こころの癒しブログ
ヒプノセラピストをやっているバツイチ母さんの日常。前世や霊、子育てや猫、なんでも書いてます。
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プロフィール
HN:
橋村 秀実
年齢:
55
HP:
心の癒し
性別:
女性
誕生日:
1969/07/25
職業:
ヒプノセラピスト
趣味:
猫を愛でる、アニメ鑑賞
自己紹介:
バツイチ母さんです。子供は三人。ネコは三匹。最近、彼氏のアパートで同棲中。
長男→かずま(21才)二年前 小説家を志し、東京に行く。ただ今、絶賛行方不明中!
長女→あやか(19才)今年一月末まで、チャネラーとして母を補佐。今はただの普通の女の子に戻りました!只今、自宅にて 一人暮らし。就職して、営業しています!
次男→すぐる(17才)只今 生意気盛りな高校ニ年生。昼はバイト、夜は夜間定時の高校と、頑張り中!三月より、父親と同居中。
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2007
08,22
21:03
霊
CATEGORY[家庭内セッション]
先日、あやかがうちに泊まっていた時、夜中に突然、あやかが叫んだ!
「お母さん!」
何事かと思ったら、久しぶりに金縛りにあったようだ。
うちは商売柄、幽霊なんて珍しくないし、居たってどうこうないんだけど・・・。
でも久しぶりに強烈だったのか、夢の中にまで入って来られ、体を持っていかれそうになったようだ。
必死で叫ぼうとして口を開けようとしても、金縛りで思うように動けず、声を上げる事も出来ず。
で、ようやく声を出せた時に「お母さん」と言う叫び声だったのだ。
私もすぐるも寝ていたが、あやかの声でびっくりして目が覚めた。
あやかは「恐いからお母さんの横で寝る」と言い出し、すぐるまで
「うわあ、今日はやけに一杯いるなあ。オレまで恐くなった。」
と言って、私の横に来たのだ。
そんな訳で、狭い私のシングルの布団で大人3人・・・むさ苦しい。
私を真ん中に、川の字になって寝たのだ。せ・ま・い~!
幽霊は男で、昭和30年頃の田舎の風景、夕焼けの中、トラックに乗っている場面だったらしい。
その風景はとてつもなく美しいのに、何故か恐く、その恐ろしさは男の幽霊の「死を認めたくない」という抵抗の表れなのだ。
その男は、あやかの霊感の高さに惹かれてやって来たが、やがて体を乗っ取ろうとしたのだろう。
夢の中で、男は乗っていたトラックの荷台から転げ落ち、打ち所が悪くて即死をした事を告げていた。
無念と「なんで?」と言う気持ち。
本来なら除霊してから寝るんだけど、その日はみんな眠くて、
「まあいいや。朝になったらやろう」
と言って、私達は寝てしまった。
それにしても、狭くて寝苦しかったよ。
さて。昼間の空いた時間に部屋の掃除も兼ねて、除霊をしよう。
布団を上げ、掃除機を掛け、押入れを開ける。
この押入れが、今日はやけに気持ち悪い。
こういう時は、たくさんの霊が潜んでいる時だ。
私は押入れで線香を焚く。やはり3,4人の顔が見える。
除霊に行った多くのお宅でも、押入れや天袋には必ず悪霊がいた。
脅かすわけではないが、あんまり開けたくないな、とか、見たくないな、って言う所は、霊がいる事が多いのだ。
うちも定期的にお線香を焚いて、除霊するようにする。
それから、散らかってる家や物を大量にしまい込んでいる家も「気」の流れが悪く、悪霊の溜まり場になり易い。
まめにお掃除する事をお勧めします。
まあ、うちはこうしてお香を焚いても、またすぐ集まって来るんだけどね。
やはり霊感の高さは、霊からすると敏感に感じ取れるようで、まるで何処から見ても「東京タワー」が見えるように、私達のアンテナを感じ取るのだ。
だから向こうから引っ切り無しに「お客さん」がやって来るのだ。
これも職業病だ。仕方ない。
よく「視えたらいいなあ」と言う方がいるが、やはりフォローやサポートがないと、自分を保つのが難しいものだ。
寝ている時まで気が休まらないのに、どうして憧れるのか、よく分からないね。
それから「私はみえるんです」と言って、自分のささやかな自己顕示欲を満たそうとする方もいるが、こういったエゴに霊は漬け込んでくるので、自分の霊感を「自慢の道具」にする事を、あまりお勧めしませんね。
また、自分が望んでないのに、見えてしまう方もいるが、これは不安や精神の不安定から呼んでいる事が多いので、霊感を閉ざしたり、もっと自分を強く持ったり、と、私達のように霊を扱う所もあるので、そういう所に相談するのもいいですね。
どちらにしろ、霊を呼んでるのも私達だ。
こういう事も含めて、覚悟の上の仕事なのだ。
どんな仕事にも、良い面悪い面、とあるんだし。
天職だって、良い事ばかりではないのだから。
こういった事を乗り越えて、喜びや信頼、やりがいを手に入れていくしか、ないのである。
さあて、明日も頑張るぞ~!
