こころの癒しブログ
ヒプノセラピストをやっているバツイチ母さんの日常。前世や霊、子育てや猫、なんでも書いてます。
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プロフィール
HN:
橋村 秀実
年齢:
55
HP:
心の癒し
性別:
女性
誕生日:
1969/07/25
職業:
ヒプノセラピスト
趣味:
猫を愛でる、アニメ鑑賞
自己紹介:
バツイチ母さんです。子供は三人。ネコは三匹。最近、彼氏のアパートで同棲中。
長男→かずま(21才)二年前 小説家を志し、東京に行く。ただ今、絶賛行方不明中!
長女→あやか(19才)今年一月末まで、チャネラーとして母を補佐。今はただの普通の女の子に戻りました!只今、自宅にて 一人暮らし。就職して、営業しています!
次男→すぐる(17才)只今 生意気盛りな高校ニ年生。昼はバイト、夜は夜間定時の高校と、頑張り中!三月より、父親と同居中。
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2006
10,10
23:02
両親の・・・
CATEGORY[親]
そういえば、今日って昔の「体育の日」なんだなあ・・・と思っていたら。
大事な事を思い出したよ!
今日は久しぶりに母がご飯を食べに来ていた。で、母に
「おいおい。今日ってさ、大事な日なんじゃないの?」
と聞くと「はあ?何が?」と相変わらず、すっとぼけた返事をしている。
「だから、あんた達の結婚記念日じゃないの?」
と言うと、「はあ?誰の?」とまだ思い出せないよう。
そう、今日は私の両親の38回目の結婚記念日である。
しばらく経って当の本人は、やっと思い出したようだ。
「そうだよ!今日結婚記念日じゃん!!別にめでたくないけどさあ・・・。
あんた!よく覚えてたねえ。私らだって忘れてたのに!」
と、かなり感心された。
夫婦も長くやってるだけだとこんなものだろうか。
ご飯を食べたら母と買い物に行く事にした。
母も最近仕事が忙しく、買い物に行きたくても行く暇がないと言うのだ。
それであちこち見に行く事に。
母は相変わらず、父の愚痴、仕事の話、飲んでる薬の種類、今日は便秘だった・・・と言う内容の話をしている。
ほとんどいつものように「フンフン」と言って、聞き流す私。
で、今日は傘が欲しいだの、化粧品が欲しいだの、と言っているのでそれに付き合う。
最後に化粧品を選んでいる時
「どれを使ったらいいか分からんから、あんた選んで」
と言うので、母の年齢と肌質を考慮して、元プロのハシムラが選びましたよ。
見本を手に付けさせ、納得したようなので
「この化粧水は私が結婚記念日のプレゼントに買ってあげるよ」
と言ったら大喜びをしていた。
「だって結婚してくれなかったら、私は生まれなかったものね?」
と言うと、ニヤニヤしながら嬉しそうに
「そうだよねえ、そうだよねえ」
と言う。ホント、今の私があるのは、この人のお陰ですもの。
そして、コーヒーを飲んで、クレープを食べて帰ってきた。
帰って来たら、9時を回っていた。
母も一日立ち仕事をして、2時間も買い物で歩き回って、元気な事だ。
この人達が丈夫で元気でいるから、私も何の心配もせずに働けるんだな。
有難い事である。
この先あと何回祝ってあげられるのかは分からないが、元気で居てくれたらいいなあ・・・と思う。
父も母も欠点だらけで好きな要素があんまりないが、それでもこの人達に感謝せずにいられない。
この人達が私の両親でなかったら、やはり今の私にはならなかっただろうから。
そしてきっと今の子供達にも会えなかっただろう。
やはり、感謝感謝、なのである。
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2006
10,09
23:51
ビデオカメラ
CATEGORY[親]
すぐるはあれ以来、ビデオカメラに夢中の様子。
毎日ネコや遊びに来た同級生など撮っている。
すぐるの選んだ機種は、DVDに直接焼き付けるタイプだ。
しかも自動編集機能がついており、お気に入りの曲を付けて編集するとそれらしく見えるからすごい。
このカメラはビデオカメラとして機能しながら写真も撮れるので、その写真を自動的にシャッフルして編集されるのだ。
撮ってる本人もびっくりする位、出来栄えが良い。
ド素人の撮った、ネコしか写ってない何だかよく分からん物でも、音楽付だと違う物を見ているように錯覚するね。
ちなみに選んだ曲は奥田民生がボーカルをしていたユニコーンの「素晴らしい日々」だ。
良い曲だ。うちはみんな奥田民生のファンなのだ!
