こころの癒しブログ
ヒプノセラピストをやっているバツイチ母さんの日常。前世や霊、子育てや猫、なんでも書いてます。
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プロフィール
HN:
橋村 秀実
年齢:
55
HP:
心の癒し
性別:
女性
誕生日:
1969/07/25
職業:
ヒプノセラピスト
趣味:
猫を愛でる、アニメ鑑賞
自己紹介:
バツイチ母さんです。子供は三人。ネコは三匹。最近、彼氏のアパートで同棲中。
長男→かずま(21才)二年前 小説家を志し、東京に行く。ただ今、絶賛行方不明中!
長女→あやか(19才)今年一月末まで、チャネラーとして母を補佐。今はただの普通の女の子に戻りました!只今、自宅にて 一人暮らし。就職して、営業しています!
次男→すぐる(17才)只今 生意気盛りな高校ニ年生。昼はバイト、夜は夜間定時の高校と、頑張り中!三月より、父親と同居中。
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2007
11,09
22:32
自覚
CATEGORY[前夫]
昨日、前夫との思い出を書いた所為か、思い出したくもない事がたくさん思い出されて、布団に入った途端、久しぶりに涙が出てきたのだ。
自分でもビックリ仰天!
催眠療法に出会ってから、5年。
その間、随分自分と向き合ってきたし、散々癒したはずだ。
でもまだ「悔しい」と歯をギリギリ言わせ、涙する自分が居たとは!
結婚していた10年よりも、別れてからの10年の方が長くなってしまった。
それでも、まだまだ蓋をしてきた過去の傷ついた自分を見る羽目になるとは。
という事で、今日は辛かった思い出を書きますので、ヘビーな話は嫌だあー、と思う方、飛ばしてくださいませ。
確か、あやかを妊娠中の時だった。3ヶ月か4ヶ月の定期健診の時。
私は長男を自然分娩できる「助産院」で産んだ為、検診もここの産院に行っていた。
仕事の旦那に代わって、舅が連れて行ってくれた。わたしはまだ無免だったから。
検診の結果、お産婆さんから
「あまり子宮の状態がよくないね。このままだと子供が堕りちゃうよ?今日から絶対安静ね。歯磨きとトイレ以外は起きなくていいから!」
と言われ、内心「ええ~?!!!」と思ったのだ。道理で下っ腹が痛かった訳だ。
でも実際、家で寝ている事は無理だろう。
かずまはまだ生後半年を過ぎたばかり。目を離せないし、第一、幼い長男よりも手の掛かる旦那が居るのだ。
子供の面倒は絶対見てくれないし、大体真っ直ぐ帰って来ない。何か頼めば
「妊婦は病気じゃない。俺の母親だって俺が生まれる前まで働いていたんだ。お前も甘ったれるな。」
と言われ、布団だって上げてくれたことは無い。
産婆に言われた事を告げると
「おまえ、また俺の気を引こうとしてそんな事言ったって無駄だからな。その手に乗るか!」
と言われ、途方にくれたものだ。
結局翌日、産婆に電話を掛け、相談したら
「もう、いいから、実家に帰りなさい!そんな旦那じゃ、話にならない!」
と言われ、そうだよなあ~と思ったものだ。
早速荷物をまとめて、置手紙を残し、かずまを連れて実家に帰ったのだ。
一ヶ月実家で静養し、大分元気が出たことだし、出血も止まったので、家に帰る事にした。
それでも「絶対安静よ!歩き回っちゃ、ダメ!!!」と言われていた。
なのに。戻った翌日。
「久しぶりに出掛けよう!」という前夫。私は勿論抗議する。
「ちょ、ちょっと待って!私絶対安静なんだけど!」
「なんだと、テメェ!何かと言うと、すぐ被害者ぶりやがって!人が折角楽しませてやろうとすれば!」
「それは嬉しいけど、せめてちゃんと安定期に入ってからにしてよ!」
「うるせえ!ごちゃごちゃ言わずに支度しろ!」
こうして一時間ほど口論したが、埒が明かず、結局支度だけして車に乗る事に。
でも実際無理なのだ。車に乗ってるだけで、車の振動がしんどくて、下腹がキリキリ痛むのだ。
という事は、子宮の中に居る赤ちゃんも苦しいはずだ。
愛知県のテーマパークに連れてこられた。
着くなり「早く下りろ!」と引っ張られ、ぐいぐいと歩かされる。
しかもかずまを抱いている。
「ちょっと待って。お腹痛い・・・。」
きっと私の顔は真っ青だっただろう。本当に吐き気と下腹の痛みで抱いてる赤ん坊を支えるのがやっとだったのだ。
前夫は舌打ちすると、かずまを引ったくり、
「俺が抱いててやるから、早く歩け!」
とイライラした口調で命令する。
今、駐車場を歩いているが、これからあの広大の敷地を歩くのか!?冗談じゃない!そんな事をしたら子供がおりてしまう。それなのに、こいつは私を守ってくれるどころか、私と赤ん坊の命を脅かすのだ!私って・・・なんて愛されてないんだろう!不憫な赤ちゃん!
