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2007 06,09 20:07 |
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とうとう恐れていた事態が起こった。
シマが血尿を出したのだ。 大分前から思っていたのだが、シマの尿の色がかなり濃いのじゃないか、と思っていた。 でも今使っているペットシーツの色が濃い緑色なので、見えにくい。 でもそこから見えるシマのオシッコはなんだか茶色っぽくて 「やっぱり血尿が混じっているんじゃないか。」 と疑っていたのだ。 それで先日お医者さんに行った時、尿を調べてもらおうと思ったのだ。 でもその時、シマの膀胱にはオシッコが溜まっておらず 「オシッコが絞れないから、今日は無理だなあ。」 と言う事で、断念したのである。 その矢先で血尿を発見したのだ。 ペットシーツの上にオシッコがしてあり、その上には血の塊が数ミリあった。 それを見た時、自分でも軽いショックを受けてるのが分かる。 「あ~あ・・・とうとうこういうものを見る日が来ちゃったんだねえ。」 ちょっと寂しい気持ち。 シマはダルイのか大人しく、それでも甘えに来たり、ウロウロしたり・・・。 「おまえ~、痛くないの?」 と聞いても、相変わらずとぼけた顔をしているのだ。 私はチュッチュッしたりほお擦りしたり。シマは知らん顔してる。 「おまえ~、答えろ。」 夜中にブツブツ独り言を言ってる薄気味悪いおばさんの私。 猫相手に独り言を言うって、何だかね。可哀相な人みたいじゃん。 さて。こんな日は直接シマに、自己催眠で聞いてみよう。 イメージすると、シマは笑っていた。 猫が笑うってどんな顔?と思うが、でも笑ってるのだ。 「シマ、あんた痛くないの?」と聞くと 「痛くはないよ。でも重だるい感じなんだ。」と言う。 だから私はシマの体を感じてみる。 途端に下半身に重く鈍い痛みを感じる。 口は痛いと言うより不快感と異物感がある。 ただ救いなのは、鋭い痛みがないことだ。 下半身の痛みは、ちょうど生理痛のような痛みに似てる。 「苦しまないでね。」と伝えておく。 「うん、大丈夫だよ。」と言うシマ。 「私はどうしてあげたらいい?」と聞くと 「もう十分。ありがとう。」と言うだけ。やっぱりニコニコしているのだ。 魂は先に成仏しているので、 「ボクはそんなに痛みは感じてないよ。だから心配しないで。」 と言ってくれた。シマは優しいなあ~。 さて。今日。 やっぱり食欲がないね。仕方がないか。 来週早々にお医者さんに行って来よう。 きっと処置はしないと思うけど。 でも、シマが笑っていてくれてよかった。 自分が愛されている事が嬉しい、って言ってくれた。 それだけで私は救われるのだ。 PR |
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2007 06,08 21:09 |
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しまじろうをお医者さんに連れて行く。
最近は食欲も回復して、かなり良い感じ。 お医者さんの所に行くと、すぐ体重測定。 う~ん・・・あんまり変わらないなあ・・・。2、85キロ、前回と同じ体重だ。 食欲が回復してるといっても、以前の半分程度だもんなあ。 食べて体重を維持してる、っていうところか。 次は口の中を消毒してもらう。 消毒薬は歯医者さんで良く使っている薬だ。 これはあんまり美味しくないので、シマは物凄く嫌がるのだ。 なので私が4本の足をギュッと持ってる。 先生が消毒してると、口の中から血がにじんで出てくるのが分かる。 最近、膿の中に血が頻繁に混じるようになったのだ。 だから口の中の状態が相当悪いんだなと思っていた。 やはり私の勘は当たっていたようで、 「口の右側がタダレて潰瘍化してますね。」 と言われた。やっぱそうなんだ~と思った。 病状が悪化してるのは分かっていた事だもの。 ただ私が心配してるのは、痛くないか、苦しくはないか、というものだ。 シマちゃんはダルそうにしているが、「痛い」とも何とも言わないモンね。 舌に出来ている癌もきっとあちこち転移しているだろう。 だからこそ、余計苦しい思いをさせたくない。 