぐ近くなのだ。 だからこの駄菓子屋さんは、うちの子達も毎日のように入り浸っていた、大変お世話になった店なのである。 今日は、餃子の持ち帰りなので店内で待っていたが、焼きあがるまでの15分間は懐かしくて、店のおばちゃんと話していたのだ。 「昔、ここら辺に住んでいたんですよ。風景が変わりましたね。」 「店は全然変わらないでしょう?」 「はい。安心しました~。懐かしいです。」 なんて、笑いながら喋っていたのだ。 私はうちの分と、実家の分と二つ買った。 おばちゃんは 「先週、中国の冷凍餃子の事件の所為で、一個も売れんかったのよ~。」 と嘆いていた。私はびっくりしたよ。 「ええ~?だってお宅は中国の冷凍餃子なんて、使ってないでしょう?」 「うん。全然関係ないよ!でもイメージなのかねえ?」 呆れた!みんな、自分で判断しないの? このおばちゃんの気持ちは分かる。 以前、男性の催眠療法士が催眠術を悪用し、若い女性を騙して全裸にし、いたずらして逮捕された、という報道があった。その後、年配の女性(多分、声から判断して70歳以上)から問い合わせがあったが 「一度催眠療法を受けてみたいんですけど・・・。あの・・・全裸にならないといけませんか?」 と、言われた。勿論「うちはそんな事しません!」と、即答したよ。 私だっておばあちゃんの全裸なんて、見たくない! 結局この方は来なかったが。 一部の事を見聞きし、それが全てだ!、と思いこむ事はよくある事だよね。 しかし、「判断力」が問われるね。 大抵の人はあんまり自分の考えがないから、テレビや情報誌が流す情報を真に受け、 「流行ってるから」 という理由で、同じ曲を聴き、同じブランドの物を欲しがり、同じような流行の服を着る。 みんな、そうやって「お金」を消費させられてる事に気づいていないのだ。 人生を消費に使う日本人。 さて、帰宅し餃子を食べたら、懐かしくて美味しかった! 買いに行った甲斐があったよ。 お昼過ぎに外に放したクロは、7時頃、ちゃんと帰って来た。 でもお医者さんに行く時間がなくなってしまった。 明日こそ、行こう! と言う事で、クロは我が家の子として、迎え入れられたのである。 PR |
|
2008 02,06 23:07 |
|
しまじろうが逝って、二日経つ。
もう、なんだか遠い昔のよう・・・。 でもふと目をやると「ああ、ゲージを片づけたんだっけ・・・。」と思う。 シマの世話がなくなって、ちょっと手持無沙汰だな。 心を癒している所為か、静かに懐かしむ事が出来るよ。 さて、夜の八時頃、庭からニャーニャー言う声がする。 そういえばさっき、油断した隙にしのやパクが出て行ったんだっけ。 だから誰かが「開けて~。」って、鳴いてるんだと思ったのだ。 で、ちょっと戸を開ける。 そうしたら、見慣れない黒猫がいた。 「あれ?タンゴじゃないぞ?」 入りたそうにしてるが、入ってこない。 私は思い切って黒猫の首根っこを持って、家の中に入れた。 黒猫は驚いたのか、キョトンとしてるよ。かわいいなあ~! このニャンコは大きかった!だって7キロあるジャガーより大きくて、ずんぐり太っているからだ。 尻尾はしのみたく半分の長さで短い。 鳴き声はジャガーに似て、ちょっとしゃがれ声だ。 人懐こくて、撫でるとゴロゴロ言ってる!かわいい~! 「飼われてるのかなあ?」 でも全体に薄汚れているし、去勢もしていないし、毛も固いから良い物を食べてる感じはしないんだよねえ。 すぐると二人で黒猫を観察していたが、私はあやかに電話をかけた。 「黒猫が庭にいてさ。かわいいから置いておこうと思うんだけど。人慣れしてるから、飼われてるのかなあ?」 