2024 11,24 13:31 |
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2007 10,08 21:03 |
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さて。久しぶりに前世の事でも書きましょう。
あやかの名古屋での引越しをした日。 次の日には、朝早くそのアパートで仕事が入っていた為、そのまま泊まったのだ。 寝ようと思って横になると、昼間引越しで使った軽バンの揺れを思い出す。 まるで岡酔いのように、軽に揺られている感覚が離れないのだ。 それを楽しんでいると・・・私は馬に乗っている前世のイメージが広がる。 私は栗毛の馬に乗っている男だ。 舞台は中世のヨーロッパ。まるで三銃士のような格好をしている。 ツバの広い黒い帽子、口ひげ、青いマント、黒いブーツ、剣・・・。 年は23歳。顔はなかなかのハンサムだ。自分でもモテている自覚があるし、自信がある。 馬を走らせていると、若く美しい女性に目が留まる。 「お!いい女!」 そう思うや否や、早速口説きに行く自分。 そして照れもせずに、臭い台詞で口説き始める。 「何て美しいんだ!君みたいな素晴らしい女性は、見た事もない・・・。」 とか、何とか言って、女性にかしずき、手にキスをしている。 女性はまんざらでもない、と言う顔をしているものの、さらりとかわすのだ。 それで益々ムキになり、「ようし、この女を落とすんだ!」と燃えているのだ。 そしてとうとう口説き落とし、お付き合いを始める。 自分はもう有頂天だ!仕事は順風満帆、環境には恵まれ、素晴らしい彼女も出来た。 彼女とも結婚したいと望み「君を両親に会わせたいんだ。」と言うと、嬉しそうにしている彼女。 この女性こそ、私のソウルメイトである。 さて、屋敷に帰り、早速両親に報告。 「父さん、母さん、素晴らしい女性なんだ。会ったらきっと、気に入るよ。」 勿論、両親は喜んでいる。 この両親は本当に息子を自慢に思い、心から愛していた。 そして自分も心から愛されている事が分かっていたし、自分も心から両親を敬愛しているのだ。 この両親は、またしても今世の前夫の両親、かつての舅と姑だ。 面白い事に、自分は白人男性の顔をしており、彼女もブロンドの白人美人なのに、両親の顔は今の義父と義母の顔なのだ。 場面が変わり、自分が彼女と会っている。 「是非、両親に会ってくれないか?」 と言ってる様だ。彼女は嬉しそうに聞いている。 そんな話をしていると、不審な男達、4,5人に囲まれてしまう。 不意に斬りつけられ、自分も剣で応戦するものの、彼女をかばいながらでは、所詮多勢に無勢。 私は脇腹を深く刺され、そのまま亡くなるのだ。 彼女は泣き叫び、半狂乱になっているのを、死後の私は静かに見ている。 ちなみに刺し殺した犯人は、またしてもかずまだ。 なんか、どっかで見たような・・・。そう、以前も書いた海賊だった時の最期と同じなのだ。 また繰り返しをしたのだ。こういう事はよくある。 私の葬式では、同じ愛する者を亡くした者同士、母親と彼女が泣きながら抱き合っている。 その場面が、しばらく固定されたままで動かない。 何で動かないんだろうと思っていると・・・。 やおら顔を上げた義母の顔をした母親が、真顔で私に言う。 「もう、いいんじゃないの?」 「は?何が?」 「だから。もういいんじゃないの?再婚。この子が待ってるよ。」 そう言って、彼女の肩を抱いている。 「でも、全然会えないんだよね~。未だにかすりもしてないんだけど。」 私がそう言ったら、義母はにっこり笑って 「大丈夫。私が引っ張って来てやるよ!」 と言うではないか! 「頼みます!」と言ったのは言うまでもない。 さてさて。一方犯人かずまのその後。 一味はアジトに戻り、報告をした。 「やりましたぜ。親分」 どうやら、将来を約束されていた私の地位を妬んでいた者の仕業だったのだ。 かずまはただの金目当ての雇われ者だった。 だが、口封じの為にその場にいた一味は全員、殺されたのだ。 死ぬ時、かずまは思ったのだ。 「なんだ・・・。