先日、母に
「すぐるがカメラを買ったから・・・」
と話したら
「じゃあ!旅行行かないと!」
と言い出し、でも自分はお金を出したくないので、父を誘おうと思ったらしく、でも自分から言い出せなくて、結局私に
「ねえ、あんたから言って~」
だって。ハイハイ、行きますよ。そして貴女の変わりに物申しますよ。
そんな訳で、来月辺り、父、母、私、あやか、すぐるのメンバーで行く事になった。
意外にも父は誘ってもらった事が嬉しかったのか、えらく張り切っている。
「いくら金が掛かっても良いから、美味い飯を喰おう!」
と豪語する。言ってるだけだが。
実際、父は気が小さく競艇に行っても、掛け金は50円とかせいぜい100円とか、小さな世界で生きている人だ。
いざ支払いになると「勿体無い」とか「そんなにするのか?」とか、平気で大声で連発しちゃうような、恥ずかしいオヤジなのだ。
現にすぐるにカメラの値段を聞き、かなりビビッテいた様子。
「じいじ、今写してやるよ」
と言ってカメラを回すすぐるに
「やめろ。勿体無い!」
と、カメラが減っちゃうから大変だあ・・・位の勢いで騒いでいた。
「大丈夫だよ~。取り直しも出来るから」
と言っても、うちのおやじはアワアワしている。
「魂は抜かれないから大丈夫だよ」
と言ってからかう私。
しかし、以前は「思い出作りに一緒に旅行しよう」と誘っても絶対に乗って来なかったおやじだが、年を取ったのか、あんなに喜んじゃって・・・。
すっかり可愛くなってしまった。
年月は人を変えるんだなあ・・・と思う。
いつかこの人達ともお別れの時が来るのである。
早いか遅いか、の違いだけだ。
その時、お互い「楽しかったよね。ありがとう!」と言える様にしたい。
いつかの瞬間を気持ち良く迎えたいからこそ、今を最大限やろうと思う。
後悔したくないものね。
張り切っているヤツがもう一人。
勿論すぐるだ。まあ、せいぜい頑張っておくれ~!
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2006
08,24
22:53
父
CATEGORY[親]
最近、妙に父が優しい。
実家に行く度、「あれ持っていけ」「これ持っていけ」となんかくれるし、
終いには「なんか、やるモノないか~」と右往左往している。
しょっちゅう、実家には顔を出しているのだが、その度父の行動を見ては、笑いがこみ上げてくる。
父が優しくなったきっかけがあると思う。
私の推測が間違ってなければ、去年の年末に起こした私の事故が、そうだろうと思う。
昨年の12月、東京へ仕事に行ってた私は、交差点で事故を起こした。
悪霊によって引き起こされた、という見方もあるが、私の不注意が一番の原因だろう。
しかし、お陰様であやかも私も、そして相手も怪我一つ無かったのである。
ただ、私の車が大破したので、その場で廃車手続きを取り、無事仕事も済まして、新幹線で帰って来たのだ。
次の日、私は車関係の仕事をされているお客様のYさんに、中古の車を探していただく事と代車を貸してもらえるよう頼んだのだ。
早速、快く引き受けてくださったので、私は代車を借りに行く事にした。
で、足がないので、父に一緒に行って欲しいと頼んだのだ。
父は私を迎えに来てくれ、Yさんのお宅までの約20分間のドライブとなった。
その道すがら、父は心配からなのか少しイラついたように
「お前、何しに東京に行って、何で事故に会ったんだ?」
と聞くので、私は感情的にならないよう、落ち着いて説明した。
「ちょっとね、仕事だったんだけど・・・」
「お前、そんな遠くに行って儲かる仕事なのか?もし、不規則な仕事なら辞めて、もっと安定した所で働けばいいじゃないか」
「お父さんが心配してくれるのは嬉しいけど、でも大丈夫だよ。応援してくれる人が大勢いるからね。
それに就職すれば安定するかもしれないし、ボーナスや退職金が入るかもしれない。
でも私は老後に当てにならない年金や退職金で細々と生きていくような生き方はイヤだよ。
