こころの癒しブログ
ヒプノセラピストをやっているバツイチ母さんの日常。前世や霊、子育てや猫、なんでも書いてます。
カレンダー
03
2025/04
05
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
プロフィール
HN:
橋村 秀実
年齢:
55
HP:
心の癒し
性別:
女性
誕生日:
1969/07/25
職業:
ヒプノセラピスト
趣味:
猫を愛でる、アニメ鑑賞
自己紹介:
バツイチ母さんです。子供は三人。ネコは三匹。最近、彼氏のアパートで同棲中。
長男→かずま(21才)二年前 小説家を志し、東京に行く。ただ今、絶賛行方不明中!
長女→あやか(19才)今年一月末まで、チャネラーとして母を補佐。今はただの普通の女の子に戻りました!只今、自宅にて 一人暮らし。就職して、営業しています!
次男→すぐる(17才)只今 生意気盛りな高校ニ年生。昼はバイト、夜は夜間定時の高校と、頑張り中!三月より、父親と同居中。
[PR]
チラシ
カテゴリー
未選択 ( 268 )
ネコ ( 167 )
家庭内セッション ( 90 )
親 ( 41 )
前夫 ( 25 )
過去 ( 111 )
子供 ( 187 )
趣味 ( 26 )
チャイルドスポンサー ( 11 )
彼 ( 51 )
最新記事
決意
(12/24)
交換
(12/22)
休日
(12/20)
出会い
(12/18)
分かち合い
(12/17)
最新コメント
残念です
(02/21)
無題
(01/21)
無題
(01/13)
お元気でいて下さいね!!
(12/26)
お疲れ様です
(12/25)
リンク
こころの癒し
高匠
人気blogランキング
アトリエWALK
チャイルド・スポンサーシップ
チャイルド・ファンド・ジャパン
チェルシーアート
体に羽が生えるserendipityリンパドレナージュ
ブログ内検索
バーコード
アーカイブ
2009 年 12 月 ( 12 )
2009 年 11 月 ( 17 )
2009 年 10 月 ( 18 )
2009 年 09 月 ( 19 )
2009 年 08 月 ( 20 )
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
アクセス解析
[PR]
忍者ブログ記事別アクセス推移
最古記事
ブログ始めました!
(05/11)
ネコ中毒
(05/12)
家庭内セッション
(05/13)
ライブ
(05/15)
おめでとう!
(05/15)
2025
04,21
13:34
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2008
08,08
00:08
S君
CATEGORY[子供]
昨夜はTとS君が泊まっていった。
すぐるは、「泊まって」と人を呼びつけておいて、放置。先に寝てしまった。
それで最近の習慣のように、私達は朝方まで起きていて、喋っていた。
常々S君には、「逃げ」を感じていたので、ちょっと深い話もしたかったのだ。
そうしたら、ちょうどS君もすぐる達に刺激されたのか、「自立したい」と言いだした。
S君も夜間高校に行っている。今は三年生の18歳。
先日バイトを辞めたばかり。それからはゲーム三昧だったようだ。
この子は本当は「音楽」が好きだ。歌うのが好きで、ギターをちょっとかじっている。
でも「もうちょっとしたら、パソコンの学校に行こうかな」と言っていた。
でも、正直言って、この子から「本当にパソコンやりたい!」という情熱は伝わって来ない。
それに「自立したい」と言う割には、働いてもいない。
夢ばかり、口ばかりなのだ。
私は堪りかねて言う。
「あんた、本当はどうしたいの?パソコンは本当にしたい事?困らないように『保険』を掛けようとしてるんじゃないの?でもそれでいいの?後で、自分の人生に後悔しない?」
S君は黙り込んでしまった。
「おかあさん(私の事です)、イタイトコ、突くなあ。・・・そうかも。」
「なんで、安全な道ばかり、行くの?それが悪いとは言わないけど。でもあんたには、合わない気がするよ。」
