2024 09,22 11:40 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 03,14 21:13 |
|
最近のあやかは頑張っている。
先日は派遣のバイトをしていたらしいが。 その時は一日中風船を配る仕事だったようだ。 風船を配ると子供達が寄ってくる。 あやかが「何色がいいの?」と聞くと、それぞれ「赤」だの「青」だの言うらしい。 するとほとんどの母親が 「だめよ!○○ちゃんは女の子なんだから、ピンクにしなさい!」 とか 「男の子なんだから青じゃないとおかしいでしょう?」 とか言って、子供達に色を押し付けていたのだ。 あやかはそれを見てかなり仰天していた。 「あやかなんて昔から緑が好きだったし、お母さんは何も言わなかったのにね。普通のお母さんて、あんなモンなんだね。ああやって「男は青」「女はピンク」って、いろんな事を刷り込まれていくんだね・・・」 あやかはいろんな親子連れを見て恐ろしくなったようだ。 「しっかりとして見えるお母さんほど、そうなんだよ。自分から子供に聞いといて、そのくせ『ダメ!』って言うんだから。あれじゃあ、そのうち子供も何も言わなくなるね。」 現に母親から「何色がいいの?」と聞かれても、固く閉ざす子もいたようだ。 そんな子の母親ほど、子供を「いい子」にしようと躍起になってるように、あやかには見えたようだ。 風船を渡しながら霊視もしていたあやかには 「この子は将来、家庭内暴力」「この子はニート・・・」「ああ・・・平凡な主婦だな」 という風に、勝手に将来の映像が視えていたようだ。 ちなみにあやかはどんな子だったか・・・というと。 とにかくおてんばで私の手に余る子だった。 アパートの階段(コンクリート製)から落ちた事も、一度や二度ではない。 いたずらも凄かった。筆ペンを持ってきて、布団や壁紙、柱まで落書きされた。 あやかが幼稚園の頃。 台風で大雨が降っていた日、留守番をしていたあやかとかずまに部屋中、水浸しにされた。 私が帰ると、コップを片手にかずまとあやかが行ったり来たり・・・。 何をしてるんだろうと見てたら、コップの水を「ジャー」ってこぼしてる。 部屋中に・・・。 「何やってんの!!!あんた達!!!」 「あのね、お外も雨だから、おうちの中にも雨を降らすの」 と言って、あやかは大真面目に部屋中水を撒いていた! 居間は私の足のくるぶしまで水に浸かっていた。 「ばか~!!!どこで寝るつもり?困るでしょ?!!!」 そう言って二人とも私に殴られ、散々怒られたのは言うまでもない。 あやかを「いい子」どころか、人間として教育出来るのかどうか、が心配だった。 そのくらい自由奔放な子だった。 そしてきまってあやかは「青」か「緑」、かずまは「赤」を選んでいた。 スリッパもコップもお箸も・・・。 私も昔は「黄色」が好きで、黄色ばかり選んでいたからね。 それにしても「自由奔放」って難しい。 一歩間違えば我儘にもなるからだ。 我儘にせず、でも「伸び伸び」と・・・。 この境目は本当に難しいと思う。 あやかの良い所は、素直な所だった。 あやかに限らず、かずまもすぐるも「我儘」にだけはならなくてよかった、と思う。 私も相当厳しくしたけどね。それは今も同じか・・・。 しかしあやかの感じた世間の母親は、「厳しい」事と「型にはめる」事を混同していたようだ。 皆様もくれぐれもお間違えのないように、お願いしますね。 PR |
|
2007 03,10 19:34 |
|
今日はあやかが珍しく、こっち(浜松)でバイトをしている。
イベント会社を経営されているお客様に頼まれたのだ。 たまたま今日はお休みで、あやかが暇だったので、一日ジャスコでのバイトをすることになったのだ。 どこであやかが居るのかは知らないが、同じ建物の中でかずまもバイトしているはずだ。 お昼過ぎにあやかからメールが入る。 「今日はかずま(うちの子は兄弟間で呼び捨てだ)と一緒に帰るね」 どうやら休憩も一緒に取っているのだろう。 仲のよろしい事。 きっとお互い結婚しても、この子達だったらこうして仲良くやって行ってくれるに違いない。 私が先に死んでも、お互い励まし合い、成長する為の助言もし合えると思う。 折角、成功の仲間として兄弟をお互い選んだのだ。 高めあって欲しい。 同じ兄弟でも、私と妹達とでは大分、生き方が違うと思う。 私は果敢に自分の人生にチャレンジしてきたが、すぐ下の妹はまだまだ人の所為にする。 「やらされてる」「言われたからやった」では、どんな経験を積もうが学べない。 それでも昔に比べれば、「被害者意識」から脱皮しつつあるが。 一番下の妹は、本音なぞ語り合ってもいない。 