こんな事なら、やらなければよかった。やりたくてやった訳じゃないのに・・・。」 私はかずまの前世に伝えた。 「かずま。今世はやりたい事をしに来たんだよ。だからやりたくない事はしなくていいよ。」 そう言うと、犯人の顔は今のかずまの顔になり、笑っているのだ。物凄くいい顔で。 その後、すぐに例のかずまの彼女の事で揉めたのだ。 でもいつ思い出しても、かずまの顔はこの良い笑顔なのだ。 だから私は安心している。 きっとかずまは本来の自分の道に、自ら引き戻すだろう。だから大丈夫だ。 義母も「放っときな」って、言ってるしね。 ちなみに離婚後の一年間、私はいろんな男の人と付き合っていた時が会ったが、驚いた事をあやかに言われた。 「あれは、ばあばが会わせていたんだって。『ちょっとでも、ひでみが慰められれば』って言ってたよ。『全部見ていた』って。何もかも。『よく頑張っていたね』ってさ。凄いねえ。」 改めて、義母に可愛がられ、愛されていた事が分かる。 義母はなんて大きいんだろう!私にとっての拠り所であり、本当の親だ。 いつ思い出しても、義母を思うと私は胸が一杯になる。 血は関係ない。 私の幸せを実母が願ってなくても、この母が願ってくれているので、私には十分だ。 勿論、子供たちも私の幸せを願っていてくれてるけどね。 だから私は十分幸せ者なのである。 PR |
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2007 09,11 20:16 |
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さて、今日は久しぶりに猫の話題を離れて、子供の事でも書こうかしら。
といっても、もうすぐ成人する息子の事なのだから、子供といったってねえ・・・。 そうです。今日の話題は、うちの馬鹿長男かずまの事です。 最近、あやかのメールにかずまから多数のメールが・・・。 内容はなく、ただ無意味に自分の顔写真を送りつけてくるのだ。 なんで、そんな事をするのか? それはね・・・。 最近、知り合って出来た友達の影響で、女装したり、女の子にメークしてもらったり、ビジュアル系のメークをしたり・・・。 そんな事で遊んで出来た顔をあやかに送ってくるのだ。 「お母さん、またこんな馬鹿なメールが来たよ。」 と言って、あやかは見せてくれるが、私はもう見たくないので 「見せなくていい。」 と言って見ない。 私は、息子が何をして遊ぼうが、楽しもうが、それは一向に構わない。 しかしねえ・・・。やってる動機が、ちょっと前の「おしゃれ」と同じで、気に入らない。 要は「やりたいからやってる」のではなく、「みんなの気を引きたい」とか「ウケ狙い」なのだ。 だからメールを見ていて、気分が悪くなるのだ。 それは自分が楽しむ為にやってるのではなく、「ウケ狙い」だから、人に媚びてるのを感じるのだ。 その裏側には、やはり「自信がない」「等身大の自分で勝負出来ない」のを感じ取る。 だからこんな事をやってるかずまに、ちょっとガッカリするのだ。 まあ、別にいいけどね。犯罪を犯してる訳じゃなし。誰かに迷惑を掛けている訳でもないのだから。 でも、いつになったら本当にやりたい事を出来る自分に、向き合っていくんだろう。 どこか恐いから、目先の楽しさを追って、本当の道から自分で逸れようとしているかずまを感じるね。 放っておくのも大事だと思うから、わざわざ勘当したんだけど、でもこのままだと本当に横道に逸れて行ってしまう。 でも。口で言ってもきっと分からないだろう。本人はただ楽しいのだから。 と言う訳で、お節介な私はこっそり自分達を使って、かずまを癒す。 かずまの事を心配しているあやかを催眠に入れ、かずまを出す。 出て来たかずまは、ヘラヘラ笑っている。 でも「何やってんの!」と言うと、逃げるし、泣くし、 「なんでオレばっかり言われんといかんの?」 と言う。それから愛を入れたり、説得したりで、ちょっといい感じになった。 それであやかを催眠から解いたんだけど、やっぱり何か余韻が悪い。 釈然としないのだ。 違うのだ。