試しにタロットで占ってみる。「音楽」か「パソコン」か。案の定の結果が出る。
パソコンの専門学校は・・・ズバリ「孤立」と出た。この子は、肌の合わない子達に囲まれ、消耗するだろう。
一方音楽は、やりたい事をやれる「達成感」と喜びが表れている。その代り、経済的には苦しくなるだろう。
それに本当にやりたい事は、自己責任だ。誰の所為にも出来ない、厳しい道だ。
「苦しくても、自分らしく生きなさい!例え成功しなくても、そこから道筋が見えてくるよ。」
S君は泣いて聞いてくれた。
「怖かった。本当にやっていいのかなって。親は『好きな事をやれ』って言ってくれるのに、怖くて出来なかった。」
S君の家も複雑だった。
幼い頃に両親が離婚し、間もなく母親は再婚した。
その後、弟妹が生まれたが、それがどこか自分の居場所がないように感じていたのだ。
愛されている・・・という自覚もちゃんとあるが、何年も一緒に住んでいる義父に心を開けないでいた。
それに母親と義父も上手く行ってないのも、彼の居場所を無くさせていたのだ。
だから彼も家にいない方が多い。
それから彼の大きな心の傷が、自分のお父さんの暴力だった。
お父さんがお母さんに手を挙げるのを見て、幼いながらにしっかりと焼き付けてしまったのだ。
「暴力は嫌だ」彼はハラハラ泣きながら言う。
無意識に、本当に無意識なんだけど、彼はお母さんの顔色を窺っていたのだ。
やりたい事をやれ、と言われているにも拘らず、どこか安心させたい、安全な道を・・・と、行こうとしていたのだ。
「逃げちゃ駄目だよ!怖い事から。それからまず、しっかり自立しなさい。そうしたら東京や名古屋に行って勝負したくなった時、迷わず行けるよ!頑張って!」
あやかが言うには、S君は自分の生みのお母さんより、実は義父の方が縁が深いようだ。
「今だけだよ、S君。もうちょっと大人になったら、きっとお義父さんとも分かりあえるよ。」
あやかもそう励ます。
S君はとても小柄で(160センチもない!)綺麗な顔をしている。女の子みたいな子だ。
女の子にもモテるし、愛想も良く、甘え上手。はっきり言って、「ヒモ」要素満載!
だから自立は必須だ。何としても、自立を成功させてほしいね。
S君は「帰り道でバイトを探す!」と決意して、夕方帰って行ったのだ。
頑張れ!S君。
PR
コメント[2]
TB[]
2008
08,05
19:56
恐いおばさん
CATEGORY[子供]
昨夜はT、それからA君B君がやってきた。
Aは高校2年生の男の子、違う定時制の学校に行っている。でも今はほとんど学校に行っていない。
B君は中3。いつもA君にくっ付いて遊んでいる。
この二人は、Tの知り合いで、すぐるはあまり仲良くない。
ていうか、本当の事を言うと、Tも含めて、私達はこの二人は好きじゃない。
でも時々呼んでは、ご飯を食べさせるのだ。
昨日、夜中に仕事から帰ってきたら、この3人+すぐるが待っていた。
「お腹空いたから、ご飯作って~。」
と言う。私はサラダとスパゲティを作る。
そんなに好きじゃない子に、何故作るかと言うと。やはりそれは私がお節介だからだ。
A君は学校もロクに行かず、バイトも辞めて、フラフラしてる子だ。
今は暴走族に憧れ、「中免取りたい」と言っている。
たばこを吸い、背伸びをしてるが、それで少し「大人になった」と、勘違いしているタイプである。
体も大きいので、年下を従え、優越感に浸っている。
喋っていると、明るいし、面白いし、根はいい子なんだけど。
私なんて、太ってる彼をイジリ倒して、からかっているし。
「お前がいると、部屋の温度が3度上がる!」
「ひでえ~!」
この前なんて、初対面だった時、A君から煙草の臭いがしたので
「あんた!たばこ吸ってるね?!やめなさいよ!」
と、いきなりピシャリと言ったので、かなり面喰らったようだ。
それで後からすぐるから聞いたら
「A君、お母さんに煙草の事言われて、かなり悩んでいたよ。
『マジでタバコ止めよっかな~・・・。おばさん、怖いし・・・。』ってさ。ははは~」
それを聞いて、笑ってしまった。 なんだ、素直じゃないか。
ただ、今まで面と向かって言う大人がいなかっただけじゃないのか?