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コメント[2]
TB[]
2007
08,12
20:33
ウォーキング
CATEGORY[家庭内セッション]
最近、あやかがうちに泊まっている日の夜は、二人でダイエットの為、一時間くらい歩いているのだ。
涼しい深夜(12時くらい)に歩く為、やはり一人だとちょっと恐い。
すぐるは夜釣りが忙しくて、付き合ってくれないのだ。
歩いている間は、ずっとお喋り。
以前もかずまと二人で行ったり、三人で行ったりしてたが、その時もやっぱりずっと喋りっぱなしだった。
で、何を話しているかと言うと、将来の事とか、最近思った事とか、そんな事だ。
そのうち昔の話になった。
昔、20年位前の今頃、私は妊娠8ヶ月で、車も免許もなく、余分なお金もなく、かといって妊婦だから一人でフラフラ遠くへ遊びに行くのも恐いし、高校の時の友達は皆進学して地元にはいないし・・・だから私は本当に孤独で、ノイローゼになりかけていた。
そんな時の事を思い出して、話していたのだ。
私はまだ若かったが、結構信心深いところがあって、結婚する時も心の中ではあるが、前夫の方の父方も母方も、両方のご先祖様に対して、お仲間に入れてもらうと言う気持ちも込めて
「宜しくお願いします。何かあったら私のお腹の中にいるあなた方の子孫を守ってくださいね。」
と、常々お願いしていたのだ。
だからか。その孤独の時も、子供を産んだ後も、事故に遭いそうになったり、子供達が危険な時も
「ああ・・・私は守られている。見ていてくれる人達がいる。」
という確信めいたものが、あったのだ。
まさにその孤独を味わっていた時、後ろから自分の祖父に抱きしめられているような感覚と、左側には前夫の父方の先祖、そして少し離れた右側には母方の先祖、と言う風に、温かくそして「大丈夫だよ。」と言わんばかりに伝わってくるものがあったのだ。
中学生の時の孤独の時もそうだったが、必ずといっていいほど、私は何かから守られている感覚がずっとあった。
その事をあやかに話していたのだ。
あやかは相槌を打ちながら聞いていた。
「そうだね。お母さんは守護霊の力を借りるのが上手いね。」
「あんたは私以上に本職なんだから、何か困ったら霊に聞けばいいのに。」
私がそう言って、あやかが「そうだね。」って言って笑ってたら。
「ビックリした!今、ばあば(前夫の亡母、私の姑であり、守護霊)が急に口を挟んできたから驚いた!ばあばに『あんたは守護霊に頼る事をしないから。もっと助けてもらいなさい。』だって。言われちゃった~。はははは~。」
「ほら、ごらん。言われた!」
守護霊の方々は、本当にちゃんと見てる。
一生懸命やってるか、ちゃんと前を向いているか、自分に嘘をついていないか。
ただお願いしたって聞いてはくれない。
それに伴う行動を、自分自身が取らなければね。
あやかは霊感が高く、霊との会話も自由自在だが、「頼る」とか「使う」という発想が乏しいのだ。
だから何か困った時、自分ひとりで解決しようとして、結果空回りしてる事がよくあるのだ。
こういうのを「宝の持ち腐れ」というのだよ。ふふふ。
だから、実はあやかの周りには守護霊が少ないが、「当てにもされていないのなら、私達なんていらないでしょ?」的な意味合いがあるのだ。
守護霊ばかり当てにするのも「他力本願」みたいで嫌いだが、でも少しは頼ったり甘えたりしないとね。
それは友達だってそうだろう。
それに守護霊達も話を逐一聞いているのだ。
だから、こんな風に口も挟んでくるのだ。
あやかが言う。
「普通、嫁より孫の方が可愛いよねえ?でも、ばあばは『ひでみの方が可愛い!』って言ってるよ。存在してるのを認めてくれてるし、頼りにしてくれてるからだって。だからあんたも、もうちょっとは頼りなさい、ってさ。」
こんな話ばかりして歩いているから、一時間なんてあっという間だ。
どんな話をしていても、いつも濃い話になるな。
だからいつも楽しいんだけどね。
そうやって歩いてる割にはちっとも痩せないね。
「痩せる」のは本当に難しいのだ!