こんな表面的な事ではない。 今ちゃんとかずまを導かないと、かずまの道が逸れてしまう! やっぱり自分で自己催眠に入る事にした。 目を閉じると、自分の前世が浮かんでくる。これが気になる・・・。 私は、中世ヨーロッパでの海賊。年代的にはコロンブスと同じくらいか。 私は中年の男で、多分船長か、それに次ぐ位の位置を占めているだろう。 かずまは同じ船に乗る下っ端の男だ。 今のかずまと同じく、ヒョロヒョロの痩せぎすで、ちょっとずるい口ばっかり達者な若い男だ。 私はこの男を信用しておらず、だから重要な役目を任せた事が無いのが分かる。 今見ているのは、港にいる風景だ。 私は忙しい。部下や自分達の分の大量の食料を積まねばならず、他にも水や薬、火薬も買わねばならない。 それに奪った金品をさばかねばならないし、さらってきた女達を奴隷市場に売り飛ばさないと・・・。 頭の中は、商売の事で一杯だ。 でも夜になり、一息つく時がやってきた。 でも夜の事を思い浮かべると、重苦しい気持ちになる。 どうやらこの場面を、私はあんまり見たくないようだ。 私は石畳の裏道を歩いている。酒場に行くためだ。 そこで揉めてる男達に出くわす。かずま(の前世の男)と数人の男だ。 かずまの揉めてる相手は、私とかつて同じ船に乗っていた、古い仲間だ。 だから私は仲裁に入り、相手にかずまの非礼を詫び、かずまをたしなめたのだ。 かずまの相手への態度の悪さが原因だったからだ。 でもそれがかずまの反感を買い、積もり積もった今までの不満と共に、逆怨みをされたのだ。 それからまた一人で歩き出した所、横からかずまに脇腹を刺されたのだ。 私は大量出血の為、フラフラになり、歩く事も出来ず、路地裏にうずくまるようにして死んだのだ。 一方かずまは「親分をやったのはオレだぜ」と、うっかり自慢してしまった事が仲間に漏れ、まもなくみんなに殺されたのだ。 その時のかずまには「オレはいつも信用されない」という憤りがある。 これは今のかずまも、私に対して持っている感情だ。 だから私も、かずまに直接「あんた、何やってんの?!」と、言わないのだ。 言ってもどうせ、「お母さんは何で信用してくれないの?」と言うからだ。 ホント、信用出来ないんだけどね。 でもお互いの前世を癒し、それぞれの役割を思い出させ、そして「終わった」事を告げると、今のかずまの顔の表情がよくなった。 今思い浮かべるかずまの顔は、ニコニコとし、「大丈夫」と言っている。 うん。この顔なら大丈夫だ。信用出来る。 きっと、「自分の道」を思い出させてくれるような「出来事」を引き寄せていくだろう。 だから私からは何も言わないでおこう。 |
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2007 08,30 19:19 |
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今日もタロット~。
今日占うのは、他のニャンコ達だニャン! まずは、タンゴ。お馬鹿な黒猫のタンゴだ。 凄いカードばかり出ていた。それは妬みや嫉妬、トラブルメーカーだと言う事。 タンゴの本質が出まくっていて、大笑いしちゃったもん。 顕在意識は「運命の輪」が逆位置で出ており、平たく言えば「チャンスを逃がす」と出ている。 上手く行かない、と思っているようだ。 潜在意識は「女教皇」の逆位置、これは「嫉妬」や「妬み」を表している。 未来は「塔」、トラブル続出と出ている。 最終結果が「世界」の逆位置、「達成出来ない」・・・上手く行かないとなっているのだ。 これは、カイさんやシマへの嫉妬だ。 この2匹だけが缶詰を貰い、優遇されている・・・と思っているのだ。 だからタンゴは「なによ!あんた達!あたしばっかりお預けよ!!!」と怒っているのだ。 そして肉を狙えば私に叱られ、邪魔をされ、上手く行かない!と思っているのだ。 これからもタンゴは、我が家の晩御飯を狙い続けるだろう。 これが「塔」を表しているのだ。 まったく!タンゴはしょうがないヤツだ! お次はパクちゃん! あれれ?パクも見事なくらい、良くないカードばかり・・・。 