「あ!その猫!ずっと前に私がタンゴと間違えた猫かも!オス猫でしょ?」 「そうだよ。ああ、あの時の野良猫かあ。虚勢もされてないからさ、野良かなあ?でも太ってるんだよ。」 「どっかのおじいさんが餌でもあげてるんじゃないの?」 どうやらこの黒猫は2,3年前から近所をウロウロしていた子のようだ。 どっちにしろ、去勢もされていないのだし、首輪も付けていないのだから、ちゃんと飼われている訳ではなさそうだ。 「よし、お前の名前は『クロ』ね!」 と、即、付けてしまった。 あやかは電話で「クロベエと被るから、他の名前がいい!」って言うが、飼う私がそう思わないのだから、それに決めた。すぐるも「クロ」で良い、って言ったし。 とりあえず、万が一飼い猫だといけないから、警察に電話を入れよう。 でも繋がらない。巡回にでも出掛けているんだろうか?2,3回掛けたが、結局繋がらなかった。 明日、早速林先生の所に連れて行こう。病気の有無を調べてもらわないとね。 それよりも!風呂だ!風呂だ! すぐ湯船に湯を張り、浴室にクロを強制連行。 初めての体験で茫然自失なのか、意外と大人しかった。 やっぱ汚れてたんだな。流れる湯が黒い色をしていたからねえ。 問題はトイレを覚えてくれるかどうか、だ。 ずっとお外にいる子なら、ちょっと無理かもね。 そうしたらライちゃんみたいに、お外でトイレを済ませてもらうしかないなあ。 でもとりあえず、覚えさせる努力だけはしてみよう。 私はロフトから、以前使っていた猫用トイレを取り出した。 そこに新しい猫砂を入れる。 これなら他の子の臭いはしないから、共有よりも抵抗はないよね。 それにこの子自身、病気を持っていたら、トイレは分けた方がいいし。 とりあえず、トイレに座らせる。しかし、意味が分からないのか、出てしまう。 時間をおいて、2,3回試してみる。やっぱ、ダメだ~。 今はすぐるの脇にクロが寝ている。 呼ぶと来るし、可愛い事、この上なし! これでトイレを覚えてくれれば、言う事ないのになあ。 さて、この子は飼い猫なのか? 昔、飼われていた事がある子なのか? もし、気まぐれで外飼いしてるのなら、これは飼い主に抗議すべきだ。 餌を与えているのなら、去勢をしっかりし、首輪をつけるべきだからだ。 それに清潔にしてあげないとね。 飼うからには責任感を持ってもらいたいのだ。 で、すぐると話し合い、「この子を試そう」と言う事になった。 朝、外に放すのだ。 それでまた家に来たら「飼おう」。来なかったら「自分の家に帰った」と見なす。 でもさっき、ご飯を食べていたから帰ってくる確率は高いかな。 帰ってきたら、「保護しています」という内容で、警察に届けよう。 それにしても・・・。他の子達は「またですかあ?」と思っているのか、一切騒がなかった。 チビもカイも、みんな知らん顔をしていた。 慣れてるんだなあ。あんたら、凄いよ・・・。 なんだかシマからプレゼントを貰ったかも・・・。ふふふ~。 |
|
2008 02,04 20:13 |
|
午前11時半頃、しまじろうはひっそりと息を引き取りました。