むしろ私の子供達の教育ぶりが、妹の概念から大分外れているのだろう、恐れているように感じるのだ。 この子にはまだ子供はいない。妹が物凄く望んでいるにもかかわらず。 私達が視ると、子供の方が来たがっていないのだ。 それは、生まれたら妹はきっと「いい子」の型をはめ、自分の優越感を満たす道具にする事が、目に見えているからだ。 そんな所を選んで来たら、「自分の人生がやれなくなる!」と恐怖するだろうね。 私は自分の子供に「高校なんか行くな!」と殴って反対するような親である。 でも妹はきっと、一番良い高校に行かせて、一番良い大学に行かせて・・・と思っているのだ。 そうしたら「さすが、貴女の子だ」「すごいね」と言われるだろうから。 現にこの子は広島大に行き、周りからチヤホヤされて今に至る。 私の人生経験より自分の学歴の方が勝る、と信じて疑わない・・・というか疑いたくない妹は、私とは顔を会わせても怖がって話もしないのである。 人生って面白い・・・最近ホントにそう思う。 人それぞれだからだ。 それでも私の子達はお互いを理解しあえる子達でよかったと思う。 |
|
2007 03,06 21:19 |
|
今日はなかなか忙しかったのだ。
朝から二人のお客様を見させていただいた。 そこはあやかのアパート、岡崎で。 一時に終わり、後片付けをし、パンを頬張りながら帰る。 今日はすぐるの三者面談があるからだ! 高速道路を快速に飛ばし、二時過ぎには浜松西インターを降りる事が出来た。 これなら三時からの面談に間に合いそうだ。 しかしスリッパを取りに家に戻らないとね。 家に着いたのが、2時40分。 荷物を置き、スリッパをカバンに入れ、ついでにネコの水を足して、家を出る。 3時10分前には学校に着いたぞ!間に合った~! しかしすぐるは見当たらない。 3時2分前になってようやく現れた。 さて面談。今日は副担任の姿は見えない。 河合先生一人で面談をされていた。 しかし先生の前には小さなパソコンが置かれ、そこからイヤホンで情報を取りながら会話をしている。 へえ~器用だなあ、と感心。 河合先生は全盲ながら、それ故心の目でしっかりとどの先生よりも子供を見ている。 最近すぐるは頑張っているので、それはそれなりに先生も評価してくださった。 しかし何と言っても基礎が出来ていないので、付け焼刃では何ともならないね。先生と 「すぐるは飽きっぽいからお互い気を抜く事無く、見守りましょう」 と、言うことで話し合いは終わった。 「え?誰が飽きっぽいって?」 「お前の事だよ!!!」 と先生と同時に突っ込む。毎度面談はこんな感じ。 今日も笑わせてくれたよ、すぐる君。 しかし、先生には言わなかったが、すぐるの勉強する時間は本当に増えた。 すぐるから止められたから言わなかったけどね。 すぐるの事を、先生がすぐ話題にしてみんなに話すので、それを恐れたのだろう。 先生としては「すぐるだったら許してくれるだろう」的な感じだろうが、それは本人にとって嬉しくもあり、辛いところなのだ。 きっとすぐるが毎日5~6時間も勉強してるなんて言えば 「すぐるでさえ勉強してるんだから、お前らもやれよ・・・」 みたいに言うのだろう。 そうなると決まって、からかいに来て足を引っ張るヤツが現れるのだ。 そうなると結構面倒臭い事になるよね。 私も以前P化粧品に居た時、私が一番若く、一番言い易く打たれ強いだろうと思われていた為、新人達の中で問題が起こったり、営業所の中でもっとこうなって欲しい、といった時、決まって私がみんなの前で注意されたり、自分の事じゃなくても 「何やってるの!!!」 と代わりに怒られたり、という役をやらされたものである。 本当は本人を注意したい、でも辞められたくない、でも気付いて欲しい・・・ 結果、私のように笑って引き受ける人が便利な存在として、役に立ったのだ。 影で所長が「さっきはごめんね」と言ってくれるし、私も上司の立場は理解していたので 「大丈夫。また怒られるから」 と言って、引き受けた事を思い出す。 でもあまりやりすぎるとだんだん辛くなってくるのだ。 当然だが、人間だからね。まあこれも新人でいた頃のホンの1,2年の事だけどね。 だからすぐるの立場はよくわかるのだ。 すぐるは学校では3枚目を買って出、何かあれば盛り上げ役に徹する。 今日も先生から 「すぐるが居る事で助けられる場面もあるんですよ」 と仰ってくださった。ありがたい事だ。でも横からすぐるが 「あ?やっぱり?オレって天才?」 と言ってるのだ。オイオイ・・・。 早速先生から「ば~か。アホか~」と、からかわれているし。 まあ、楽しそうだからいっかあ~・・・。 さて、家に帰ったら忙しいぞ! 溜まった家事を片付けて、買い物して銀行行って、ネコをお医者さんに連れて行って、それから明日は確定申告に行く予定だから、その書類も揃えて・・・ ああ、忙しい忙しい・・・。 しかし生きてる実感は間違いなく、誰よりもあるだろう! 生きてるって素晴らしい!万歳!!! |