そうやって怒られているのに、こうして遊びに来るのだ。
昨日は今朝まで私達とトランプで遊んで(すぐるは寝ていた!)、明るくなってから帰り、また昼過ぎに遊びにきた。
すぐるはバイトでいないのに。笑
「お昼ごはんは食べたの?」
「まだ。今、起きたばっかり。」
「おばさんもだよ。じゃあ、お昼ごはん食べよっか。A!あんた、ご飯炊いて!」
「ええ~!!!?オレが?炊いた事ないよ・・・。」
「じゃあ、教えてあげるから、覚えなさい。」
と、言う事で、あやかが横で教えながら、結局Aがご飯を炊いたのだ。
この子達は、本当は素直なのだ。一人一人は良い子なのに。
でもAも、結局は親が悪いのだ。
親が簡単に、考えずに何でも「お金」を与えるから、この子には「向上心」がないのだ。
AもBも、何が好きじゃないのかと言えば、この「向上心」の無さなのだ。
だからそれ以上の事を言う気になれないのだ。
Aが取りたいと思っている「中型免許」のお金も、きっと親が出す。
携帯代も、なんだかんだと言いながら、親が払ってるし、小遣いもくれる。
だからバイトをしても、喜びがないし、ありがたみもないのだ。だから簡単に辞める。
本当は良い子なのに、結局この子を腐らせているのは、親が与える「金」なのである。
この子達には、将来に対するビジョンもなく、ただぼんやりと「今が楽しければ、それで良い」と、過ごしている。
そういう所が、すぐるも「得るものがない」と感じるので、年上にもかかわらず、すぐるはAに馬鹿にした態度を取るのだ。もちろん、馬鹿にして良い訳はないが。
でも、たった一言言っただけで、少し考えてくれるなら、私はこの子達の為に「怖くて、お節介なおばさん」で、いようと思ったのだ。
人生には本当の意味で「失敗」はない。でも取り返しのつかない事もあるのだ。
一回「犯歴」が付けば、一生ついて回る。
これを乗り越えれる人もいるが、大抵は負けてしまう方の方が多いのも事実。
遊んで失う「時間」だって、二度と帰って来ない。
今は、そんな事言っても、この二人には響かないだろう。
でもこうして私の懐に入ってくれば、「言える」チャンスも来るというもの。
「恐いおばさんに言われたから」・・・それで止められるんだったら、それはそれでいいと思う。
暴走族の事も、私に「あんなもの、弱い連中だから群れているだよ。あんたも同類に見られたい?」と言うと、
「う~ん・・・。やっぱ、やめようかなあ・・・。」
と、簡単に影響される。ホント、自分がないんだよ。ま、私はそこにツケ込むんだけどね。笑
子供を伸ばせるのは、大人次第だと思う。
コメント[0]
TB[]
2008
08,03
20:31
修学旅行
CATEGORY[子供]
暑い~・・・暑い!暑い!暑い~~~!!! 暑いですね。さすが八月。
今日は珍しくお休みの私。
昨晩もすぐるの友達が泊まっていった。
M、T、S君、O君の4人。それに合わせて、あやかも帰って来た。
こんな狭い所に、一体どこに寝るんだよ・・・って感じ。
毎日、こんな感じで修学旅行みたいで楽しいよ。
ちなみに、みんな夜間定時の子達。
M、Tはお馴染み、すぐるの同中の子。同い年。
S君は3年生、18歳。O君は同じ一年だが、一つ年上の17歳。
この連中+橋村家で、何をして遊んでいるかと言えば、
昨日はトランプで「大富豪」に燃えたなあ。
あと、「お絵かきしりとり」とかね・・・。笑
未だに、みんなで「ドラ〇もん」鑑賞とかさ。
それも、可愛い事に「おばさんも一緒に・・・。」って、誘ってくれるのが、嬉しいね。
ご飯を作っても「美味しい!美味しい!」って、言ってくれるしさ。
なんて可愛い子達だろうねえ。
だからあやかも、みんなと遊びたくてわざわざ名古屋から、帰ってくるんだよね。
気持ちは分かるよ!笑
昨日はトランプで数時間遊んだあと、またTをメークして遊んだ。
みんなで写メ撮り合ったりして、大盛り上がり。
それからマッサージし合ったり。
O君はスポーツをやってる子だから、とっても上手い。
私もエステでツボを心得ているから、やってあげたら「おばさん!うまいね!」って、大喜びされた。
