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2007 03,29 23:36 |
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夕方、すぐるに電話があった。プラモ屋さんのご主人からだった。
このお宅で飼っていた「レオナルド・ディカプリオ」という8ヶ月のオスネコが近くの国道で撥ねられて死んだらしい。 でも写真がない事に気付き 「そうだ、すぐるならこの前撮ったのがあるんじゃないか」 と思いついたらしく、それで電話が来たのだった。 それですぐるが急いでプリントアウトをして、先程私も一緒に行って、届けに行ったのだ。 きっとこの写真を使って、明日お葬式をするのだろう。 このレオちゃんを一番可愛がっていたおばあちゃんがどんなにがっかりしているだろうか。 それが気になる。 お店に行くとご夫婦とも泣いていたのか、目を真っ赤にしていた。 「レオの亡骸を見てあげてくれ」 と言うので、お店の奥にある家の居間を覗く。 居間の入り口には大きなダンボールが置かれており、目を開けたまま横たわるレオが寝かされていた。 タオルも掛けてあり、キャットフードやおもちゃが入っていた。 明日このまま火葬場へ持って行くそうだ。 亡骸はとてもきれいで傷一つない。 即死だったのか、目も開いたままだそうだ。 ご主人は交通事故でネコを亡くしたのは3回目だそうだ。 可愛い盛りで「そろそろ去勢を・・・」と思っていた矢先の出来事だったのだ。 昨夜、初めて家出をして「おかしいな」と思っていたらしいが。 今日の昼過ぎになって、顔見知りの人が 「お宅のネコとよく似たネコが倒れているよ」 と言われ、見に行ったらレオだったのだ。 私は冷たく固くなってるレオちゃんを撫でて 「良い所に行ってね」 と言っておいた。でも胸が締め付けられるような気持ちで涙が出てくる。 でも飼っていた人達はもっと辛いのだ。 だからあえてご主人に 「辛いかも知れませんが、でも負けずに一緒に野良猫の保護をしましょう」 と言った。でもすっかり気落ちしているご主人は 「いやあ、オレはもうガックリしちゃってさあ・・・。うちなんかが飼っててよかったのか、て思うよ」 と弱気になってる。 その気持ちも分かる。いろんな後悔がよぎるもの。 もっとこうすれば良かったんじゃないか、とかね。 いろんな可能性がよぎるから、辛くなるのだ。 本当はこういう時に催眠が有効なんだけどね。 でも私達は自分の仕事をまだ言ってないし、言うべきではないと判断しているので、黙ってる。 でも催眠に入れてあげたら随分楽になるのになあ・・・と思う。 むやみに自分を責めて欲しくないものね。 可哀想におばあちゃんはショックで寝込んでしまったようだ。気の毒に・・・。 子猫の時からご飯をあげて世話をして大きくしたのはおばあちゃんなのだ。 どのくらい悲しんでいるのか、想像がつく。 写真を持って行ったら喜んでくれたのでよかった。 しばらく世間話をして結局またすぐるはプラモを買い、一時間半程居て、帰って来たのだ。 すぐると帰りの車中で、チョロを亡くした時の悲しみを思い出して、話していた。 「オレはあんなに癒したけど、でもさあ・・・今でもチョロの最後を想うとすごい泣けるんだ」 「お母さんもだよ。ここに座ってたんだよなあ・・・って思うだけでも寂しいね」 「そうそう、もういないんだって思うとホントに悲しくて泣けちゃう・・・」 「だからきっと今頃あのおじさん達もまた泣いてるね」 そんな話をしていた。 レオちゃんは何故死ななければいけなかったんだろう。 私が思うにこれは家の人への警告ではなく、お店に遊びに来ていた小学生達の為ではないか、と思っているのだ。 可愛がっていたものがあっけなく死んでしまう。 一見残酷だがでも現実は厳しいのだ。 おじさんも子供達に 「今日レオが死んだんだよ」 と言ってお別れをさせたようだ。私はご主人の判断は正しいと思ってる。 隠してはダメだ。現実を受け止めれない人になってしまうからだ。 私達だっていつかお別れする時が来るのだ。 でもこういう現実を知らない人ほど、命の重みを知らず、時の流れを実感せず、自分の老後は御伽噺としてしか捉えれない人になってしまう。 「死」を通して限りある命をどう生きるのか、私達は一人一人考えなければならないのだ。 それを後回しにしてる人には、必ず自分自身にツケが来る。 ペットという家族は本当にいろんな事を教えてくれるのだ。 PR |