どうやらタンゴ同様、不満ブーブーらしい。 顕在意識が「正義」の逆、顕在意識がズバリ「吊るされた男」の正位置。 周りのカードには「恋人」の逆、最終結果も「悪魔」のカードだ。 パクの不満が良く出ている。 パクはお外に行きたいのだ。大好きなライちゃんと。 でも私達は今までの経験から極力出さないように努めている。 しかし脱走した時、お外の楽しさを知っちゃったパクには、それが不満なのだ。 だから「悪魔」のカード、「吊るされた男」のカードも、「束縛されている!」と思っているのだ。 現に本人を表すカードが「女帝」の逆位置、「わがまま」だと出ている。 今日もすぐるがライちゃんを外に出した。 その時、パクも急いで駆け寄り、あわよくば自分も出ようと企んでいた。 でもすぐるはパクを止める。当然だけどね。 そうしたらパクがすぐるに怒ったのだ!「フー!!!」と吹いて、バシッと叩いたのだ。パクの一撃だ。 普段は甘えん坊で、それこそすぐるに甘えまくっているくせに。 でも私には決してやらない。ボスだと言う事を知ってるからだ。 それは周りを表すカードが「隠者」でも良く表れている。 「知的」とか「探求」とか、とにかく周りをよく見ている事が出ている。 それからパクが子猫の時、しばらく新しい子を迎えなかった為、それでか「一人っ子」気質というか・・・自分が注目されないと怒る所があるのだ。 それもまた、「女帝」の逆位置の示す意味でもあるのだ。 まったく!可愛いヤツめ! さあて、ジャガーも見よう。 ジャガーもいまいちのカードだな。 白血病の因子を持ってるから健康面が心配なんだけど、でも出ているカードの意味はそうじゃないんだろう。 多分、ライちゃんの事を言ってるんだな。 ジャガーは普段からライちゃんにインネンをつけては喧嘩を吹っかけているのだ。 だから潜在意識は「戦車」の逆位置、ライバルの存在を示している。 これは日頃疎ましく思っているライちゃんの事だろう。 ジャガーはシマの存在もカイさんにも無関心だし、気にも留めていないからだ。 でも自分自身を表すカードも最終結果も良いカードばかりで、しばらくは穏やかで安定した生活を送れるのだろう。 カードからはストレスや不満は感じ取れない。 生活自体はある程度、思い通りになってるのだろう。 それは「世界」のカードから「達成」と出ているしね。 ジャガーの事は気にしなくても良さそうだ。 さて、チビちゃん。 チビのカードも差しあたって、大きな心配がなさそうだ。 潜在意識は「悪魔」の逆位置、これは「やっと嫌な仕事から解放される」という意味だ。 チビは今までたくさんの子猫の世話をしてきた。 それが解放された事を表しているのだ。 しのはもう大きくなったから、あんまり甘えなくなったし、カイさんは人間派なので、チビの所には甘えない。 顕在意識は「法王」の逆、これは「孤独」を表しているが、これはむしろ「孤独を楽しんでいる」と言った所か。 周りのカードからしても、寂しさは感じないしね。 ただ最終結果が良くないのだ。 「愚者」のカードの逆位置、これは「自分の不調に気付かぬうかつさ」を表している。 チビは自分がエイズを持ってる事に自覚がないからね。 だからキチンと管理してあげないと、徐々に悪くなるなるだろう。 まあ、これも当面は大丈夫そうだけど。 未来のカードは良いからね。 ・・・しのはいいや。また今度にしよう。もう疲れたし・・・。 そんな訳で、うちの猫達には猫達で、社会があるのである。ははは~。 今日も写真を貼っておきましょう。 カイさんと、それを妬みの目で見ているパクちゃんです。(笑) |
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2007 08,28 20:45 |
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ちょっと暇な時間に、久しぶりにまたタロットを広げてみた。