今日は、すぐるとM君は一日中バイト。
それであやかと他の3人で自転車に乗って、遊びに行った。
この炎天下に・・・ご苦労さんな事である。
それから一旦帰って来て、あやかとM君は地元のライブを見に、出掛けた。
残りの3人はまだうちにいて、すぐるの帰りを待っている。
このブログを書き終えたら、また私は3人でやってる「大富豪」に合流するつもり。笑
この子達は高校生なので、全日制に行ってれば、働いていないのが普通だ。
しかし夜定の子は、皆 働いているので、今バイトしていないのは、TとS君だけ。
Tは面接を受け、返事待ち中。S君はこの前、バイトを辞めたばかり。
本当なら、まだ働いていないのが普通だが、TとS君は、自分達の事を自虐的に「ニート」と呼ぶ。
学校に行ってるので、ニートでも何でもないんだけどね。笑
社会経験のある子達ばかりなので、見掛けはみな幼いが、中身はみなしっかりしている。
むしろ一緒にドラ〇もん見てると、ホッとしたりして。
それに、今は夏休みだが、普段は夜 学校に行ってる為、テレビを見ない。
だから誰もドラマの話もしないし、知らないのだ。もう興味もないと思うし。
自然に出てくるみんなの話題は、「仕事」に終始するのだ。
「明日 バイトだよ~。」
「俺、面接行かないと・・・。」
「俺、掛け持ちしよっかな。」
「ああ~腰がだるい~。八時間立ちっぱなしはきついよ。」
「盆営業が怖いなあ~。今だって、平日でも忙しいのに。」
こんな感じの会話である。
皆 既に疲れ切ったサラリーマンみたいな会話だよ。
でも周りのみんなが働いているので、忙しいのも自然なのである。
その合間を縫って、こうして遊んでいるのだ。
普通の高校生と違って、家庭事情もみな複雑で、良く働いていて・・・。
だからみんな、とてもしっかりしている。
厳しい環境を生き抜いてきた子も少なくないから、とてもシビアな目を持ってるしね。
温い環境で育ち、きれい事ばかり言う大人に比べたら、はるかに中身は詰まっているね。
だからか。私もあやかも居心地がいいのは。
みんなでズバズバ本音を言い、笑う。なんて 楽しいんだろう!
以前、私は家庭事情が悪く、居場所がない子達の「施設」をやりたいと思っていたが。
でも今の私がしている事は、まさにそれに近いんだろう。
ただ、「お金」にはならないんだけどね。まったくのボランティアだし。
でもそれでいい。自分が楽しむ事が一番だもの。楽しくなければ、やれないよ。
お金が入って来ない、からこそ、気楽に出来て、楽しめるのだ。
若い子達に囲まれて、なんだか元気をもらってるよ~!笑
コメント[0]
TB[]
2008
08,01
23:36
T
CATEGORY[子供]
今日は、T(すぐるの友達)が晩御飯を食べにきた。
うちの息子はいないが、ゆっくり話したかったのもあったので、呼んだのだ。
途中で、私の友人Oさん(50代)がお孫ちゃんを二人連れて、晩御飯に合流。
私、T、Oさん、Oさんの孫二人(幼児)という不思議な組み合わせ。
最近Oさんは「気功」を習い始めたようで、水の味を変えたりして、気功を試していた。
それからみんなで雑談をし、九時過ぎになったので先にOさんは帰った。
それからTと二人で話していた。
バイトの面接の話になり、どうも面接の感触があんまりよくない。
詳しく聞いて行くと、履歴書の書き方がまずかったり、「ああ、それを言わない方がいいな」と言う事を言ってたり・・・。
だからTは目が離せないんだよな。
「あんた、それじゃあ、いつまで経ってもバイトは決まらんよ。履歴書の書き方と面接の受け方のレクチャーをしてあげるから、また明日いらっしゃい!」
と言う事になった。
Tは、気の良い子だが、どうも全てが「空回り」するタイプだ。
いわゆる「外す」タイプ・・・。
これじゃあ苦労ばかりで、生きるのにへとへとになっちゃうよ。
本当はこういうのを家庭の会話の中で学ぶものだが、Tの家庭では無理だろう。
まず会話がない。それから親に「知恵」がないからだ。特に母親には・・・ない!
