2024 09,20 08:32 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 07,03 22:27 |
|
あやかが「また見たくなった」と言って、黒澤明のDVDを2本借りてきた。
「七人の侍」と「白痴」だ。 この2本、とにかく長い。 「白痴」は二時間半、「七人の侍」は三時間だからね。 肩こり症の私は大変ですよ。 「七人の侍」は説明要らずの名作である。 これで「黒澤ファン」になったのは言うまでも無い。 いやあ、黒澤さんは天才だよねえ。 それに三船さんのカッコイイ事! 私もあやかも三船敏郎の大ファンだ。 あんなに渋くてカッコイイ人は今時いないよね。 あやかはその三船さん見たさに「三船美佳」をチェックするほどだ。 三船美佳から少し離れた所に、必ず三船敏郎が見守っているからだ。 そこまでするか、と呆れるほど、チェックに余念がない。 私はあんまりはっきり見えないが、何となく感じる程度だ。 だから三船敏郎が見えるあやかが、こういう時はちょっと羨ましいなあ。 三船さん、ニコニコして美佳さんの事、見ているそうだ。 可愛いんだろうね。 「白痴」も面白かった! 原作はかずまも大好きな「ドストエフスキー」だ。 しかしこれを原作に目を付けた黒澤さんは、やっぱり凄いなあって思う。 すごいセットやCGなんか使わなくたって、十分面白いものが作れるんじゃないかって思う。 とくに黒澤さんは心理描写が長けていて素晴らしい! 「こんな人居る居る!」とか「こういう卑怯者っているよね。」とか、本当に感心するのだ。 人間を深く観察してないと、なかなかあそこまで描けないものである。 わたしは黒澤さんの洞察力に関心するのだ。 俳優陣にしても、今のチャラチャラした俳優と違い、重みがある。 これは戦争体験が影響しているのではないか。 人生をより真剣に考えさせたり、シビアな目を持たせたのではないかと思う。 それに比べて今時のドラマの軽い事! なんで日本の俳優はこんなに下手かなあ。 下手というより自分に酔ってるんだな。 それが心の声として伝わってくるから、気色悪いのだ。 だからあんまり日本のドラマや映画は見ない。 薄っぺらく感じるからね。 それにしてもあやかの「いびつ」な事。 前も書いたが、あやかは今時のアイドルも俳優も知らない。 そういう私もだけどね。 でも一昔の俳優はかなり詳しくなったよ。 だから困るんだよね、皆と話題が合わない、合わない。 カトゥーン・・・だっけ?私もよく分からんが、うちは誰も興味がないなあ・・・。 我が家は世間と遠ざかってる感じがする。 流行ってるから、とか、みんなが知ってるから・・、という理由ではうちは興味を引かないからね。 しかし良い時代だよね。 半世紀も前の物がこうしてキレイな画面で見られるなんて! 日本に生まれてきてよかった。文明万歳!! おかげで我が家は円満である。 PR |
|
2006 06,22 22:48 |
|
なんでか知らないが、最近の我が家は「ドラゴンボール」ブームだ。
アニメの方ではなくマンガの方。それにしても、長いねー、全42巻。 私も何回読んだか分からない。でも正直あんまり好きじゃない。 私はどちらかというと、「Drスランプ」の方が好きだなあ。ど真ん中の世代だしね。 この「ドラゴンボール」、ダンボールに入れて私の実家の物置に置いてあったのを先日あやかが家に持って来たのだ。 本棚に入れることなく、未だにダンボールに入れたまま、そこら辺に置いてある。 そしたら黒猫のタンゴがその「ドラゴンボール」で、バリバリ爪を研いでいた! 新しい使い方だ. 「しょうがないなあ~もう~」と言ってタンゴをどかす。 そしたら今度はパクがちゃっかりとマンガの上で寝てた。 「かわゆ~い!」そうじゃない、パクをどかす。 この「ドラゴンボール」、途中で作風がガラリと変わっている。 この作品があんまり好きじゃないのは、あまりにもご都合主義だと言う事と、作者の思いがチト重いという事だ。 あやかはマンガやアニメを見ていても作り手の想いを「念」という形で受け取る。 私はあまり感じないが、でもドラゴンボールは素人の私が見ただけでも、画の描き方(気持ちの入れ方)が違いすぎることは明白だ。 そういう意味では冨樫さんの「幽遊白書」もそうだけどね。 じゃあ読むなよ、って言われそう。 でも釣られて読んでしまうんだな。 そういえばかなり前のこと、子供達が小さい時・・・10年位前か・・・3人を連れて「ドラゴンボール」の映画を見に行ったんだね。 そしたら見終わったら財布が無いのに気が付いた。 落としたのかスられたのか分からないけど、慌てたなあ。 買い物して帰ろうと思ったけど、あきらめてタクシーで帰りましたよ。 「くそー、ドラゴンボールめー!」