ネコちゃんの事でも占ってみようかしら。 まず、最初にシマちゃんね。 意外な結果が出た。 潜在意識を表す場所に「恋人」、顕在意識を現す場所が「運命の輪」。 現状が「節制」、本人の現状が「生命」。 要は非常に満足してるって言う事だ。 我が家に来た事はシマにとっても「チャンス」だったし、運命的な出来事だったのが分かる。 そしてまさに「命を貰った」と思っているのだ。 シマの本心が「恋人」のカードから、心から楽しみ、満足してる事が窺える。 ただ、未来のカードと最終結果が良くない。・・・分かっている事だけどね。 でも他の全てのカードに良いカードが出ており、シマはきっと安らかな死を迎える事が出来るだろうね。 これで私は安心した。 お次はカイさん。 以前占った時より、かなり内面が落ち着いたのを感じ取る事が出来る。 潜在意識はまさに「力」。エネルギーが満ちているのだ。 何てったって、元気だもんね。 過去は「節制」の逆。不摂生だったと言う事。だって野良だったからね。 そして未来は「生命」。健康でしばらく事故や病気の心配はなさそうだ。 最終結果が「審判」の逆。「復活しない」と言う事。 それが里親が見つかり、ここには戻らない・・・という意味なんだろうか。 だとしたら、いいんだけどな。 さて、衝撃的だったのがライちゃんだ。 なんと!潜在意識の場所に「終末」のカードが! 死んじゃうの? ついでに未来も最終結果もあんまり良くない。 多分、事故の予知だ。何故なら「探求」の逆位置が出ていたからだ。 これはライちゃんに集中力がなく、ボケッとしてトラブルに巻き込まれる暗示が出ていたからだ。 かと言って、トイレを覚えないライちゃんを家に閉じ込めとく訳には行かないし。 でもこのままじゃあ、シマちゃんよりライちゃんが先に逝っちゃうよ。 これはライちゃんを催眠で癒すしかないなあ。 今夜あたり、すぐるを使ってやるとするか。 ついでに、私の両親も占っておこう。 そしたらビックリ!!! 母の潜在意識の場所にライちゃんと同じく「終末」のカードが・・・。 悪いけど笑っちゃったよ。 ついでに父の事を占ったら、周りの位置のカードに「終末」のカード。 これは恐らく母の死を告げているのだろう。 恐ろしいほど一致しているのだ。 「タロットって凄いねえ・・・。」 思わず感心しちゃった。 でもそれは何となく予期していた事なので、日頃親孝行をして準備しているからいいか。 きっとあやかの予知夢の通り、父の運転で事故に至るのかもね。 でもこれで、やっと私の肩の荷が降りるのだ。 こんな事書くと「橋村ってひどい!」って思われるかもしれない。 でも、思いたくば思えばいい。 私はあの人に何一つ、親らしい事をしてもらった事はないのだから。 親らしく、心配したり、叱ったり、認めてくれたり・・・何もない。 だからいつでも爽やかにお別れ出来るのだ。 それが私の選んだ人生なのだ。 さあて、明日も知らん顔して、母の顔でも見に行こうかな。 私は自分の為に、お別れの準備をするのだ。 |
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2007 08,23 22:00 |
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先日も、母の事を癒した、と言う事を書いたが、まだ自分の中でいろんなモヤモヤがあったので、あやかに私の代わりの催眠に入ってもらって、癒す事にする。
何故、自分でやらないか、と言うと、まず誘導してくれる人がいない、と言う事。 誘導無しの自己催眠は、深い葛藤があると、うまく癒せない。 それから、人が癒しても、効果があるからだ。 さて、あやかに「どこら辺を癒したらいい?」と聞くと、「12歳」と言う。 あやかの霊視では、 「お母さんが小6の時、ばあばより上手くやっちゃった事があって、それを妬まれているよ。だから上手くやると『また叩きのめされるんじゃないか』と恐れが出てるんだよ。」 と言う。でもそんな事、思い当たるフシがありすぎて、よく分からんなあ。 でもふと思い出した出来事が、クロスワードパズルの事だ。 母は新聞の片隅にあるクロスワードパズルを解くのが好きだった。 母は台所のテーブルで解いている。私はそれを横目で見ていた。 母は要領が悪く、私はイライラしながら見ていた。 