コメント[3]
TB[]
2007
07,04
20:57
トトロ
CATEGORY[家庭内セッション]
先日の事だが、あやかのアパートに居た時、すぐるからメールが入った。
もう夜になっていたので「何時に帰ってくるの?」と聞きたくて、メールが来たのかと思ったら、そうじゃなかった。
「トトロのビデオってどこにあったっけ?」だって。
なので、すぐ家に電話を掛け
「どうしたの?今頃『トトロ』なんて・・・」
と聞いたら。
「オレ、今日さあ、学校でトトロの怖い話を聞いて怖かったんだけど、確かめたくなってさあ・・・」
すぐるが聞いた話では・・・トトロは「死神」でネコバスは使者を運ぶ「霊柩車」、そしてサツキとメイはすでに死んでおり、「トトロ」の話そのものは、作家であるお父さんの願望だった・・・というものだ。
だからメイは本当は池に落ちて死んでおり、サツキはそれを認めたくなかったから「違う」と言い、でも彷徨ってる妹を探す為にトトロを呼び、自ら冥界の扉を開いた・・・というのだ。
「だから最後の場面では、サツキとメイだけ、影がないって聞いて、それを確かめたかったんだ。」
それを電話で聞いた私は、ゾクゾクッと背中が寒くなるのを感じる。
途端に、一気に霊がワッと寄ってくるのが分かる。みな、幼い子供の霊だ。
もう!大変!数十人が溢れかえるほど、居るのだ。
たった6畳一間のあやかのアパートが幽霊でごった返している。
私はすぐるに
「分かった、分かった!その話は家に帰ってからにして!霊が集まって来ちゃったよ。お母さん、ビデオの事、よく分かんないからあやかに聞いておくよ。今、あやか買い物に行ってて居ないからさ。」
と言って、電話を切ったのだ。
さあて、それから私は一人で大除霊大会だよ。
線香を焚き、一番パワーの強い男の子の霊を癒す。
すると、この子のイメージが湧く。
この子は5,6歳で昭和30年頃、トトロの時代の子だ。
池でおぼれ、亡くなったのが分かる。それがとても悲しく、お母さんが恋しくて寂しいのだろう。
だから私がトイレに入ると、トイレにもついて来るし、成仏した後もどこに行くにも家までついて来たのだ。
他にも、かすりのモンペを穿いた戦時中の小さな女の子やおかっぱの子、半ズボンを穿いた男の子・・・とにかく一杯居たのだ。
その時、帰宅したあやかは仰天!
「何?どうしてこんなに子供が一杯居るの???」
驚いていたもの。笑っちゃったよ。
「こんな狭い部屋に子供の顔が一杯・・・。4~50人は居るよ。」
道理で・・・やってもやっても、キリがないと思ったよ!
それでも何とか除霊を終えて、帰途に着く。
帰って早速すぐるに
「もう~!お前が余分な事を言うから、お母さん大変な目に遭ったよ!」
と猛抗議!「ははは!ごめんごめん。」
で、私は早速、パソコンでトトロを検索してみる事に。
やはり、「トトロ」の裏話として、噂が流通しているようだ。
1960年代の「狭山事件」がベースになってるとか、何とか。
でもその事件の事を調べると、どうもトトロとしっくり来ない。
宮崎氏のアニメを作る動機からしても、トトロのその解釈はやはりしっくり来ない。
それでレンタルでDVDを借りて見てみたが、やっぱり画面から伝わってくるものからは、そのような裏側は感じない。
ついでにラストの影を確かめたら、場面は夜なので、みんなにも影はないのである。
で、改めて「それは単なる噂だね。」と結論付けたのだ。
さて、ではどうしてこのような噂が広まり、私は霊を引き寄せたか。
それは私を含めたみんなの「もしかして・・・」という心の奥底にある恐怖心を煽られたからだ。
特にあの、メイが池に落ちたかも・・・というシーンは、私の幼少期の記憶を揺さぶるのだ。
私が5,6歳の頃、公園で遊んでいたら、敷地内の池で3歳のいとこがやはり池に落ちて溺死をしたのだ。
いとこは公園の近所に住んでおり、近所の子達と網を持って池の魚をすくおうとしていたのだ。
私が公園の隅で妹と遊具で遊んでいたら、パトカーが来てたちまち大勢の野次馬が出来たのを覚えている。
野次馬の中央で、親戚のおばさんがいとこの名前を呼んで、もう半狂乱だった。
そのうち遺体が上がり、おばさんは人目もはばからず号泣していた。
このおばさんは根性汚い親戚の中でも、一番根性の悪いおばさんだ。
母の兄(母は養女なので本当は11人兄弟です)の兄嫁なのだ。
また母にとっても小学生からの同級生だが、母は数々のいじめにも遭っている。
このおばさんは悪口ばかり言いふらし、うちは格好のターゲットだった。
母はこのおばさんから名前さえ呼んで貰えず、よく「そこの馬鹿」とか言われていた。
まあ・・・気持ちも分かるんだけど・・・。
でもこのおばさんはあまりにもやりすぎた。