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2007 03,19 23:07 |
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今日の夜、すぐるとあやかを伴って、プラモ屋さんで「ネコトーク」に興じていた。
このプラモ屋さん、以前ブログにも書いた、タンゴを保護してくれた所である。 ここのご主人も大のネコ好きで、すでに8匹飼っている。 私達とプラモ屋さん御夫婦でネコの話に、盛り上がる盛り上がる・・・。 気付いたら一時間半も喋っていた。 仕事は違っても、同じ価値観を持っていると、楽しいね! この御主人は20年近くボランティアもされている立派な方だ。 非行に走った子達を保護したり、導いたり、或いは地域の子供達を守る為に街角に立ち、交通整理をしたり・・・。 子供が大好きで、人間が大好きな気の良い、気さくなおじさんである。 うちの子供達もこのおじさんの人柄が大好きだ。 すぐるにとって、この方の生き方が一番良いモデルになるだろう。 何よりも人生を楽しんでるのが良いね。 そして、次に私達がやりたい「里親」(人間の・・・)の事も、きっと理解してくださるだろうね。 とにかくやりたい事が似ているのだ。 たまにこうして話をするだけで、私も元気をもらえる。 いつまでもこうした良い関係が続くと良いな。 しかもプラモ屋さんだから、アニメのファンと言う事も一致しているので、ホント話が尽きない。 ついでにすぐるはプラモを買っていた。 Zガンダムのジム・クゥエルだ。 このお店には懐かしいアニメのプラモの箱が山積みで楽しいよ! ガンダムシリーズは勿論、バイファム、ダンバイン、エルガイム、などのメカモノ、ケロロ軍曹などのフィギュアなど、お宝の山である。 眺めているだけでも楽しいねえ~。 しかも取引は世界各国ときてる。グローバルなのだ。 猫達のグッズもすごいこだわりようだ。 水はネコの為に地下水を汲み上げ、店の中もネコハウスが占領している。 ここのおうちの子達は皆芸達者で、しかも喋る! 戸が開かないと「あかん」と言い、お腹がすくと「ごはん」と言い、それでも無視をしていると「おーい」と呼ぶ。 それでも御主人に言わせれば 「昔、去勢する前の方がもっと喋れたんだけどなあ」 と言ってたけど。マジな話です!作ってませんから。ホントです。 でも芸が出来ようが出来まいが、ネコはカワイイ! 私達がタンゴを引き取って、目が開くようになったので、ここにタンゴを見せに来た事があった。 その時、御主人は 「よかった・・・よかった・・・」 と言って、泣いてくださった。 タンゴの目が見えるようになった事を、心から喜んでくれたのだ。 私達もそれが嬉しかった。 こうしてネコを通して、いろんな方と信頼関係が結べるってありがたい、と思う。 やっぱりネコを飼ってよかったなあ・・・と思う瞬間だ。 飼わなきゃ、可愛さも分からないよね。 そして御主人とも改めて「不幸なネコを撲滅しよう!」と誓い合ったのだ。 同じ志を持った仲間が居るって素晴らしい!本当にそう思った。 |
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2007 03,16 19:01 |
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何だか、しのが発情期っぽい。
やたらニャアニャア鳴くのだ。 しのはオスなので、マーキングが心配だが、今の所はまだされてない。 普通オスネコというのは、メスネコの発情した声に反応するものだ。 しかしうちの子達はみな避妊済みなので、誰も発情していないし、しのも反応していない。 でもやっぱり季節なんだね。 隙をみては外ばかり、行きたがるのだ。 もうそろそろ去勢手術しないと、クロの二の舞になっちゃうね。 この前しのの鳴き声に反応したのか、近所のメスネコ「ナナちゃん」がうちの庭に来ていた。 ナナちゃんはライちゃんの天敵だ。茶色と白の模様の可愛い子である。 何せ、ライちゃんはナナちゃんちに勝手に上がり込み、ナナちゃんのご飯を頂戴していたのである。 