2024 11,15 20:34 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 10,14 21:45 |
|
今日は、私とあやか、私の両親の4人で、出掛けたのだ。
愛知県にあるテーマパークで一日遊び、この4人でそれなりに楽しく過ごした。 心配していたお天気も崩れる事もなく、風もなく、暑からず寒からず、丁度良い行楽日和でよかった! 行きも帰りも高速道路は空いていて、気持ちの良い疲れと「楽しかった!」という満足感。 6時には家路に着き、すぐるを拾って、みんなでご飯を食べに行こう! すぐるは文化祭の練習や、隣町の祭り、「サッカーやらないか?」と言う誘いやらで、忙しかったのだ。 それで晩御飯での合流となった。 みんな揃ってご飯を食べて、8時頃には実家に着いた。 両親を降ろして、私達もちょっとだけ実家に寄って行く。 台所に行って、ちょっと一休み。私はお茶を飲んでいた。 母は居間に行き、仏壇に線香をあげている。父はトイレに行っていた。 その隙に、小声であやかが私に言う。 「玄関におばあちゃん(私の祖母、母の母)とクロベエがいたよ。」 「え?マジで?気がつかんかったよ。」 おばあちゃんはともかく、クロベエがいた・・・と言う言葉に、軽いショックを受ける。 クロベエがいたと言う事は・・・2月に飛び出したきり帰って来なくなった・・・実家に預けた黒猫クロベエが死んで、霊体となってそこにいる、と言う事だ。 クロベエは死んだんだねえ・・・。なんか悲しい・・・。 でも両親には言えないよ。あやかの能力の事も、私達の仕事の事も、何も言ってないしね。 きっと聞きたくないだろうし。ここは黙っててあげる方が親切だろう。 だから何も言わない。 あやかによると、クロベエは実家の中には、入れないでいるようだ。 それも最近死んだんではなく、飛び出してしばらくしてすぐに死んだみたいだ。 庭には洗濯物を干す物干し台があるのだが、クロベエはその辺りをウロウロしていたみたいで、でもどうやって家に入ったらいいのか分からずにいたらしい。 「クロベエはブルブル震えてたよ。」 きっと寒かったんだろう。飛び出した時は真冬だったんだもの。 すぐるも言う。 「クロ、飛び出した日の朝に限って、何度も吐いてたんだって。きっと具合が悪かったんだよ。だから自分の死期を悟って飛び出したんじゃないかなあ。」 そうなのか。クロはそうやって自ら出て行ったんだね。 私達が帰ろうとして車に乗ると、クロベエまで乗り込んでくるのが私にも分かる。 タンゴとよく似てるけど、タンゴより一回り大きな頭で、ピンクの首輪を付けたクロベエ。 あやかが拾ってきたのが、ちょうど一年前になる。 「早いねえ・・・。もうそんなに経つのか。」 家に着くと、クロベエもついてくる。でも今はどこにいるのか分からない。 気配はあるんだけどね。 どうもクロベエは死んだ後、随分彷徨っていたみたいだ。可哀相に帰るべき家が分からなかったようだ。 でもやっとこさ家を見つけたのに、実家には相変わらず悪霊がわんさか居て、入りたくても入れなかったのだ。 現におばあちゃんまで庭に居たのだから、どうやっても家の中には入れなかったのだ。 守護霊も気の毒だ。守りたくても入れない・・・時々こういう家、ありますね・・・。 さて。クロの為にお線香を焚こう。 クロの一生が幸せだったと思いたい。 少なくとも、クロからは、拾ってくれたあやかに感謝しているのが伝わってくる。 父や母に対しても、「可愛がってもらえた」事は理解しているのだ。 でも残念ながら、あの家に生きて帰る事はなかった。 せめて霊体になっても帰したい、と思うが、あの悪霊の巣ではしばらく無理だろう。 時々実家に行く私が、クロベエも連れて行くしかないかな。 まだ心の片隅で、「クロベエが生きてる」と信じてる両親。 口では「もう死んでるな」なんて、言ってるけどね。 私は水を差すまい。 クロベエの生まれてきた目的は、「幸せ」ではなかった。 むしろ、不幸とか、辛さといったものを味わいに来ている子だった。 でもそれでカルマの解消が出来たんだったらいいな。 そして最後の一時でも幸せを感じられたのなら、それもまた私達が貢献できたのだ。 私達の出会いもまた、予定通りだったのだから。 少なくとも、クロベエが私の両親・・・事に父親に与えたものは大きかった。 クロは立派に役目をまっとうしたのだ。 ありがとう。クロベエ。今は安らかに眠ってください。しばらく貴女の為にお線香を焚きますよ。 寒くて辛かった事が、早く癒されるよう、私は自分を使って癒す事にしよう。 PR |
|
2007 10,07 23:32 |
|
昨日、遅い時間に帰宅をした。