そのカルマを「子供の死」で清算したのだった。
そして「口を慎め」とか「人の気持ちを分かれ」と諭されてしまうのだ。
それでもこのおばさんは、何も学ばず、それ以降もちっとも変わらなかったけどね。
何事も、学べない人はいるものだ。
で、この出来事が私にかなり恐怖心を植えつける事にもなったのだ。
あの、おばさんの泣いてる姿はさすがの私にも可哀相だと思え、それから日常の中の何でもないような風景の中にも、そうした落とし穴があるのだと子供心にも気持ちを引き締めたものだ。
とにかく怖かったのだ。
それがすぐるから「メイはね・・・」という話を聞き、忘れかけていた恐怖の扉がまた開いたのだった。
それが無数の子供の霊を呼んでしまったのだ。
それにどなたにも、このような「もしかしたら・・・」という恐怖心や体験はあるものだ。
それが絶妙にくっついたんだろうね。
しかし、この裏のエピソードは誰が考えたのかは分からないが、よく作ったな・・・と感心したのだ。
お暇があったら皆さんも是非、調べてみてくださいね。
コメント[7]
TB[]
2007
06,22
21:57
時間
CATEGORY[家庭内セッション]
シマはめっきり弱ってしまった。
今日は、ほとんどご飯を食べていない。
昨日は少し吐いてあったし。
フレークも、キャットフードをふやかしても、水さえ口にしない。
かろうじてオシッコだけは、するんだけど。
もう・・・いよいよかなあ・・・と思う。
だから昨日も今日も、時間の許す限り、ずっとしまじろうを抱いていた。
シマもだるいのか、いつもなら甘えに来るのに、今日は来たがらないものね。
仕事でうちに来ているあやかに
「抱っこしといたら?」
と言って、抱っこさせた。あやかは抱くものの
「お母さんの方が良いって、シマが言ってるよ。それにしても「気」が悪いね。足が痛くなってくるよ。」
と言う。やっぱ、そうか~って感じ。
シマの目はうつろで、朝も「死んでる?」のかと思ったぐらい。
本当に具合が悪そうだ。
でも静かに寝ているので、苦しそうじゃないのが救いだ。
今、玄関に戻したら、ヨロヨロとお気に入りの下駄箱の中段にもぐって行った。
私のサンダルを枕にしていた。
私がゲージを買いに行った時、車の運転をしながら、ふと
「一日しか使わなかったりして・・・」
なんて思っていたが。図らずもその予感が的中してしまうのか・・・。
でも運命はシマに任せよう。
きっとシマは、自分の最後を知っているだろうから。
さて。折角あやかがうちに居るので、久しぶりに自分達の未来について霊視してもらった。
私に関してもあやかに関しても、特に言う事もなく大丈夫そうだ。
「ただ、あやかとかずま、すぐるに言えるのは『時間を大切に』『噛み締めなさい』って、神様が言ってるよ。みんな、普通の人は、時間が経って、年を取ってるという自覚が足りないんだって。だから毎日年を取ってるんだ、という自覚を持てって。」
それは私も同感した。
「それから、かずまにお金を貯めるように言って。今すぐじゃないけど、もうすぐ書きたくなる時が来るから。その時、仕事を辞めなくてはいけないから、一万でも十万でも、貯めるようにって、神様が言ってる。」
そうなんだ!じゃあ、かずまに伝えないとね。
そんな訳でかずまにメールを打つ。
「お金を貯めなさいって!」
先日、電話でかずまが
「どうしよう。小説を書かなきゃって思ってるのに、書けれない。そうしたらオレに生きる価値があるのか?!」
なんて言ってた。私から
「そういう時は書かないほうがいいよ。書きたくなるのを待ちなさい。焦りは禁物!」
と、アドバイスしたばかりだった。
やはり、私の思ったとおりか。
かずまは今、人間としてのあらゆる葛藤を体験しなくてはいけないのだ。
それがきっと、これからの肥やしになるからだ。
もし去年、私がかずまを勘当しなかったら、かずまはきっと輝かない。
どんな素晴らしい原石を持ってても、甘やかされ、生ぬるい所に居たら、「感性」が腐ってしまう。
それが分からない人はたくさんいるのだ。
そして、いよいよかずまの人としての「試練」も終わりに近づいているのだろう。
人としての一山を越えてくれるに違いない。
だから「天職」をする資格が、いよいよ与えられるのだ。
安全なところに居れば、傷つかずに済む。
でも、それは多くの体験を奪い、成長を逃す。
苦しい思いも傷ついた経験もないものに、どうやって人の気持ちが分かるのか。
そして苦しみを乗り越えた経験もないものが、どうやって人に夢を与える事が出来るのか。
かずまが書きたいのは「文学」だもの。
さて・・・。
すぐるが空いているゲージに入って遊んでいる。
鍵でも閉めちゃおうかな!