昨日は頻繁に痙攣を起こしていたみたいだけど、今朝は何も動かず、じっとしたまま。 朝も一時間ほど抱いていたが、やっぱり体が痛くなってギブアップ。 冷え切った体をせめて暖かくしてあげたいと思い、湯たんぽより日向ぼっこがいいんじゃないかと思い立ち、寝かせていたクッション毎、窓際に移動させた。 シマの目はずっと開いたまま。そして時折大きく呼吸する。 呼吸もままならないのだ。 しばらくさすっていたが、天気もいいし洗濯しちゃわないとね。 それから電話が来たり、自治会の事で来客が来たり・・・。 洗濯物を干し終わり、ふと「シマは・・・?」と思い、覗きに行くと。 知らない間に息絶えていたのだ。 私は腹に耳を当て、呼吸の有無を確認する。 それから喉に指を当て、脈の有無も確認する。 どうやら亡くなっているようだ。 「そうか。シマ・・・シマ・・・。」 とりあえず呼んでみる。鳴き声が帰ってこないのは、分かってるんだけど。 でもホッとした。もう苦しむ所を見なくて済む。 私はシマを抱き上げた。力なくダランとしたしまじろう。 頬ずりして、最後の別れを噛みしめた。 でも私の左膝の上には、霊体になったシマがちょこんと座って、自分の遺体を見ている。 私は笑いがこみ上げてくる。 「シマ、あんたどんな気持ちで見てるの?」 私はロフトから段ボールを取り出して、シマを入れる。 それから昼食を済ませると、先生の所に電話を入れ、今までお世話になったお礼を言った。 「橋村さん、本当によく頑張ったと思います。一生懸命されました。」 と、仰ってくださった。 私は先生に褒められたくてやった訳じゃないが、でもこう言って貰えると、素直に嬉しい。 さっきまで涙なんて全然出なかったのに、先生と共にシマちゃんは戦ったんだなあと思うと、とたんに涙が溢れて止まらなかった。私は本当にいつも周りに恵まれていると思う。 昨夜、シマと一緒に寝た時の事。 コタツでシマの添い寝をしていた。そうしたら、シマはコタツの中にいるのに、窓側の方ばかり見ている。 何を見ているのだろう、と思ったが、ここにはあやかはいないので、自己催眠に入る事にした。 シマが見ていたものは、まばゆい光だった。 そうか。もうお迎えが待ってるんだね。シマはそれをジッと見ているのだ。 それからシマを感じてみる。何を思っているのだろう・・・。 シマからは、何ともいえない温かさを感じる。 シマは分かっているのだ。何もかも。そして感謝してくれているのだ。 私は眼を開けると、シマを抱き寄せた。 それからゲージに戻して、寝たのだ。 朝、すぐるが登校する時、シマは虫の息だった。私は 「もし、お前が学校へ行ってる間にシマが死んだら、火葬場に持って行くけど。いい?」 と、確認をしておいた。 「うん。いいよ。」 すぐるも覚悟をしているのだ。 さあ、火葬場へ行こう。いつまでも遺体を置いといて、朽ちていくのを見たくない。 車を走らせると、また涙がこみ上げてくる。 火葬場に着いたら、事務所に行き、すぐに職員の方が対応してくれた。 早速、計量するようだ。段ボール毎、測ったら2,62キロ・・・。軽い。 「ゆっくりお別れして下さっていいですよ。」 職員さんはそう言ってくださったが、私はシマの顔を一撫でして、お別れを済ませた。 いつまでも未練タラタラしたくない。 肉体など所詮、地球上での地球服。肉体の死は決して魂の死ではないからだ。 私達の魂は永遠で、無限だ。 事務所に行き、手続きを済ませる。 「840円です。・・・・随分軽かったですね。子猫だったんですか?」 「いえ、病気の子です。病気ですっかり痩せてしまいました。」 「そうなんですか。」 物腰の柔らかい中年男性の職員さんで、このような声掛けに優しさが籠っていて、何だか嬉しかった。 事務的な手続きの中に、人間味のある暖かさにホッとする。 火葬場を出ると、駐車場に向かって歩く。 歩く私の足元には、シマがトコトコついてくる。ふふふ。かわいいなあ。 私はこういう事が感じれる人間でよかった。 家に帰ると、シマの使っていたゲージを洗い、片づけた。 ついでに大掃除も・・・。 夕方になり、すぐるが帰って来た。 「シマは?もう死んだ?」「うん。」「最期はどうだった?」 