そう思ったら、もう泣けてきた。それで私は駐車場で人目もはばからず、ワアワア泣いたのだ。
「もう~おなか痛い~!!!うわ~ん!」って感じ。
でもどこかで計算していた。この男は「体裁」を気にするヤツだ。大泣きすれば、折れるだろう、と。
私の読みは当たった。旦那はまた私を引きずるように車に戻ったのだ。
でも、それはそれで私は傷ついた。だってこの男は私の体と赤ちゃんの命よりも、体裁を取ったのだから。
車の中で、前夫は舌打ちしたり「お前は最低だ」と罵ったり、家に着くまでネチネチ言われたのだ。
それを聞きながら、私は静かに決心をしていた。
「私は母親なのだから、この子達の命は私が守らないと!赤ちゃんの命は私が握っている!」
かずまを産むと決めた時も、「母親の自覚」をかなりしたが、こうして前夫によって、更に深く決意させられたのである。
私はまだ19だったが、「未成年」だとか「旦那が居る」という「甘え」は、一切捨てた。
「早く自立しよう。チャンスがあったら働いて、力をつけよう。何があっても動ける自分にしておこう。」
こうして一年後、化粧品のセールスを始めたのだ。その時もかなりの大騒動だったが、それはまた後日に書きましょう。
この後、結局流産しかかり、早産を経て、あやかは無事に生まれた。
このようなたくさんの逆境が私を逞しくしてくれたのだと思う。
それにしても、こんな男がかずまの事を「心配だ」と言い、父親風を吹かすのだ。
おまえなんかに心配なんかしてもらいたくない!と思う私の気持ちが分かるだろうか。
結局私は、まだ癒しきれていないのである。
私も所詮未熟な人間。許す事のできる日はいつのことやら。
ただ今は、本当にあやかが無事に生まれてきてくれて、よかった!と思うのだった。
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コメント[4]
TB[]
2007
11,08
22:23
嫉妬
CATEGORY[前夫]
すぐるが溜まった宿題をやる為、「朝3時に起こして」と言うので、私はその時間まで起きていた。
時間が来て、すぐるを起こし、入れ替わりに私は寝る事にした。
すぐるは勝手に食べて学校に行くだろう。
そんな訳で、私は「昼まで寝ていよう」と思った。
そうしたら10時頃、電話が鳴って、起こされた。
誰かと思ったら、前夫からだった。
精一杯、気取って出たのに、「なあんだ・・・あんたか・・・。」と、途端に地声で言っちゃうよ。
「なんだ、寝てたのか。悪い悪い。」
「何?」私は少々不機嫌気味に聞く。
「あれからかずまから連絡あった?」
「ないよ。だから何?生きてるから大丈夫だって。死んだら警察から連絡あるだろ。」
「・・・そうか。何だよ、あいつ。連絡ぐらい寄こせばいいのに!なあ?人がこんなに心配してるっていうのにさあ・・・。」
そんな台詞を聞いて、思わず「ふふ・・・」と笑ってしまう。
おまえがそう言う事、言うか?おまえこそ「連絡なし」で、人を散々振り回して来たくせに!