いくら魂は先に成仏していると言っても、無用な肉体の苦しみは味あわせたくない。 「このまま小康状態が続いて、そのまま息を引き取るのなら、それも良いでしょう。安楽死はあまりしたくないので。苦しそうであれば、安楽死を考える事にしましょう。」 先生からそう提案されたので、 「わかりました。」 と承知した。シマが安らかな最後を迎えられるよう、私は尽くすだけだ。 2,3日前から、シマの缶詰も変えた。 普通の缶詰から「子猫用」に変えたのだ。 子猫用は栄養価も高く、普通の缶詰よりほぐれているので、シマの食べる時の負担が減るのでは、と思ったのだ。 ある意味、最終段階の病院食みたいなものなのだ。 でもこれが美味しいのか、また一段と食欲が増えたのだ。 結構な事である。 すでに抜けたシマの魂は、今は成仏して私の左わき腹の所にいる。 いつもそこが温かいのだ。 霊体になったシマは以前の健康だった時の姿なのか、今よりも毛がフサフサしている。 つぶらな瞳でキョロキョロしており、ライちゃんみたいな素っ頓狂な顔をしている。 か~わい~いね~! さて、そのうちタンゴかどの子か、血液検査にでも連れて行こう。 エイズに感染しているかどうか、を調べてもらう為だ。 タンゴやパクが、シマの残りを盗み食いしていた時があったのだ。 たま~に仕切っていたドアが開いていて、そんな事件も時々あるのだ。 一匹にうつっていれば、みな感染していると思っていいだろう。 もしエイズに感染していたら、それはそれで覚悟をしなければならない。 結果を恐れ避けていても、いつか現実がやってくる。 だからきちんと見極めないとね。 もし、エイズに感染しても、「即、発病」というわけじゃないしね。 発病しないままの子だっているそうだから。 いずれ病気だろうが何だろうが、猫だって人間だって、私だって死ぬのだ。 もしかしたら病気のシマより早く、私が明日事故に遭って死んでしまうかもしれない。 時間は平等にやってくる。 その時間をいかに有効に使うかが大事だと思ってる。 私は後悔を残したくないから、いつ死んでも大丈夫なように、精一杯やるだけだ。 この繰り返しを毎日した結果、「気持ち良く生きて、気持ち良く死ねた」という事になるのではないか。 みな「死ぬなんて縁起でもない」と言って、大事な生き方に目を背けている。 でも私は一番大事な事だと思っている。 私達より寿命の短いペットは、それを教えてくれるのだ。 |
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2007 05,30 22:51 |
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あれからシマちゃんは、どうしているかというと・・・。
何故か?!とっても元気だ。 益々元気だ! あれからよく飯を喰らい、また太ってきた。 結構な事だけどさ。 この前、すぐるが普段履かない靴を出す為、下駄箱を開けた。 すぐるは開けたら開けっ放しの「ぱなし君」だ。 夜、帰宅した私が気が付いて 「すぐるめ、また閉めないで・・・!」 と思ったら! シマは、その下駄箱の中に棲みついていた。 「ちょ~か~わ~い~!」 シマはそこが気に入ってるのか、この一週間ずっと入り浸りだ。 そこは下駄箱の下部分ですぐるの合羽や長靴、スニーカーが置いてある。 合羽が布団代わりになって、良い感じなのだろうか。 かなりまったりとしていて、満足気だ。 シマを抱っこすると・・・もわ~んと何か臭う。 「くさい!」 シマちゃん、ただでさえ臭い子なのに、更に臭いがパワーアップしてる! 長靴のゴムの臭いとそれから・・・何か酸っぱい臭い・・・。 「これ!すぐるの足の臭いだ!シマちゃん!あんた!臭くないの?」 シマちゃんは目を細めてるばかり。 それをすぐるに 「ちょっと!あんたの足の臭いがシマにうつってるよ。」 と言うと 「オレの臭いで浄化された。」 とか言ってるし。冗談じゃないよ。 いくら元気になったといっても、残り少ない時間には違いないのに、よりによって最後の臭いが「すぐるの足」の臭いかよ!勘弁してくれ・・・。 この前、洗ったばっかりだけど、また洗うかなあ。 何だかよくわからんけど、しまじろうは元気ですよ! |
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2007 05,22 20:19 |