|
2007 03,04 23:23 |
|
夕方、すぐると一緒に実家に行った。
クロを探そうと思ったからだ。 実家に行くと、かずまが居た。 今日の洋服は今までとガラリと雰囲気が変わっている。 「どう?お母さん!今日は英国少年風なんだけど。こっちの方が良くね?」 「いいじゃん!爽やかで!年相応だし似合うよ」 「やっぱ?オレも本当はこういうカッコがしたかったんだけどさあ」 「何で今まであんな格好してたの」 「・・・店員さんに勧められるままに・・・てゆうか、やっぱ自分に自信がなかったんだよね」 「あんたこっちの方が絶対似合ってるよ。文学少年て感じだし、知性の香りがするよ」 「オレもこっちの方が今の髪の色に合ってて気に入ってるんだ!」 かなりニコニコだったかずま。 ちなみに綿のボーダーのシャツにネクタイ、シロの綿パンツといういでたちだった。 でもメガネがいまいち! さてすぐるとしばらくブラブラしながら探す。 やっぱり見つかるもんじゃないね。 それより、野良猫の多い事!ほんの一分も歩かないうちに5、6匹は見かけた。 多すぎるよ。誰か餌をやってるな。肉付きが良いもの。 私達は一旦帰ったが、その後かずまとばあさんが散歩を兼ねて、クロを探しに行ったようだ。 そして、久しぶりにみんなでカラオケに行こう!となったのだ。 また夜に出直してジイサン達も交えて繰り出す。 勘当したかずまも勿論一緒。 それにしても勘当・・・て何?って感じ。 何か遠い昔のような・・・。まだ私の信用は回復してないけどね。 まあどちらにしろ、かずまは少なくとも金銭面ではきっちり独立しているし、アテにもされていないので、それを自立したと受け止め、「良し」とするか。 少なくともあの出来事は、自立のきっかけになったしね。必要だった事だ。 ま、カラオケも楽しかったから、いっかあ~。 |
|
2007 03,02 23:16 |
|
今日は一週間ぶりにあやかが帰って来た。
というか、愛知県での仕事を済ませて一緒に帰って来たのだ。 明日と明後日はこちらで仕事をするからだ。 一週間ぶりにネコ達と対面したあやかは、そりゃあもう狂喜乱舞していた。 「うわああああ~・・・チョ~可愛いいい~~!!!この子も、この子も可愛いよおお~!!!どうしよう~!!!」 てな具合だ。 しつこくされて、ネコ達も迷惑顔さ。 でも誰も拒否反応をする訳でもなく、「うるせえなあ・・・」と思いつつ、あやかに撫でられたり頬擦りされたり、されるがままになっていたようだ。 可愛がれてよかったねえ、あやか。 やはり一人暮らしは寂しいのか、うちに帰ってこられて、あやかは嬉しそうだ。 そりゃあそうだよね、何と言ってもまだ17歳だしね。 しかし、あやかなりに濃い半月だったようだ。 一人暮らしを始めて、ちょうど半月経ったのだ。 毎日何かで困ったり、迷ったり、その都度メールが来た事もあったが、あやかが自分一人で対処してきた、という事が随分自信につながったのではないか。 あやか自身ももう実家に戻る、というのは考えられないようだ。 自分自身で作り上げていく、楽しさを知ってしまったからだ。 早朝のコンビニのバイトも決まり、給料も 「手渡しでください」 と頼んだようだ。どうやらお金を貰った実感が欲しいのだろう。 セッションの合間を縫って、派遣のバイトもしているが、これも現金手渡しで貰ってるみたいだし。 そうして現金を遣り繰りする事で、お金の使い方も洗練されるだろうね。 そしてなるべく自炊もしているようだ。 先日、あやかの所で晩御飯を食べたが、あやか手作りのハンバーグをご馳走になってきた。 それなりに美味しく出来てたし、やれてる自分にも自信が持てたようだ。 「なんかさあ、『生きてる!』って実感が湧くよね!」 と、かなり嬉しそう。 やっぱり、あやかを出してよかったな、と思ったのだ。 かずまにも料理をもうちょっと教えておこう。 あいつは野菜を食べないからな。 今バアサンちに居候してるから、両親に教えておいてもらうか。 きっと父は、味噌汁の作り方を張り切って教えてくれるだろう。 父は母よりも台所に立つのが好きだからね。 それも親孝行かなあ、と思ったりして。 それよりも、またかずまをとっ捕まえて、とっとと癒すとするか。 きっとかずまは苦笑いするだろう。 でもこのまま埼玉に行かせるものか。 またロクでもない事をしそうだからね。 さあて、今度かずまに会うのが楽しみだ! |
|
忍者ブログ [PR] |