その度にナナちゃんは怒って、ライと喧嘩しているのだ。 以前、チョロもそうだった。うちの子は「どろぼうネコ」なのだ。やばいね・・・。すいません! ナナちゃんちのおじさん(70歳前後)も大のネコ好きで、うちの前を通りかかった時、私が家の前でライちゃんを撫で撫でしているのを見て 「なんだ、そのネコ、お前ンちのネコだったのか!うちでよく飯を喰ってるぞ!」 と言ってった。私はビックリして 「すみません!道理で太ったと思った。」と言ったら 「お前ンちはちゃんと飯をやってるのか」と言うので 「あげてますよ。でも最近食が細い割りに太ったから、おかしいなあと思ったんですよ。またこの子がお邪魔したら、追い返してくださいね。本当にすいません・・・。」 と謝っておいた。おじさんは別に怒ってはいなかったけどね。 「まあ、いいや。キャットフードくらいどうって事、ないがな。」 「おじさんちのご飯の方が美味しいのかもね。」 「そうか。おじさんちのご飯が美味しいのか。可愛いなあ。」 そう言って、おじさんにお腹を見せてゴロゴロ言ってるライちゃんを撫でて、行ってしまった。 大らかなおじさんに感謝したのは言うまでもない。 そういえば、しのちゃんの発情期について、だった。 先々週から動物病院の先生に 「捕まえたら連れてきますね」 と約束していたんだけどね。でもしのだけは未だに「野生」なんだよなあ。 捕まえるのが至難の業なのだ。 だから捕まえる為に、今すぐると必死で手なづけているである。 最近やっと手を出せば舐めてくれるようになった、という程度だ。 抱っこ出来たのなんて、ホンの1、2度くらいか・・・。 ついこの前までは、ご飯を食べていたって私達が近づくと、一目散で逃げて行ったくらいなのだ。 里子に出そうと思った時だって、私達が血だらけになっただけで、捕まらなかったのだ。 むしろ、その時追い駆けられた恐怖心がそうさせたのか、ますます警戒するようになったのだ。 こんなんで捕まえられるのかねえ・・・。 飼い猫で鈍い、とはいえ、ネコは侮れない。すばしっこいからね。 それでも今月中には何とかしないと・・・と思ってる。 来週、シマの診察と一緒に連れて行くかな。捕まえられたら・・・だけど。 お母さんは頑張りま~す! |
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2007 02,21 00:06 |
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昨日、一昨日と、私があやかと愛知県で仕事をしている間に、実家では小さな事件が起きていた。
実家で飼っていた黒猫「クロベエ」が家から飛び出してしまったのだ。 この一ヶ月余り、クロは発情期を迎え、発情しまくっていたが、先日の日曜日の朝に母が資源回収の資源物を外に出している間に、居なくなってしまったと言うのだ。 その日の午後、すぐるも母と一緒にクロを探したのだそうだ。 「クロ~、クロ~」 と言って探していると、クロに良く似た鳴き声を2,3回聞こえたらしい。 結局姿を見ることはなく、今に至っているのだが。 その後、すぐるは私の実家で晩御飯を食べて行ったのだが、相変わらず父は憎まれ口を叩いていたらしい。 「ネコなんか飼ってたって、金ばっか掛かってしょうがないで、居なくなって丁度いいや」 「これでセイセイする」 なんてね。そう言いつつ 「まあ・・・すぐる、見に行って来い」 と、クロを探すよう、しきりに促していたというのだ。 そう促される度、すぐるはバアさんを伴って、クロを何度となく探したのだ。 その度 「じいじは素直じゃないね。心配なら心配してる、って言えばいいのにね」 と二人で笑っていたと言うのだ。全く!父らしい心配の仕方だ。 本来ならクロは早く避妊手術をするべきだったが、なにせ「ネコエイズ」で免疫力の低下が懸念された為、 「避妊は発情期が治まって、ホルモンのバランスが安定した頃にやりましょう」 と決めてあったのだ。 しかし予想外に元気になり、通常なら一週間もすれば治まるはずの発情期が治まらず、あまりの煩さに両親も大分参っていたので 「じゃあ、様子を見た上で、、調子がよかったら火曜日(今日)に手術をしましょう」 と言っていた矢先だったのだ。あ~あ・・・である。 それでも、きっと帰って来るさ、と信じているが。