コメント[6]
TB[]
2007
06,20
20:46
夢
CATEGORY[家庭内セッション]
今日は期末テスト前日の為、早い時間にすぐるが帰って来た。
帰って来るなり
「そういえばさあ~・・・今日、すごく怖い夢を見たんだよね。」
と喋り始めた。
夢の内容とは・・・
私とあやか、すぐるが病気になった。
症状は体の組織が腐っていく・・・というもの。
一番酷いのはすぐるで、腕が腐って今にもちぎれそうになっていた。
細い神経でやっと繋がっているような状態で、足も同様で動く事も出来ず、ただ腐っていくのを見ているだけだった。
目だけは何とか動かす事が出来るが、見えているのも時間の問題。
腐乱した組織があちこち飛び散っており、それはまさにすぐるにとって恐怖そのものだったのである。
一番症状の軽い私に「お母さん、病院行こうよ。やばいよ!」と言っても
「はあ?大丈夫じゃないの?」と言って聞かない。
焦ったすぐるは私を説得し、病院に行き、医師に病名を診断されたところで、夢は覚めたという。
「本当に怖かった~。お母さんに言ってもすごくノン気にしててさあ・・・」
「ははは!」私は思わず笑ってしまった!
だって、私もまさに昨日、すぐるに対して
「このままじゃあ、すぐるはやばいな・・・」
と思っていたのだ。
最近のすぐるは学校から帰ると、すぐ横になり、変な時間にご飯を食べ、宿題もロクにせず、また寝る。
空いている時間はDS三昧。
最初の「今年は頑張る!」決意もどこへやら・・・。
教えたかった家事だって教える暇が無い。
それどころか猫のトイレ掃除さえ、さぼっている。
でも私は黙ってた。
すぐるは学校で自分とは違うキャラを演じ、変に気を使ってるので、疲れているのも承知している。
だからすごく眠たいのだ。
それに、いい加減自分で気が付かないとダメだと思ったからだ。
言われたからやる・・・では自分の為じゃないからね。
その矢先に、この夢だ!
夢はまさに「甘ったれ」「だらしない自分」で腐っていくすぐる自身を表していたのだ。
すぐるへの潜在意識からの警告だったのだ!
「ノン気な私」は、普段のすぐるの姿だ。
のんびりと緊張感もなく鈍感に過ごしている事が、どんなに恐ろしいか、夢の中で身を持って体験しただろう。
すぐるもそうだが、大抵の人はこのように何の危機意識も無く、無頓着に暮らしている。
私にはそれが恐ろしい。
そして「目が見えてるのも時間の問題」というのも、時間の大切さ、限りがあるという事、刻々と時間は過ぎて行くんだ!という警告である。
本当に時間は貴重なのに、どのくらいの人が分かってるのだろう?
で、すぐるに「夢の意味が分かってるね?」と確認する。
「うん、あれ、オレだよね?」
「そうだよ。今のままじゃ本当に腐っちゃうね?」
「やばいじゃん、オレ。」
すぐるはニヤニヤ笑ってる。
それから私は買い物に出掛けた。銀行や郵便局にも寄ったり、一時間くらい外出しただろうか。
帰宅すると、家に中がキチンと片付けられ、その中ですぐるはテスト勉強していた。
「おっ!!!すぐる、どうした?いよいよヤル気になった?」
「まあね~。」
なんて言ってたけど、ホント、心底ヤバイと思ったんだろうね。
「だって、本当に怖かったんだもん。オレ、あんな風になりたくない・・・。」
そうですか、そうですか。
すぐるが素直に夢からの警告を受け取れれば、大丈夫だ。
そんな訳で、すぐるは間際になってテスト勉強をしているのである。
コメント[3]
TB[]
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