夜、11時ぐらいかな・・・? 突然、電話が掛かってきた。 「もしもし、橋村です。」 「あの、おたく、おにく・・・ありますか?」 「は?おにく?・・・・」 どうやら外国人のようだ。 「今、おにく・・・、おねく?おにく、います。」 「あの・・・間違い電話じゃ、ありませんか?」 「そじゃない、なまえ、ぜんぶ、かいてある。おたくにおねく、いますね。」 ・・・!ああ、分かった!「おねく」って、「猫」の事だ! 「はい!はい!います!『ネコ』の事ですね?」 「そう。そうです。今○○(近所のアパート名)のチュシャジョウにいます。」 「分かりました。ありがとうございます。すぐ行きます。」 そう言って、電話を切った。 そこのアパートに住んでいる外国人なら、日系ブラジル人だ。 きっと、名札をぶら下げたラインハルトを見て、迷子猫だと思ったのだろう。 生憎、そこはライちゃんの縄張りなので、すぐ帰って来れる所なんだけど。 でも心配してるのでは、と思って、電話を下さったのだ。ありがたいではないか。 歩いて数メートルの距離のアパートに行くと、3人のブラジル人の青年達が、バイクにまたがったり、駐車場の縁石に座りながら喋っていたようだ。 「こんばんは。」 そう言って迎えに行くと 「すいません。遅い時間、電話した・・・。」 とすまなさそうにして言う。 「いえいえ。ありがとうございました。大丈夫です。私も今、帰って来た所なんです。」 と笑顔で返しておく。 「さあ、ライちゃん、帰ろう。」 そう言っても、この優しい青年達から離れたくないのか、ライちゃんは中々離れない。 「あの・・・なんて言う?これ、おねく?」 「ねこです。ねこ、と言うんです。」 彼らなりに、尊敬語の「お」まで付けて、丁寧に「おネコ」と呼んでくれているのだ。 可愛いじゃないか!思わず笑いがこぼれる。 今時の日本の男に、こんなに優しい青年がいるんだろうか。 みな、優しそうでも、知らん顔をしてる人が多いんじゃないか。 「迷子になったら可哀相。」という、人間として当たり前の感情を持っているのが嬉しい。 それから2,3の言葉を交わして、ライちゃんを抱っこして、帰って来たのだ。 ライちゃんにも大きな迷子札をつけているが、これが返って紛らわしかったかな? でもライちゃんは、病気よりも事故で命を落とす危険の確率が高い子だ。 万が一の事があった時、この子の所在を明らかしてくれるのは、この迷子札だけだ。 以前、事故死の予知の事を書いたが、あれから催眠療法で癒したら、ライちゃんのプカプカしていた魂は落ち着き、何だか知らないが次の日には、毛の色までしっかりと濃くなった感じがするのだ。 これでしばらくは事故を免れただろう。 今は私達も、危機感を感じなくなったしね。ちょっと一安心。 今日も思い掛けない電話だったが、こんな事でも「人間も捨てたもんじゃないな。」と思えて、嬉しかったのだ。 |
|
2007 10,01 14:58 |
|
今朝6時頃、カイさんを捕まえました!!!
5時半頃、庭がガタガタ、ニャーニャー騒がしいので、 「もしや、カイさんでは?」 と思い、眠くてフラフラになりながら、サッシ越しに庭を見たら。 昨日から家を出ていた「しの」だった。 しのは懐いていなくても、朝方になると帰ってくるのだ。 そっと戸を開けてあげると、サッと入ってくる。 そうしたら後ろから、カイさんが付いて来ているではないか。 「カイ~カイ~」と言いながら、手を差し延べると恐る恐るクンクンと臭いを嗅いでいる。 懐かしそうに臭いを嗅いでいるものの、それでもやっぱり恐いのか、入れずにいるようだ。 入りたくて、でも入れなくて・・・だから「キュウンキュウン」と鳴いていた。 私は急いで子猫用のキャットフードを持ってきて、つまんで差し出すと、また寄って来る。 でも臭いを嗅いでいるだけで、なかなか近寄ってくれない。 そうこうしているうちに、臭いに釣られて、家の猫たちまで寄って来るよ。 私の背中越しに「ニャーニャー」言ってるし。 そのうち、ジャガーとライちゃんが、ピョーンと庭に飛び出した。 私の置いたキャットフードを、こいつらが食べてるよ。 「おいおい・・・」って感じ。 でもこれが功を奏した。 カイさんが、ジャガー達に擦り寄って甘えに行ってるのだ。 私のすぐ足元に置いたフードを熱心に食べている二匹に、カイさんが近寄った事で、私がカイの首根っこを持って捕まえる事が出来たのだ。 「やった!」 こうしてこの大捕り物は30分に渡って、繰り広げられたのである。 気付いたら、ちょうど朝の6時。 ちょっと早いけど、すぐるを起こし 「カイさんを捕まえたよ!」 と、報告。すぐるも「マジで?」と、飛び起きたよ。 こうしてすぐるも、学校へ行く前に、カイさんとの対面を果たしたのである。 さて、首根っこを捕まれたカイさん。 意外や意外。逃げるのかと思いきや。降参したのか大人しかった。 むしろ、寂しさのピークだったのか、ご飯を食べ終えると、もう甘えまくり。 私はあれから二度寝したが、カイさんはずっと私にくっついて寝ていた。 今も「かまって~かまって~」なのである。 だったら、早く帰って来いよ!って思うけどね。 まあ、そんな所も可愛いのである。 心配してくださった皆様、お騒がせしました。 そして、ありがとうございました。 無事に帰って来ました。結局、折角買った捕獲器は、全くの役立たずでした! |
|
2007 09,23 22:32 |
|
またカイさんが家出をしてしまった!