どうなる事やら・・・。 さて今日はシマとジャガーの診察の日でもある。 ジャガーのハゲは無事、完治したのだ。よかった、よかった。 でも逆にシマの容態は、あんまり良くない。 私が忙しく不在だった事もあって、抗生物質を一日あげないでいたら、膿が多く出る様になっていた。 すぐるも忙しく、そこまで気が付かなかったのだ。 それでもすぐるなりに精一杯やってくれていたのは分かる。 だから私も責めないでおく。 それからシマのウンチにまた虫がいたのだ。 家にあった駆虫剤を飲ませたが心配だったので、先生に注射をお願いした。 でもこの薬は強いので、シマの体には負担だろう。 虫がいればシマは栄養が取られる。 でも駆除をすれば栄養は取れるが、癌は進行する。 良くならない事が分かっていても、治療をお願いせずにはいられない。 ちなみに・・・シマの生まれてきた目的は 「深く愛を学ぶ」 だそうだ。あやかからそう聞いて、私は深く胸を打たれた。 この子は愛を学ぶ場所に私達を選んでくれた。 あの哀れな姿だからこそ、拾わずには居れなかった。 長く彷徨い、どれほどの戦いをくぐり抜けてきた事か。 シマの無数の傷跡から、百戦錬磨の戦士だった事がうかがえるからだ。 私達はシマに何を与えてあげれるんだろうか。 シマが「選んでよかった」と思えるものを与えてやれるんだろうか。 それだけ、私達は精一杯やっているか? やってると思いたいが。 とにかくやれるだけの事は精一杯やろうと思った。 |
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2007 01,26 20:34 |
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シマはちょっとずつ太ってきた。ホントにちょっとずつだけど。
先日、首輪を買ってやり、シマの首に付けた。 水色の可愛いのね。 ところが次の日、元気がない! 「何!?もうご臨終???」 と思ったら・・・。何と緩かったはずの首輪がきつく締まっているではないか!!! シマちゃんは一日で随分太ったのだ。 早速、首輪を緩めてやった。そうしたら元気になったのだ。 ふう~・・・、危うく殺しちゃう所だったよ~。 さて、暴れん坊の2匹が里子に行って大分静かになったが、それを一番喜んでいるのは、ライちゃんに違いない。 前はやたらと外に出たがっていたが、今では家の中にいる事が多い。 ライちゃんにとって、勘兵衛は天敵だったからね。 勘が居る頃、ライちゃんが外から帰って来ると、勘はチンピラのようにインネンをつけに行ったものだ。 必ずといっていいほど、ライちゃんに付きまとい、「シャーッ」っと吹いて威嚇し、ネコパンチを応酬し合っていたのだ。 ネコが後ろの2本足で立ってネコパンチし合ってる姿は、かわいい! 当人達は至って真剣にケンカしてるんだけどね。 でもカンガルーみたいでカワイイよ~! 里子に行った2匹は・・・というと。 常に誰か居る我が家と違って、里親になった2人が忙しく、夜遅くならないと帰って来ない為、寂しいのかよく鳴くそうだ。 家では腹が減った時ぐらいしか鳴かなかったのに。へえ~っていう感じ。 でも慣れれば、平気だよね。 うちの子達は、突然誰か消える事には慣れているのか、だ~れも気に留めている様子はなさそう・・・。 久蔵と一番仲良しのしのちゃんでさえ、何も気にしていない様子。 きっともう忘れてるな。ネコは本当に三日で忘れる・・・。さっぱりしてるのだ。 ちなみに実家の子になったクロベエはすっかり太り、顔がまん丸になった。 昨夜から発情期が始まったのか、夜中中鳴いてるみたいだし。 でも発情するというのは、健康が回復した証拠なのだ。よかった!よかった! 父も母もクロを可愛がっているようだ。すっかり安心さ~。 ちなみに最初の一匹目のチョロを拾ってから4年目の我が家では、シマちゃんで通算20匹目になったのだ。 死んだ子1匹、家出した子2匹、安楽死させた子1匹、里子に出した子9匹、あとはうちの子7匹だ。 里子に出した子達は、皆可愛がられ大事にされているので、とても嬉しい。 貰ってくださった方達に感謝してます。ありがとうございました! どの子達にも幸せになって欲しいのだ。 |
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