おまえにそんな事言う「権利」はない!「資格」もだ。
でもそれは腹の中に収め
「とりあえず、あいつから連絡が有っても無くても、15日は宜しくね。」
と言って、電話を切った。
ああ、うぜえ。本当に自分の事は棚に上げて・・・勝手なヤツだ。
本当にヤツは勝手で、休日はパチンコをしに、さっさと家を出ていたものだ。
なんの断りも無く、さも「当然」というように。正月も、盆も。
「もう帰るよ」という連絡も、一切なかった。
まだあやかが赤ちゃんの時、一歳のかずまが熱を出し
「お願いだから、今日だけはいてよ!」
と、大泣きして叫んで懇願したのに、それでも行ってしまったのだ。
かずまを医者に連れて行って欲しかったのに。
私は当時、まだ免許が無かったのだ。乳飲み子を抱えて、どうやって行ったらいいのか。
タクシーなんて使う余裕はなかった。お金は夫が握っており、私の手元には少額のお金しかなかったからだ。
まあ、これも「人を当てにしない練習」だったのである。
話は変わって、午後になり、天気もいいから溜まった洗濯物を片付けようと、洗濯機を回していた。
そうしたら玄関のチャイムがなり、水道屋さんが来た。メーターの交換に来たのだ。
水道屋さんは年配の人で、気さくな人だった。
ちょっと世間話をしていたら、「トイレの水の流れが悪い」という話しになり、
「じゃあ、ちょっと見てやるよ」と、言ってくれ、
「なあんだ、ここ、緩めればいいだけだ。」
と言って、持っていた工具でちょこちょこっといじっただけで、私の悩みを解消してくれた。
「ありがとうございます!」思わず大喜びで言ったよ!ラッキー!
勿論、好意でやってくれた事なので、無償。ありがたいではないか!
こういう時、私は無意識に
「離婚していてよかった。これが結婚中だったら大変だったな・・・。」
と思ってしまう。特に、今朝 前夫から電話があったばかりだからね。
余計な事まで、思い出してしまう。
前夫は本当に勝手で、自分は「パチンコ」だの「付き合い」だの、碌に家にも居ないのに、自分に自信が無いのか、自分の留守中に私が「浮気をしているのではないか?」と、よく疑っていた。
離婚後、発覚した事だが、当時 家には頻繁に無言電話があり、私は怯えていたが、これも浮気を疑っていた前夫の仕業だった!
そんな前夫だったので、近所の人(勿論男、おじいちゃんとかね)と挨拶をするだけでも烈火のごとく怒り、
「この淫乱め!おまえはあんなジジイにも色目を使うのか?!」
と怒鳴られたものだ。勿論そんな事でシュンとしているような私でもなかったが。
そして自分は何も動かず、電球一つ変えてもくれない。
ある日、電化製品の調子が悪くなった。確か・・・エアコンだったような気がする。
で、私が「ちょっと見てよ」と言っても「・・・うん」とか「あとで・・・」とか、面倒臭そうに返事をするだけで、結局何もしない。2週間我慢したが、業を煮やした私が電気屋さんを呼び、修理をしてもらったのだ。
帰宅した前夫は「何で直ってるんだ?」と聞くので、「電気屋さんを呼んだよ。」と言ったら・・・。
前夫の顔は見る見る真っ青になり、いきなり私の胸倉を掴んで怒鳴り散らす。
「テメェ!!!オレの留守に勝手に男を上げやがって!お前はそうやって男を連れ込むのかあ!」
・・・はっきり言って、狂ってるよね。
別に殴ったり蹴ったり・・・というのはないんだけど、言葉の暴力が凄かったのだ。
「淫売」だの「淫乱」だの「男好き」だの「おまえは男なら誰でもいいんだろう!」と、無実の私に数限りなく罵詈雑言を浴びせ続けるのだ。
この男の頭の中では、私は何百回何千回と浮気をしている事になるのだろうね。
で、この後、電気屋さんにエアコンを直して貰っただけの私は、一ヶ月以上もグチグチとねちっこく責められ続けられたのだ。私は本当に参ってしまった。
ガスの点検に訪れる人、新聞の勧誘、集金、NHK・・・前夫の嫉妬はこんな所まで及ぶものだから、日常の生活まで支障をきたすほどだ。
そんな生活を10年もしていたのだから、離婚後、どんなに生活が大変でも「楽しい」と思えるのは、納得出来るだろう。
今日のように、気楽におじちゃんと世間話をし、パッと上がってもらって、直してもらう。
結婚していた時だったら、「何で直ってるんだ?」「どういう経緯でそうなったんだ?」と、詰め寄られ、怒鳴られ、「男を家に上げた」と責められ・・・。
考えただけでも面倒臭いことになるな。そう思うと、ホント今は気楽でいい。
あの前夫の嫉妬も、自分が浮気をしていたからだ。