と思ったっけ。ただの八つ当たりです、はい。 ああ、しかし、これだけ読むともう目が痛い。肩が凝る。首筋が張る。歯が痛い~! 着々と老いてるんじゃないの?慌ててビタミン剤を飲む。年は取りたくね~! だが気持ちだけは若くありたいもの。 体を労わりつつ、気持ちは常に前を向いていたい。 因みに「気が若い」と「若い気でいる」は違う。似ているが双方は相反するものだ。 これを時々間違う方がいるけどね。 私が好きなキャラは「ヤムチャ」。だってアニメでは私の大好きな古谷徹さんが声をあてているからさ。 なんといっても「ガンダム」のアムロですよ。「巨人の星」の飛雄馬ですよ。 「セーラームーン」のタキシード仮面様ですよ。渋いなあ~。 >>ドラゴンボールの入ったダンボールでお休み中のライちゃん |
|
2006 06,11 21:39 |
|
うちはよく、みんなで人生ゲームをやる。
私はよくお客様達に「子供にゲームはダメですよ」と言うが、 家族で楽しむ為にするのなら、それはそれで良い事だと思っている。 で、うちが好んでやるのが昔懐かしいスーパーファミコンの 「大爆笑人生劇場ドキドキ青春編」である。 この代物、1993年に作られたモノであり、非常に時代を感じさせるのだ。 これが未だに現役で活躍している。 プレ2やサターンや64など、どこかにスーファミを超える面白い人生ゲームはないものかと探していたが、 やっぱりこの「青春編」が一番面白かった。 去年ふとまたやりたくなって、何年か前に甥にあげたのを思い出して、また返してもらった。 それからというもの、うちでは6年振りに里帰りをしたこのスーファミソフトで遊びまくっている。 大抵プレイするのは私、あやか(16歳長女)すぐる(14歳次男)だ。かずま(17歳長男)はやらない。 飽きずにやっている私たちに呆れている。 で、付ける名前も決まっている。 私はイセ・リナ・・そうです、ガンダム、ガルマの恋人イセリナさんです。 あやかはドズル・ザビ・・ガルマの兄さんね。 すぐるはあく・りょう(ただの最悪だ~)なのだ。 このゲームの他の登場人物は当時のトレンディードラマなるものの トレンディーな俳優さんがモデルでかなり笑える。 こんなの流行ってたなあという感じの一昔前の髪型やら服やらで出て来るのだ。 しかもCDじゃなくて「アイドルのレコード」だったり、不良になると制服のスカートが長くなったり、 ズボンがボンタンになったり、出てくる占い師の一言が「こんなん出ましたけど~」だったり・・・ とにかく懐かしい。 しかも毎日の様にやり込んでいたら私とすぐるはルーレットを好きな目で出せるようになったのだ。 それにこれだけ回数をやってもまだ見たこともない職業があるのが魅力だ。 今日私は初めて「デザイナー」になった。この職業をみたのは何年振りか。 登場人物の最終パラメーターによって職業も変わってくるのだ。 それが面白くてついつい何回もやっちゃうんだよね。 ちなみにあやかのザビ君は、途中髪を茶色に染め、カッパのように頭を刈られてしまい、 とうとう「フランシスコ・ザビエル」のようになってしまった。ザビ違いだー。 しかし時の流れは早いものだ。 このソフトが出た当時、私は24歳、前夫と共にマンションを購入したばかりだった。 一番北側にある子供部屋で、当時5歳のかずまと一緒によくこのゲームをやっていた。 あやかはすぐ横で遊んでおり、赤ん坊だったすぐるを抱きながらやってたのだ。 この頃すでに前夫と気持ちがすれ違っており、一緒にいるのもイヤだったし、 前夫が子供達を煩がっていたのもあって、このゲームに逃げ込むかのように没頭していた。 仕事ではすでにP化粧品の主任になっており、ノルマや後輩の育成などやることはたくさんあったし、 家に帰れば家事と育児の負担が自分に覆い被さるようにのしかかっていた。 ローンや税金、マンションの管理費などお金のやりくりも大変なのに、 傍で湯水のようにお金を使う馬鹿がいるのだ。 逃げたい現実が当時はたくさんあった。 それを思えば今の私の何て楽な事! 少々大変な事があってもそれは自分の為なのだから、苦労でも何でもないのだ。 同じゲームをやっていても向き合う気持ちが全然違う。 今は純粋に楽しめるのが凄く嬉しいな。 何より自分達のリアル人生ゲームが楽しいのだ。 後悔を残すような人生にはしたくない。 因みに今日の一位は私でした! いやあ、気分が良いですな。明日も良い日になりそうだ。 |
|
2006 06,02 01:16 |
|
今日は何を書こうかなあ~。