網戸が開いており、きっとカイさんはそこから出て行ったんだろう。 何か静かだなあ・・・と思っていたら、みんなそこから脱出していたらしく、呼べば次々と帰ってくる。 でもカイさんだけは、一日経っても帰って来ない。 ただ前回より安心してるのは、首輪を付け、そこから大きな名札をぶら下げており、しっかりと「橋村カイ」と名前を書いて、住所と電話番号が記してある事だ。 これなら万が一、交通事故に遭っても、生きてるにしろ、死んでいるにしろ、連絡が来るはずだ。 それに親切な人に拾われても、飼い猫だと言う事は判明する。 それに私には大きな武器がある。 先日購入した「捕獲器」だ。 これさえあれば、捕まえるのは至極簡単な事だ。 面倒で、まだ開封すらしてないんだけどねえ。 ただ鳴き声も姿も確認してないので、それが心配な点だが・・・。 でも迷っても必ず帰ってくると信じよう。 そんな訳で、早速捕獲器を組み立て、罠を仕掛けておく。 掛かってるといいなあ。 それ以外は、我が家の猫達はみな、静かに過ごしている。 シマも何だかんだといいながら、元気だ。 夏は越せれないと思ったのに、食欲旺盛だし、甘えるし、血尿は最近見ないし・・・。 直ったのか?先生に 「直ったんでしょうか?」 と聞くと、笑いながら 「それはないと思います!」 と言われたんだけどねえ。そうだよね。 最近、しまはまたよく毛をむしる。 鼻の所に大きなニキビみたいな出来物が出来た。これも癌の転移なんだろうか? とりあえず、苦しんでないから「まあ、いいか」って、思うんだけどね。 時々うちに泊まるあやかに、シマは甘えに行くが、私の所には来ない。 きっと「すぐに口を拭きにくる、うるさいオバハン」とでも思ってるのかもね。 口の周りについてる膿を拭うと、物凄くうるさがって嫌がるのだ。 でも私は捕まえて無理矢理拭くからねえ。 最近嫌われてるかもね~。ははは~。まあいっか。 シマが元気なら、嫌われたってどうって事はない。 先日3ヶ月ぶりに訪れた知人が、シマが生きているのを見てビックリしてたよ。 「元気じゃん!すっかり太っちゃって!」 猫好きの知人も、思わぬシマとの再会を喜んでくれた。 「前はさ~、ガリガリで貧相だったけど、猫らしくなったじゃん。」 って笑ってた。そうだね。ちょっと太ったかもね。 そんな感じでシマは元気です~。 私達が執着を手放した事で、返って長生きしてるのだろう。 このまま穏やかな時が過ごせればいいなあ、と思う。 後はカイさんが帰って来るのを待つだけだな。 早く帰ってくるといいなあ・・・。 |
|
2007 09,10 21:59 |
|
またネコの事です。すいません。
3匹の子猫達が去った後の我が家は、何だかとっても静かだ。 我が家の大人の猫達は、何事も無かったかのように、静かに過ごしている。 でもライちゃんは、家にいる時間が長くなった。 子猫達が来たら、また遠慮してたのか、ご飯以外は寄り付かなかったのだ。 それが今日は昼間、家で昼寝をしていたのだ。 遠慮していたのはきっとライちゃんだけではない。しのもそうだね。 しのは最近ずっと押入れに入り浸りだったからね。 それが今日は居間に居たり、私の傍で寝ていたり・・・姿を見掛けれるようになった。 子猫がいた時なんて、チラ見しか出来なかったよ。 きっとまだ貰われず、3匹が居たら居たで、慣れるとは思うんだけど。 それにしても気の小さい男だなあ。ライちゃんもだけどさ。 一番変化があったのはカイさんかも。 とにかく甘えん坊さんなのだ。 もう暇があれば、膝に乗ってきたり擦り寄ってきたり、とにかく「撫でて~」「かまって~」の催促が凄い! あの3匹が居て「私はお姉さん」という自覚があったのだろう。 でも居なくなって、末っ子に戻ったのだ。 自分が世話をしなくてもいいのだ。 そんな解放感からだろうか。とにかく甘えまくる! でもあの子達が居たのなんて、ほんの4,5日なのにね。 「8匹ってこんなに楽だったっけ?」 そう思ってしまう。「慣れ」ってすごいなあ。 さて。今じゃあ懐かしいあの3匹の写真を貼っておきましょう。 興味のある方は見てくださいね! |
|
忍者ブログ [PR] |