前夫の怒鳴り声にも負けず、喧嘩をしてきた私だったので、離婚後ファミレスで酔っ払いが来てもビビる事無く、対応してきた。本当に前夫のお陰で、強く逞しくしてもらえた。
私の持ち前の気の強さも、前夫が更に磨き上げてくれたのである。
本当に人生には「必要」な事しかやって来ない。つくづく、そう思ったのだ。
コメント[2]
TB[]
2007
10,31
23:39
電話
CATEGORY[前夫]
さっき、前夫から電話があった。
かずまを心配して、電話を掛けてきたのだ。
「何か連絡があったか?」
「さあ・・・。何も。」
「何にもないのか?」
「非通知が一件、着暦にあったけど、その時は電話に気付かなかったから、かずまかどうか、分からん。」
「・・・そうなんだ。」
前夫は心配そうに言う。
「大丈夫だって!あいつは生きてるよ!」
私はそう言うんだけど、でも前夫は納得しないだろうなあ。
そのうち私を非難する内容になってきた。
「家を出すのが早すぎたんじゃないか?もっと二十歳越えてからにすればよかったのに?」
「そんな事言って、ズルズル居てもらっても、うちは狭いんだから、困る!大体過ぎた事を今頃になって、言うな!大体あんただって自立しないまま結婚したから、今の私達は離婚になった訳で、そうなりたくないから、かずまだって自立したんだから。時期と、それは関係ない!」
私がピシャリ!と言うと、今度はかずまに矛先を向ける。
「かずまも馬鹿だよなあ。もっと大きな会社に就職すればいいのに。オレは40過ぎてそれを痛感しているよ。」
私は内心、鼻先で笑っていたが、やはりつい一言、言ってしまう。
「私は子供に安定だの保障だの、そんな夢のない生活なんてさせたくない!」
「お前はまだ30代だからさあ。若いから分かんないんだよ。お前も40になったら分かるって。」
「分かりたくないね!40になっても夢一杯でいたいよ。」
大体こいつは勝手だ。何かあれば「お前のほうが若いから」と言い、でも離婚前の28の時には「お前はもうババアだ」と言い・・・。
人はこうして「条件」にはめられると、苦しく切ないものだ。
だから「あんたは男なのに・・・」とか「女の癖に」「子供だから」と相手の本質を見ずに、上っ面の条件で相手を押さえ込むと、反発や反抗を招くのだ。
これが子供だったら「反抗期」だね。
「そういう価値観の違いから、私達別れたんじゃなかった?!余分な事言うな!」
そう一喝すると、前夫は話題をすり返る。
「そういえば15日は木曜日だけど。」
「あ、そう。休めない?だったら一人で行くけど。」
「休めるよ。行く。」
「じゃあ、宜しく。」
そんな感じで電話を切った。
くそおおお~!相変わらず腹の立つ男だ!!!
しかし、高速代とガソリン代を出させる約束だけはした。ふふふ~。
傍で聞き耳を立てていたすぐるは笑っていた。
「まあまあ、お母さん。気持ちは分かるけどさあ。でも今仲良くしておかないと、埼玉まで長いから、地獄だよ~?いつもみたいに適当に受け流しておけばいいのに。」
「分かってるんだけどさあ。あいつだけはマジぜってえぶっ殺す!!!」
すぐるはゲラゲラ笑ってるよ。
「道中の殺人事件だけは勘弁。」
こういう時、すぐるは聞き役に回ってくれるから、ありがたい。
しかし、私は前夫になるとけっこう地が出るというか、口が悪くなるというか・・・。
でもああいうヤツに限って、私の一番気に障るような事ばかり言うのだ。
それは私の妹も同様だ。
いかに以前の私が、合わない場所に居たか・・・よく分かる。
それだけに、すぐるの気持ちもよく分かるのだ。
すぐるも今、学校という合わない場所に居るからね。
最近は学校へ行くだけで疲れるのか、寝てばかりだ。
さて、前夫との埼玉へのドライブはどうなるのか。
今から、ヒヤヒヤしているのである。
コメント[2]
TB[]
2007
07,09
00:00
前夫
CATEGORY[前夫]
今日は、前夫が私達に焼肉を奢ってくれる約束をしていた。
夜7時を過ぎて、ヤツはやって来た。
前夫の軽に乗って、5人で出掛ける。
こんな事も一年ぶりくらいか。
先日、たまたま前夫から電話があった時
「かずまが帰って来るよ。」
と教えたら、凄く喜んで
「みんなで焼肉へ行こう!オレが奢るからさあ。」
と言ってくれたのだ。
久しぶりの再会に、前夫も嬉しそうだ。
さあ、焼肉だ。今日は日曜日だから、いつもより混んでいるな。
でも席は空いていたので、すぐ座る事が出来た。
私とあやかは「動くの面倒臭いね。」と言ってたら、男3人が動く動く!