子供達はきっと助けてくれる子達だけど、それを当てにして生きてくのもイヤなんだ。
私は死ぬまでやりがいのある仕事をし続けたいんだよ。」
「じゃあ、車はどうするんだ?ローン組むのか?」
「ローン組むから心配ないよ」
「ローンじゃ金利がもったいないから、お父さんが貸してやるぞ」
父の思いがけない言葉にビックリしたが
「お父さん、私、家を出るとき誓約書を書いたよね?だから私は借りるわけにはいかない」
とやんわり断った。
誓約書とは、セラピストになる為に実家を出た時、父に
「お金の貸借はいたしません。二度と家の敷居をまたぎません。」
という約束を書面に残したものだ。
「私にも意地があるんだよ。思いつきで今の仕事を始めたわけじゃないからね。」
そう言うと、父は少し考え込んでいたが、
「じゃあ、お前に金をくれてやる。これなら借金じゃないぞ」
と言うので、かなり驚いたが、
「私、返せないかもしれないよ」と言ったら
「返さなくていい。お前にやるんだ。とっとけ」と言うのだ。
それから暫くして車が来ると、父は約束したように現金をポンとくれ、その上
「年末でお前も何かと物入りだろうから」
と、20万円上乗せしてくれたのだ。
でもこの20万が本当に助かったのだ。勿論私も心から感謝した。
実際、私はこの年になって初めて父に、親らしい事をしてもらったのだ。
それから、この事故の示談も難なく進み、出費の予定だった相手方のレンタカー代も払わなくて済んだし、何の問題も無く終わった。
今、思うとこの事故のお陰で、父は私の生き方を多少なりとも理解してくれたのではないか。
確かな事は、大分距離が縮まったという事だ。
もしかして、父なりの応援をしてくれてるのかもしれない。
事故に遭った瞬間、私は咄嗟に
「きっと何かのチャンスだ・・・そう思おう」と決めた。
そして間違いなく父との溝を埋めるチャンスだった。
私は未だに自分が何の仕事をしているか、言ってない。
でも私が誰よりも自分の人生に真剣に取り組んでいる、というのを父なりに感じ取っているのかもしれない。
というわけで、今日は「もらい物だ」、という魚をもらってきたのである。
コメント[4]
TB[]
2006
08,15
23:47
ミシン・・・その後
CATEGORY[親]
今日はお盆最後の日だし、一番下の妹夫婦も広島から帰っており
真ん中の妹夫婦も来るというので、私も子供を連れて実家に集まった。
行くと早速母がミシンの事を嬉しそうに語っており、しばらくの間はこの人の話題の中心はこれになるだろうなあ、と思う。
私はしばらく我慢してこの話題に付き合う事になるだろう。
しかし、グズグズ愚痴を言われる事を思えば100倍はマシだ。
母はやはり阿呆で
「糸の掛け方が分からん」だの「コンセントのしまい方が分からん」だの言ってる。
そこであやかは教えていたようだが、私は関わりたくないので隣の部屋でテレビを見ていた。
暫くしてあやかがプリプリ言いながらやって来た。
「ホント!あの人アホだ。あんなアホだと思わなかった!!」
と言っている。
「だってさー、あんなに業者の人が5回も6回も説明してくれたのにさー。
しかも全部ワンタッチで出来るモンばっかだよ!何したら間違えるか分からん!」
と怒ってる。どうやらばあさんの馬鹿さ加減に腹がたったのだろう。
しかしそれが私の母である。
私はニヤニヤしながら
「あんた、あの人誰だと思ってんの?私の母親だよ!」
と言うと、あやかはゲラゲラ笑って
「さすがお母さんの母親だね。最強!!」
と言った。
先日買ったミシンは30万円するもので、それはただ高いのではなく、それなりの機能を備えていた。
面倒な、針に糸を通す作業もワンタッチで操作出来る、という優れモノだ。
しかしばあさんは、あれほど説明されたにも関わらず、
「分からんもんで、手でやったよ。ああ大変だった」
とほざいている。やはりこの人には宝の持ち腐れなのだ。
しかも自動カッター機能も付いており、ハサミを使わなくても糸が切れる便利な機能も備えていた。
しかし!