大体、このTの母親自体、ダメなのだから。KY中のKYだよ。
はっきり言って、私の母親によく似たタイプ。でもそれより悪いかも・・・。
だからTはこの家庭の中で、得られるものが少ないのだ。
そこから少しでも「成長」の手助けをしたくて、合宿させたかったんだけど。
でもTのお父さんは、私に「悪い」と思っているようだね。
それに「お返し」しなきゃ・・・みたいな「義理」も感じているようで・・・。
そんなもの、どうでもいいのに!
「そんな事よりも!少しでもTが私に対して、『恩』とか『お返し』を考えているなら、早く成長して『自立』する事!その方が私は嬉しいよ。つまらない『義理』だの『お返し』だのは、いらないからね!」
Tはニコニコしながら、頷いて聞いている。
母親の「社会性」は大事だ。それをモロに喰らうのは子供だからね。
「子は親の鏡」まさにそうなのである。
さて、どうして私はそんなにもTの事が気になるのか?
Tが少し前の私に似てるから、気になる・・・というのもあるが。
やはり「ご縁」のある前世もあるのである。
どこの国かは知らないが(多分中世のヨーロッパ)、私が母親でTが子供だったことがある。
私は赤ん坊だったTをすぐに亡くしている。
しかし、貧乏やたくさんの苦労から、子供の死を悲しむ暇もなかったのだ。
それから一緒に海賊の仲間をやっていた時も。
私が船長をやっていた時、あやかは腹心の部下、勿論部下の中にはかずまやすぐるもいる。
すぐると共に行動しているのがTだ。今と同じように小柄でひょろひょろの気弱な男。
しかしこの時もすぐに亡くなっている。
他の海賊と戦っている時、あっという間に刺され、海に突き落とされて亡くなっている。
このような前世がいくつかある。
いつも私の傍に通りかかっても、私はいつも助けてあげられなかった。止められなかったのだ。
それに対して、罪悪感がある訳でもないが、でも「今度こそ!」と思ったんだろうね。
だから見捨てれないのだ。
Tも、繰り返してきた「被害者」の人生に、いよいよピリオドを打つ時なのだ。
なんとしても、Tに自信を持ってもらいたい。
力強く生きていって欲しいな。頑張れ! T!