私とあやかは「バッグの見張りしてるね~。」と言いつつ、肉を焼いてるだけだったりして・・・。
前夫が肉を運び、かずまが飯を持って来て、すぐるが飲み物を運んでいた。
これじゃあ、まるで私の母親みたいだね、動かない所が!
しかも、あやかまで!脈々と遺伝子は受け継がれている訳だ!
前夫が甲斐甲斐しく気を使い
「ひでさん、タレは何がいい?他になんか持ってくる?」
と、ちょこまかとよく動いてる。
「あんた、20年前にやってくれたらよかったのにねえ。」
私がそう言うと、「そうか?」と笑う前夫。
前夫の向かい側に私が座り、前夫の横にはかずま、その横にすぐる、私の横にあやかだ。
あやかは絶対、お父さんの横に座らない。
女の悪霊が憑いているからだ。頭が痛くなるんだよね。
前夫は霊感が高かったんだけど、今はすっかり錆び付いてしまい、霊と同化しているという事もあって、霊の存在に全く気付いていないのだ。
食べている間、何を喋ったっけ?っていう感じ。
「オレは牛が好きだ。」「私は舌だな。」と言う、たわいない話をしていたのだが、実のない会話は私達にとって、空々しいだけだ。
それでも前夫にしたら、嬉しいんだろうね。
すっごく嬉しそうにしてたから。
それだけ寂しいんだな・・・と思う。
「なんか20年前にタイムスリップしたみたいよだな。おまえ、そう思わんか?」
前夫にそう聞かれ
「別に・・・。思わない。いろんな事がありすぎて・・・。」
と答えたら、横からあやかのツッコミが。
「お父さん!子育てしてないから、時間の感覚がないんじゃないの?」
大当たり~!前夫は「ははは」と笑って、ごまかしていたけどね。
さあて!食べたらカラオケに行くぞ!
これもほとんど前夫が出してくれた。ラッキー!
「奢るよ」と言ったんだけど、「いいよいいよ。」と言って出してくれた。
一番カラオケに行きたがってたかずまに早速エンジンが掛かる。
私達一家はみな、ほとんど音楽の趣味が一致している。
私も子供達が歌う曲も被ってる。
だから私がラルクを歌えば、かずまが横から入ってくるし、かずまが歌えばすぐるも一緒に歌ってるし、すぐるが歌えばあやかも歌うし・・・。
そんな感じでいつものように歌っていたら・・・。
やっぱり前夫だけは、ポツンとしているのだ。
日頃一緒に居る訳じゃないし、小さい時だって風呂さえ入れなかったくらいだもの。
こういう場に居ると、いかに自分が子供達のことを知らないか、思い知らされるのだろう。
それだけに、とても寂しそうだ。
たまに気を使って、すぐるが話し掛けたり、一緒に歌ったりしてたけど、明らかに私と前夫では、テンションからして子供達が違うのが分かる。
こういう寂しさのオーラが、私の父親とよく似てる。
こうしてカラオケに行く度に、「そんな歌あったか?」と聞くが、やはり一緒にテレビを見ていた母は
「あんたはマージャンで居なかったから、知らないだけだよ。」
と言われてしまうのだ。
それとよく似ている。その時の父親も、前夫も、本当に寂しそうだ。
でも時間は戻って来ないのだ。
明日には、子供だってまた大きくなっている。
同じ大きさではない。同じ大きさのように見えるけど・・・。
でも、みんな明日も明後日もやってくる、って信じて疑わない。
だから平気でのん気に見過ごしているのだ。
そして後になって「分かち合うものがない!」と気付くのだ。
でもその時には、もう遅い。思い出がないからだ。
さて、家に帰ってから・・・
「ねえ、お父さん、何かもうすぐ死んじゃいそうじゃない?」
と、あやかに聞いたら。
「私もそう思った!何か中身が入ってない感じ。」
やっぱ、そうなんだ~と思った。
でも私達にはどうしてやる事も出来ないのだ。
情はあっても、愛情はないからね。あやかだって
「二度とお父さんとは暮らしたくない!」
と、断言するほどだからね。子供達も懲りているのだ。
それでも今死んじゃったら、ちょっと前夫が可哀相・・・。
なので、私が自己催眠で癒しておくか。
効果があるのか、どうかは、分からないけれど・・・。