「分からんもんでハサミ持って来て切ったよ」
だってさ。残念!30万ドブに捨てたな。
そしていつもの決め台詞が!
「あたしゃあ、馬鹿だもんで分からんだよ~」
方言丸出し、情緒たっぷりに言う。
あやかは根気良く、落ち着いて何度も説明していた。
かつての私が阿呆な母親にしていたように。
しかし、間違いなくそれで私は育ったのだ。
あの母親の「私は馬鹿だから」という免罪符・・・
本当に母は「自分は馬鹿だ」という事で、「だから努力するのを止めて良いでしょう?」
と言う事を暗に示唆していた。
「馬鹿」を良い事に、何でも人任せにし、決して同じ土俵に乗ろうとしない。
そして「馬鹿」なんだからこうして親切にしてもらって当たり前だ、とも思っている。
だからちょっとでも「そろそろ自分で覚えなさいよ」と言おうものなら
たちまち自分が可哀相になり、被害者意識丸出しで
「そりゃ、あんたはいいよ。あんたは何でも出来てさあ・・」
と言うのである。
しかし誰でも最初から出来る訳ではない。
間違いなく、私は母の面倒を見てきたからこそ、人より少しは器用に出来ると思う。
しかし、母はそういった人の努力を見ないで
「器用だから」「若いから覚えが早い」といった事で片付けてしまう。
そして自分を省みない。
でもこういう言葉は努力をしている人に対して、大変傷つける言葉なのだ。
しかし、母のような愚鈍な人間には、まさかそういった形で私達を傷つけていようとは思ってもいない。
まあ、分かってもらおうとも思ってもいないが。
母の物覚えの悪さは、まさしく依存からなのだ。
やってもらえる、あとで何とかなるんじゃないの、といった「甘え」そのものだ。
しかしこういった「依存」の関係は必ずといって良いほど片方が重くなり、最悪の場合は「破局」という結果を迎える。
私の両親の場合、離婚はしないだろうが、しかしそのツケは若い時、十分払ったのだ。
父のギャンブル好きは、母の依存が重くて家に居られなかったからだ。
そして、婿養子である父が夜な夜な遊び歩いている事が、祖父の酒乱になる原因だった。
本当の悪党というのは、案外そんなモノなのだ。
そして、このような甘ったれた人間を作ったのは、まぎれもなく祖父の溺愛だったのである。
そう思い返すと自分にも覚えが・・・。
すぐるの甘ったれも、小さい時の私の溺愛に近い愛情からだろう。
一昨年、厳しく叱った時
「でもお母さん、どうせ俺の事、嫌いになれないでしょ?」
と、すぐるに言われ、ブチ切れてぶん殴った事がある。
それからは、二度と舐めた口は言わせていないが、でもどこかでそういった甘えがあるのは否めない。
先日のかずまの一件が多少すぐるの気を引き締めてくれたみたいだけど。
今、私がすぐるにしている厳しさというのは、かつての私がした事への尻拭いなのだ。
しかし、母の存在は子供達にも「反面教師」といった使い方で生かされている。
依存の見苦しさを存分に見せてくれた、そんな母に改めて感謝である。
コメント[3]
TB[]
2006
08,11
22:25
ミシン
CATEGORY[親]
昨日買ったミシンが今日の午後、実家へ配達される事になっており、
それに合わせてあやかもミシンの使い方について説明を聞く約束だった。
あやかは一時ごろ出掛けて、三時頃帰って来た。
帰って来るなり
「あのねえ、昨日買ったミシンは止めにして、30万のミシンを買ったよ」
と言うではないか!