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いつも飲ませているお薬が、そろそろ無くなって来たので、シマをお医者さんに連れて行くことにする。
最近は益々食が細くなった。 前はご飯を4回食べていたが、今じゃその頃の一回分を、一日かけて食べている。 いつでも食べられるように御飯を置いておくのだが、大概は捨ててしまう事が多くなった。 季節柄、古くなった物を食べて、お腹を壊してはいけないものね。 それでも一時より、元気になった。 それは先日もここに書いたように、「気」が入った事もあるだろう。 でもそれ以上に、何だか「消える前のろうそく」のように思える。 ろうそくが消える前、ボウッと燃え上がる瞬間がある。 それに似ているのだ。 さて。お医者さんでは先客があり、少し待っていた。 キャリアバッグからシマを出し、膝に上に乗せておく。 シマはジーッとしていて動かない。リラックスしているね。 でも私の左脇には、すでに守護霊になってるシマも居る。 何だか笑えるよ。私はダブルシマにサンドイッチされている状態だ。 さあ、診察だ。 体重を量るとやはり減っている。2、85キロだった。はあ~・・・。 口の中を消毒してもらい、注射をしてもらって終わり。先生とも 「この子を診てもらうのも、後一回か二回ですかね。」 と話していた。先生は 「それでも良い最後を迎えられて、幸せでしたよね。」 と仰ってくださった。ありがたい事だ。 さてさて。先生のところに保護されている子猫が居ます。 ただ今450グラム。確かオス猫だったような・・・。 この子はネズミ捕り用の罠でベタベタになっているのを小学生が見つけ、先生の所に持ち込まれたのでした。 先生は子猫に小麦粉をまぶし、それを食用油で洗い落とし、さらに洗って綺麗にしたのです。 とっても可愛い子でした! どなたかもらって下さる方はいませんか? 里親募集中です! |
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2007 05,19 21:42 |
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お久しぶりな感じですね。
お陰様で忙しかったのです。ありがたいですね! そんな訳で愛知県の方へ行っていたのだが。 その間、成仏したシマの霊が私の周りにずっと付いてまわっていた。 勿論、シマの本体・・・体の方は生きていますよ。 でも仕事中、フワッとシマの匂いがよくした。 シマの匂いは独特だ。薬の匂いと膿の混ざった匂いがするのだ。 その匂いがしょっちゅうする。 そして懐かしい何とも温かい気持ちになるのだ。 これはシマが成仏しているからなのだ。 そして私が寝ていると、私の枕元で丸くなって寝ている。 勿論、本体は玄関で寝ているんだけどね。 でも、死んだ事で(まだ死んでないけど)やっと自由になれたのだ。 その喜びが伝わってくる。 何より念願の友達が欲しがっていたシマには、チョロという友人がいるのだ。 本当に嬉しそうにしている。 それでも玄関にいる本体の世話をしていたら。 私は敷いてあるペットシーツを交換していた。 本体の方のシマが早速甘えに来る。 しかし私の脇にも、霊体のシマが擦り寄ってくる。 面白い現象なのだ。 でも私には空っぽの体のシマも可愛いが、霊体のシマの方が愛着・・・というか懐かしい・・・というか、何とも言えない愛情が湧いてくるのだ。 やはり霊の方が本質を感じられるのだろうね。 それ故、本体の方を抱いてても、何か虚しいなあ・・・と思うんだろうね。 たまに人間様でも、まだ死んではいないのに魂の方が先に成仏してしまい、誰かの守護霊をしていた・・・という事があった。 或いは守護霊とまではいかなくても、生霊になって憑いていた、という事もよくあるしね。 でもこんな風に体と霊体がバラバラに動いているのを目の当たりにすると、ちょっと笑える。 それにあれから私も、涙を流す事はなくなった。 シマが「生きる苦しみ」からすっかり解放されている事を、感じたからだ。 という訳で、今じゃ2匹のシマに囲まれて、私は暮らしているのさ。 ははは~。ある意味、楽しいね! |
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