すぐるも気にしていたんだろう。でも最後の様子を伝えると、安心したようだ。 「最期が『日向ぼっこ』でよかった。オレ、ゲージの中で死なせるのは嫌だったんだ。」 「お母さんもだよ。」 すぐるは笑っていた。 今、こうしてブログを書いているが、やっぱりシマは生前にしていたように、私の左脇とコタツ布団の間に座っている。そういえば、お線香を焚いていなかったな。 成仏しているから、要らないんだけどね。だから焚く気も起きなかったんだな。 ついでに私達は葬式もお墓も用意しない。意味はないし、ただ私達がシマの死を受け入れるだけで十分だから。 それに明日も名古屋で仕事。 まったく!シマは何てタイミングのいい子なんだろう。 私の仕事の合間を縫って、今日を旅立つ日に選んでくれた。 お陰で、私も最期を看取る事が出来たし、悔いを残すことなく、満足出来た。 今、私の中にあるのはシマの思い出と感謝の気持ちでいっぱいだ。 思い出をくれたしまじろうと、温かく励まし見守ってくれた皆様に・・・。 こんなに幸せな気持ちで見送れました。 皆様、シマを励まし、応援して下さって、ありがとうございました。 シマほど幸せな子はなかったと思います。 本当にありがとうございました。 それから最後に、シマの最後の日向ぼっこと段ボールに入れたシマです。 チビちゃん達が見守っていました。 |
|
2008 02,04 01:17 |
|
先ほど、愛知県から仕事を終えて、帰って来た。
途中で電話を入れ「シマはどう?」と、容体を聞く。 「痙攣が酷くて・・・でも、今は落ち着いているよ。」 どうやらシマは私の帰りを待っていてくれてるようだ。 まだ生きてる、と聞いて、ホッとするやら、悲しいやら・・・。 まだ苦しんでいるんだと思うと、「もういいよ」って言ってやりたい。 エイズは神経系をやられるので、痙攣が起きるのは仕方がないのだ。 でもこれはかなり末期の症状だ。 痙攣は苦しいんじゃないのかなあ・・・。 昨夜は一時間ほど横に置いて一緒に寝た。 ゲージに戻した途端、何度も吐いていた。 敷いていたペットシーツやタオルを取り換えた。 さて、帰ると。 「シマ~。」 呼ぶと、何とシマは頭を起こして、私の方に来ようとする。 もう立てないのに。ようやく起こした頭は、力が入らないのでブルブル震えてる。 私が抱き上げてやると、ゴソゴソ動いて膝の上に座ろうとする。 まだそんな力が残っているのか!!! びっくりだ・・・。 今は・・・シマは私の膝の上にいる。 コタツ布団を掛けているのに、体は冷え切っている。 もう体温も保てないのだ。 さっき、水をあげようとしたが、口は固く閉ざされ、あげる事が出来なかった。 体は硬直し、生きているのか死んでいるのか分からない。 でも腹がかすかに動いているから、息をしているのだと、かろうじて分かるのだ。 シマの気が悪いので、抱いてると足や体全体が痛くなってくる。 私の気が大量に吸われているからだ。 それでも私の出来る限りをやろう。 昨夜もほとんど寝ていないが、今夜もなるべく付き合おうと思う。 私が寝ちゃってる間に逝ったら、それはそれで仕方ないね。 それから皆様からたくさんの温かいコメント、メール、励ましの言葉など頂きました。 ありがとうございました!しまじろうは幸せ者です。 どうか最期まで見守っててくださいね。 |
|
2008 02,02 22:02 |
|
今日はシマを診察してもらう。