もうしばらく、彼には頑張ってもらわないとね。
コメント[6]
TB[]
2007
06,03
18:19
養育費
CATEGORY[前夫]
月末になった頃、前夫がやってきた。
恒例の「養育費」を渡しにやってきたのだ。
あやかはこの日に合わせて、帰って来ていた。
お父さんと会って、すぐると一緒に遊びに連れて行ってもらうからだ。
まあ・・・行くといっても、古本屋さんに行ったり、洋服屋さんに行ったり、買い物に行くだけなんだけどね。
それに前夫は、あやかが一人暮らしをしている事を知らないのだ。
あいつの事だから、あやかが自立をしたことを知れば、早速「養育費を減らしてくれ~」と言うだろう。
だから絶対に前夫には言わない。
離婚する数ヶ月前に、前夫から言われた一言が忘れられないからだ。
「お前とお前の子供なんかに、オレの金を使うのが勿体無い!」
だから意地でも、父親の愛情の証である「養育費」を貰い続けてやる!と決意したのだ。
その為には、おだてたりなだめたり、あの手この手を使って、貰い続けてきたのだ。
私の為じゃない。子供達に「父親から愛されている」証を手に入れる為である。
さて、前夫。私を見るなり「お前太ったなあ~。どうした、そんなに太って!」だってさ。
頭に来るヤツだ!ヤツが私にそんな軽口を叩く時は、大抵女と上手くやってる時だ。
あいつはとっても分かりやすい。
女と別れると寂しくなるのか、途端にうちに電話が掛かってくる。
私と喋りたがり、子供達とも結び付きを強くしようとする。
昨年秋、あやかは前夫から
「お父さん、携帯の操作がよく分からないから、代わりに登録してくれ。」
と頼まれ、前夫の携帯を触る機会があったのだそうだ。
その時ちゃっかり、メール受信歴やら着信歴やらチェックをしておいたらしい。
その時
「お母さん、今の女の名前は『さとみ』だよ。それ以外にも一杯女の名前があったよ。」
あやかから早速報告が来た。
「あ、っそう」って感じだけど、相変わらず女は切れてないのね~と思う。
思わず笑っちゃったよ。
それにしても人の携帯を無断で見るとは、あやかも行儀が悪いな。
でも前夫に女が居ると、女にお金を使ってる分、自分達に回ってこなくなるので、あやかにしたらこの手のチェックは欠かせないのだろう。
あやかも自立をしていても
「お父さんから義務を果たさせないと気が済まない!」
と言うものね。そりゃあ、そうだ。
で、お父さんと出掛け、その後あやかとすぐるが帰って来た。
早速あやかから報告が。
「お母さん、お父さんまだあの『さとみ』さんと付き合ってるよ。途中で電話が掛かってきたもん。名前が見えたよ。お父さんに『彼女?』って聞いたら焦っててさあ、凄い分かりやすいよね~。」
と笑っていた。
でも私達はそんな余分な事はヤツには言わないので、あいつはバレてないと思っている。
思いっきり「バレてるよ!」って言ってやりたいけどね。あはは~。
それにしても、あいつはとっかえひっかえ、どうやって彼女を作っているのか。
私なんて彼氏がいたのは、離婚後一年間くらいなものだ。
結局男性不信の私は、どの男と付き合ってもダメで
「今の自分が変わらなきゃ、良い男なんて出来ないんだな。」
と悟って以来、彼氏いない歴数年になる。
それでもあいつの付き合ってきた女の中で、今の彼女が一番長続きしているのではないか。
いまの彼女が再再婚相手になるのだろうか。
だとしたら、彼女が気の毒、というか、よっぽどの苦労性なのかなあと思う。
ま、人の事だからいいんだけど。
私にも早くソウルメイトが来ないかなあ。
昨日「エンジェルカード」を持ってきてくれたOさんと、私のソウルメイトについて占ってみたら、予想通りのカードが出て嬉しかった。
「自分に優しく、何も変えずに待っていれば良い。」
みたいな事が書いてあった。
「探しに行くな。」ともね。私もそう思う。
さあ~、ゆったりと休もうかな。
コメント[0]
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