でも・・・つい、答えを言っちゃったんだよねえ。 私は母が解けなかった数箇所を、あっという間に埋めてしまった。 それで母から 「フンっだ!どうせあたしは馬鹿ですよ!何よ!人を馬鹿にして!」 と向こうへ行ってしまったのだ。私は内心「またやってしまった・・・」と思ったのだ。 母は本当に要領が悪く、その癖プライドだけは高いときてる。 私の要領が良いと、プライドが傷つくのか、よく八つ当たりもされた。 「一緒にお菓子を作ろう」と持ち掛けた時など、「上手く生クリームが泡立たん!」と、怒って流しにぶちまけられ、私が寂しく後始末をしたり・・・。 まったく忍耐がなく、子供じみているのだ。 思い出せばキリがないほどだ。 さあ、パズルの一件を癒そう。 その途端、あやかが寝出した。これは私の深い抵抗「癒されたくない!」と言う事の表れだ。 私はあやかを小突いたり、揺すったり、起こしながらの作業となった。 我ながら、抵抗が深いんだなあ、と思ったのだ。 だから私が「愛を入れて」と言ったのに、あやかは 「やべっ!愛を入れたつもりが氷を入れちゃったよ!」 って間違うし、何回言っても 「え?なんて言った?もう一度言って。」 と繰り返し言う羽目になったし。 人間は都合の悪い事は聞きたくないものなのだ。 さすがのあやかも「お母さんの抵抗、凄すぎ!」と、呆れていた。 結局、前の結論と同じなんだけど、私は母親を「憎しみの道具」にして、生きるバネにしたいんだよね。 だから愛されたくないし、愛すべき存在にしたくはないのだ。 でも、そうも言ってられない。 ここをちゃんと癒さないと、これから何かやる度、認められない、成功しない・・・と、障害を自ら起こそうとしちゃうからだ。 もう、バネは十分だよね・・・。十分苦労はしたと思うし。もういいよって感じ。 そんな感じで、一時間ちょっと掛かって何とか癒したが、今度はまた父親の事が出てきたよ。 もう勘弁してくれえ・・・って感じ。もう疲れたね。 ちなみに父親の何が出てきたか、と言うと。 私はよく父親から否定的な言葉を言われて育ったが、特に顔の事はよく言われた。 小3から眼鏡を掛け始めたが、これについても思いっ切り笑われ 「ブスが余計ブスになった!」 と、しつこくからかわれたのだ まったく!この夫婦って、やっぱ同じレベルというか、同じ様に子供じみてる、というか・・・。 「毛深い」だの「可愛げがない」だの「不細工」だの・・・。 以前のブログにも書いたけど、本当に罵倒されて育ったので、すっかり自信を消失し、私は「世界で一番のブスは私だろう」と思い込んだくらい、自分の顔が嫌いだったのだ。 お陰で自惚れたりはしなかったし、それ故「実力で生きていこう」って決意させてくれたけどね。 しかし、うちの両親は「濃い」なあ。 癒しても癒しても、まだまだ出てくるね。まるで金太郎飴だ。 大体、そういう人って、全ての行動が自分本位だから、何をやっても私が傷つく行為しかしないのだ。 こんな人を「外す人」って言うんだねえ。 お客様の中にも時々いる。うちの父や母みたいな人が。 決して人柄は悪い訳じゃあないのに、子供のサインを見逃したり、外したり、間違った導き方をしちゃったり・・・。 子供の事で悩んでいる方は殆どそうだ。 何度もここで書くが、子供が勝手にそうなる訳がないからだ。 よく「うちの子が・・・」と言って、さも「子供が勝手になっちゃいました」みたいな事を言っているが、そうじゃない。 それから、甘やかすおじいちゃんやおばあちゃんの存在も要注意だ。 どんなに親が真っ直ぐ導こうとしても、甘やかしに手懐けられた子供は歪んでしまう。 それに悩んでいる親御さんも多いのだ。 そしてそんな環境を選び、「一人ぼっち」や「苦労」の人生を歩もうとしてる子供達だってたくさんいるのだ。 みんなみんな「親」を選んだ意味がある。 それが良い意味なのか、悪い意味なのか・・・どちらにせよ必要な事だろう。 そこまで分かっていて、中々癒せない私って・・・一体、どんな頑固者なんだ? |
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