今日は仕事もなかったし、かなりメチャクチャな一日だった。 昨日焼肉から帰って来て、ブログを書き、風呂に入った。 それからそこら辺にあったガラスの仮面(それも中途半端な9巻か10巻辺り)を読み始め、気付いたら朝になっていた。 付き合いの良いあやかはビーズでネックレスを作っていたが、飽きたのか朝5時頃になって、AKIRAを見始めた。 このAKIRAは10年くらい前に私が録画した、音源がオリジナルのものだ。 最近はサウンドリニューアル版が出ているが、あえてこっちを見たがるのが橋村家だ。 そのうち部屋の隅っこで小説を読んでいたかずまも一緒に見出した。 あやかは小さい頃AKIRAが怖くて、その時の思い出話なんかもいろいろと話していた。 ラストが近くなる頃には、すぐるも起き出し一緒に見ていた。 すぐるは4時間位しか寝ていない。 んで、AKIRAが終わると、かずまとすぐるは朝っぱらからゲームを始めた。 昨夜買って来た「スーパーロボット対戦」だ。 懐かしいロボットばっかり出てくる。 私はアニメに関してはオタクだが、ことにロボットモノは大好きで何でも見てた。 第一私の初恋は「ライディーン」のアキラ君(おお、これもアキラだね!)なのだ。 その後、マジンガーZシリーズ、タイムボカンシリーズ、ゲッターロボ、闘将ダイモス、ボルテスⅤ、それからガンダムシリーズ及び富野作品、パトレイバーなどの押井作品、などなど何でも見たのだ。 この頃になると、あやかはすでに寝ている。 私は洗濯しながらゲームを見てる。 「お母さんもやろうよ」と誘われるが、さすがに眠くてヤル気が起こらない。 すぐるはゲームの合い間に軽くご飯を食べたり、支度をしている。 そのうち腕相撲をしようと言い出し、私は軽くひねり倒した。 まだまだすぐるには負けんよ! 「くそ~」と言いながら、学校へ行った。 私は実に気分良く布団に入る事が出来た。8時頃には寝たと思う。 お昼には起きて、かずまとあやかを起こし、ご飯を食べさせ、かずまは美容院へ、あやかはバイトへ行った。 私は3時頃、母を医者に連れて行く約束をしていたので、夜まで母に付き合っていた。 その後、帰って来ていたすぐると再び腕相撲をし、またもや軽~くひねり倒した。 いやー、気分が良いですな! そんな訳で、今日一日はグズグズのグダグダで終わった。 これを書いた後、まだ寝ないだろう。 私はこうして暇な日は好き勝手やっている。 人生は楽しいねえ~! |
|
2006 05,28 01:45 |
|
うちではスカパーのアニマックス(アニメ専門チャンネル)をよく見る。
最近アニマックスでは妖怪人間べムのリニューアル版をやっている。 すごーく画がきれいになってるぞ! しかもなんかベロが可愛いなあ。 あれ!?ベラがタライで洗濯してるし・・・。 ・・・はあ?なんか生活臭漂うなあ。 なんなんだ!このベムは!なんか、かいけつゾロリっぽいじゃないか。 なんでベムはあんなに陽気に飛び跳ねてるんだ? なんで街の人達は良い人ばっかりになってるんだ? おかしい!こんなの妖怪人間ベムじゃない! あのオリジナルのオドロオドロしたのが良かったのに。 しかも人間の裏表、醜さ、汚さが良く表現されてて、そこが良かったのになあ。 なんでこんなにキレイ事にまとめられてるんだろう。納得出来ない。 これでは新ドラえもんみたいだ。 最近見たリニューアル版で一番ガッカリしたのはブラックジャックだ。 一話を見た時、ラストに違和感を感じたからだ。 原作でのラストは、母親の無条件の愛という深いテーマが隠されていたのに、新監督(手塚氏の長男、手塚真氏)はお手軽なお涙頂戴物にすり替えてしまった! 私達は心底ガッカリした。 監督の底の浅い解釈に、彼の人生の薄っぺらさを感じ取ってしまったからだ。 怒れた私はあやかに手塚氏を呼び出してもらい 「どうなのよ!お宅の息子は!」と意見を聞いた。 勿論彼は憤慨していた。 しかし最愛の息子の仕事である、しょうがないなあと言う感じでニヤニヤしていた。 私は、手塚治虫氏は黒澤明氏同様、天才だと思っている。 天才だからこそ、たどり着ける真理があるのだと思う。 しかし解釈する側が凡人だと、なかなかそれを見抜けないのである。 最近のドラマやアニメは、今の人達の生き方を反映するかのように、薄っぺらくキレイ事で済ましているかのように感じる。 昔はもっと泥臭かったような気がする。 それだけ深い生き方をしていたんじゃないかな。 でも今は人と深く関わる事を避け、自分の殻に閉じこもるような生き方をしている人が増えてる気がする。 結局、ブラックジャックを見るのはそれきり止めてしまった。 たぶんベムもどうでもいいなあと思っている。 でもベムの声優さんが井上和彦さんだから次回も見てあげよう! 私は声優マニアなのだ。 井上和彦さんは、キャンディーキャンディーのアンソニーですよ。 Zガンダムのジェリド・メサですよ。ハレ・グゥの先生ですよ~! と言う訳で今日も声優チェックは怠らないのだ! |
|
忍者ブログ [PR] |