最近行きたくても、行く暇がなかったんだよねえ。 一昨日は痙攣を起こしていたし、頻繁に吐くし、血尿はすごいし、御飯も食べない。 でもとうとう水も飲まなくなってしまった。 だから尿も出していない。 これって、相当ヤバイよね・・・。 さて、診察。 まず体重を計ってもらう。 これが驚愕の体重・・・! 1,9キロだって・・・。 道理で痩せてると思ったよ。最初、拾って来た時よりも痩せてるんだもん。 これでよく生きているよなあ。これじゃあ、力も入らない訳だ。 シマはここ2,3日、鳴き声が声になっていない。 座ってると頭が小刻みに震えている。保っていられないからだ。 実は今日、診察にあたって、私はそれなりの覚悟をして来ていた。 シマの急変の様子から「安楽死」を考えていたからだ。 だから昨日すぐるにも 「一応覚悟しておいて。後悔したくなかったら、後悔しないようにしておいて。」 と、言っておいた。それですぐるも撫で撫でしたり、さすったりしていた。 「先生、シマの具合はどうですか?私は症状から死期が近いと思っているのですが。」 「正直言って、今日と明日が山でしょう。」 「安楽死は必要ないですか?」 「それは必要ないでしょう。このまま眠るように逝くと思いますから。」 「そうですか。でも苦しむようなら電話させてくださいね。苦しむのを見たくないので・・・。」 「いいですよ。その時は安楽死を考えますから。」 それから先生は尿が出るよう点滴をしてくれ、注射もしてくれた。 これだけしてくれたのに、今日も¥3000と、涙が出るくらいお安いお値段。 これまでお世話になった事を何度もお礼を言い、しまじろうを連れて帰ったのだ。 さて、シマが少しでも快適に暮らせるよう、ゲージの中を変えよう。 使い古しのクッションを敷いて、シマを寝かせる。 でも体が冷たいんだよね。 今日はあやかが休みで、名古屋の家にいるはずだから、電話をして聞いてみよう。 「今日が山だって言われたよ。シマはどう思ってる?して欲しい事はあるのかな?」 「ちょっと辛そうだけど、感覚が麻痺してるからいいんじゃない?それよりも寒いんだって。体の芯から冷えてるみたい。」 「そうなんだ。体が冷たいんだよね。暖めるよ。」 「あやかの予想は外れそうだね。」 「そうだね。お母さんが「いつ?」って聞いた事で、エネルギーが動いて、予定がずれたね。でもいいんじゃない?早まってもさ。」 「私もそう思う。私はシマを早く楽にしてあげたいんだ。」 「そうだね。」 電話を切った後、私は久しぶりに湯たんぽを取り出して、お湯を入れた。 シマの横に置いておく。それからシマにおむつを着ける。もう脱ぐ力もないし。 寝かせて、シマの上からタオルを掛けておく。 こうしておいて、すぐるが撫でると 「まだゴロゴロ言ってるよ!」 と言っていた。ちょっと驚いたよ。こんな間際でもゴロゴロ言うんだ。すごいなあ。シマは。 今は半眼を開けて、ずっとジッとしている。 眠っているのか・・・いないのか・・・。 もしかしたら、あやかやすぐるが見た夢の通り、明日の朝に「死んでいる」のかもしれない。 それならそれでいい。眠るように逝ってくれるのならね。 明日は朝から愛知県で仕事だ。だからすぐるにお願いをしておく。 「もし、朝シマが死んでいても、そのままにして行くから。置いといてね。夏じゃないから臭わないと思うし。」 「わかった。」 「生きていても、何もする事はないから。見守ってて。」 「わかった。」 ちょっと信用ならないすぐるだけど、誰もいないより、マシだもんね。 さあ、しまじろうはどこまで頑張るのだろう。 健気に頑張ってるシマを見てると涙が出てくる。 でもこの子はもう楽になるんだ。そう思うとホッとする。 先生にも「この子は頑張りましたねえ。」と言われ、本当に嬉しかった。 本当によく頑張ったよ!シマちゃん! |
|
忍者ブログ [PR] |