コメント[2]
TB[]
2008
08,01
01:33
家庭訪問
CATEGORY[子供]
今日はすぐるの高校の家庭訪問の日。
本当は三者面談の日で、場所を「学校」か「自宅」か選択できるのだが。
私は掃除が面倒なので「学校にしてよ」と言ったのに、すぐるは「学校に行くのが面倒」と言う事で、「自宅」と勝手に決めてしまった。そんな訳で、今日がその日。
担任は20代の男性。とてもさわやかな方である。すぐるは学校では楽しくやっているのか
「授業にもとても積極的で、一番質問をしてくれるので、助かります。」
と、仰ってくださった。真面目に取り組んでいるようなので、まずまず安心。
そのうち他の話題に。
「ここのお宅に、色んな子が泊まっているようですが。大丈夫ですか?」
「はい、泊まっていってます。みんな真面目で良い子ばかりなんで、大丈夫ですよ。私もいるので、子供ばかりで入り浸り・・・と言う事はないので、安心してください。私もすぐるも、煙草とお酒は嫌いですし、そんな子はここに出入りさせてませんから。私の眼の黒いうちは、そんな事させませんよ。」
そう言うと、先生は笑って頷いてくださった。
「そうですね。お母さんがいるなら大丈夫ですね。」
そんな感じで30分程話し、帰られた。暑い中の訪問、ご苦労様な事だ。
さて実は昨夜、Tを挟んで、すぐると大ゲンカをしたのだ。
「Tにお母さんを取られた」と感じた、すぐるが焼きもちを焼いただけなんだけどね。ははは。
ここ最近、私とすぐるは上手く行っていなかった。
すぐるの強い被害者意識から、態度の悪さ、横柄さ、メールをしても返事がなく、電話をしても「うるさいなあ」とすぐ切られる、勝手に家を出て、連絡もせずに帰って来て「俺の飯は?」とくる・・・。
私もすぐるに対しての不満とストレスを溜めていたのだ。
しかしこれを私は「反抗期」「思春期」「年頃」という言葉で片付けたくない!
そんな時、たまたま夏休みを迎え、Tが来ただけなのだ。
私だって、何を言っても反抗的な息子より、素直に私達を信頼し、自分なりに行動し、自分を変えようとしてくれるTの方が、かわいいと感じるのは当然だろう。
それに嫉妬する、すぐるがおかしいのだから。
それですぐるをなだめようと、あやかが間に入って、懇々とすぐるに説明してくれた。
何故、お母さんが厳しい事を言うのか、それは誰の為に言ってくれているのか・・・
一から順を追って、一時間以上かけて説明してくれたのだ。にもかかわらず、すぐるは素直に聞かない。
すぐるからしてみれば
「なんでいつも二人で言うんだ!俺だけが悪いのか!いっつも俺ばっかり言われる!」
と感じるているようだ。もっとも、すぐるが間違っていると感じるから、二人で止めるんだけどね。
それもまた愛情なのに・・・。でも家族だからこそ、距離が近すぎて見えないのだ。
あれだけ懇々と説明しても、ちっとも謙虚に聞こうとしないすぐるに、とうとうあやかがブチ切れた!
「なんでお母さんの言う事が分からないの!なんでお母さんの気持ちが分からないの!」
大泣きして、悔しがるあやか。すぐるにガッカリしたのだ。
泣き崩れているあやかを見ながら、私は思う。
私は娘から理解され、信頼されている!あやかは愚かな弟を思い、一生懸命やっている。
私はなんて幸せな母親だろう!私はあやかという「味方」がいてよかった!
結局、物別れのまま、寝る事にした。寝た頃にはもう朝の5時。
本当はお互い「分かり合いたい」と思っているのに、分かり合えないからさびしいのだ。イライラする。
そして先ほど、すぐるとサシで第二ラウンド。
今度は一日経っているので、お互い冷静に話し合う。
時間が経った事で、すぐるもやっと受け入れてくれたようだ。
「お母さんはいつもお前の事を思っているから、成功や幸せを願っているからこそ、言うんだよ。」
「うん・・・分かった。ごめん。ありがとう。」
すぐるは涙ぐんでいた。自分が愛されている事を、やっと受け入れてくれたのだ。
久しぶりに、「息子」と対面したような気持ちだ。
「Tとちゃんと仲直りして。Tは一日中、私達の事を心配してくれてたよ。」
今日、Tは自宅に帰っている。すぐるはTの家に出掛けて行った。そのまま泊まりに行くようだ。
私からもTに電話を入れる。
「T。今日は心配してくれてありがとう。もう大丈夫だからね。すぐるの事、よろしくね。」
「はい、こちらこそ。ありがとうございました。」
電話でのTの声は明るかった。
この事を通して、友情が深まるといいな。
こうした試練を通して、本当の信頼関係を作って行くんだろうね。
これからもこの子達を応援したいと思う。
コメント[0]
TB[]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]