「はあ?」私は何の事やらさっぱり分からん。
どうやら、事はこういう事らしい。
ミシンを配達に来たのは、30代後半の男性2人組み。
あやかから見た二人組みは気さくで面白く、感じの良い人達だったようだ。
修理員であり営業ではないと言い、ミシンの取り扱いについて説明を始めたらしい。
このミシンは取り扱いが面倒で、月に2,3回は油を差さなくてはならず、その為細かな部品まで分解せねばならない事、そして雑巾などちょっと厚い物になると全く針が通らず使い物にならない事、安い分壊れやすいので取り扱いには十分注意するように・・・・等々。
それを聞いていた私の母親は、例の如くいつものように
「ねえ、あやか。あんた、ちゃんと聞いといてよ。あたしは知らんよ」
と、あやかに丸投げし
「ええ~?そんなの困る。あたしゃあ目が悪いから出来んよお」
と哀れみを乞うように、被害者意識丸出しで業者さんに何度も
「どうしたら、いいのかねえ?」と言っていたらしい。
それが、あやかにはどうにもウザく、内心「クソババア!」と思いつつ
「わかった、わかった。ちゃんと聞いておくから」
となだめるのに必死だったらしい。
そして修理員と名乗るミシン屋さんは
「ちょっと高いけどこれなら、どうでしょう?」
と、ここで先ほどの30万のミシンの登場となったのだ。
そして、これがどの位素晴らしい機能を持っているか説明し、アフターフォローは必ず月に一度は来て、なおかつ半永久的に長持ちしますよ、となったのだ。
母からしたら、それは神々しく見えた事だろう。
「じゃあローンで買う」
となったらしいが、一緒に説明を聞いていた父が
「そんなに良い物なら、オレが20万出してやるから現金で買え」
という事になり、
「ちょっと、待っててよ」と言って現金を持って来たではないか!
そうしたら母も
「じゃあ、10万なら私も持ってるから」
と言って、いそいそと財布を持って来たらしい。
あやかは唖然としたようだ。
「そんなに持ってるなら、うちにくれ~!!!!」と内心思ったらしいね。
母に「あやかは払わなくていいよ」と言われ
「当たり前じゃああああ!!!そんなに持ってて孫からむしり取るつもりだったんかあ??」
と、やはり内心吠えていたらしい。
そんなこんなで、現金で買い、すでに現物も頂いているらしい。
その後母から上機嫌な声で電話が掛かってきたので
「良い買い物をして良かったね」と言っておいた。水を差すまい。
私も元営業マンの端くれ。物の値段くらい分かる。
私だって、2、30万もする下着を着けていたり、20万する化粧品も何とも思わず使っているくらいである。
20万以上する美顔器も持ってるし、ネックレスや指輪もある。
あやかもそのミシンの機能には感動していたのだから、きっと良い物なんだなあ・・・と思う。
いかがわしい会社でない限り、良い物にはそれなりの値段が付くのは当然である。
しかし。あの裁縫もロクにしないバーさんが、あと30年生きたとしても
死ぬまでに3回使えばいいだろうな・・・と、思っている。
きっと、3回使った後には飽きて
「まあ、あやかにあげるよ」と言うだろう。
あやかは、まんまと高いオモチャを買ってもらったのである。
しかもあやかは、自分は払わなくても良いと知った途端、じーさんばーさんにネダリまくり、人前で良い格好をしたがるじーさんが乗せられて現金をひけらかす様に出しただけの事である。
後が怖いなあと思う私である。恩を売りつけられたらたまらないからだ。
しかし、あの高いオモチャを買ってもらって、今一番喜んでいるのは母である。
後の心配までするのはよそう、と思った。
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