2024 09,21 19:59 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 10,26 21:21 |
|
今日は昼まで寝ていた。極楽極楽~。
しかし、一本の電話で起こされた。 それは○オパレスからで、かずまの家賃の事についてだった。 内心「またかよ~!」っていう感じ。 内容は「とにかく今日中に家賃を払え!」って事だった。 勿論、ソフトに言われたが、ま、そういう事だ。 仕方ないので、お金をかき集め、夕方○オパレスセンターに行く。 担当者のお兄ちゃんは笑顔で迎えてくれ、 「お母様、すみません。」 と恐縮顔で、挨拶をしてくれた。 「いえいえ、こちらこそ・・・。」 と挨拶を交わし、迷惑を掛けた事を謝っておく。 早速家賃を払い、今後の事を話し合うのだ。 とにかく私の腹は、決まっている。 即刻「退去」させる、という事だ。これ以上、かずまを甘やかしたくないし、この前の最後の電話だって 「死に物狂いで働いて、家賃だけは納めろ!」 って、あれだけ口を酸っぱくして約束させたというのに・・・。 早速、これかよ!守れてないじゃん! 私だって生活があるのだから、これ以上3件分の家賃を払い続けていくのは不可能だ。 かずまの中で何が起こったのかは知らない。 しかしヤツの弱さから、自堕落になっているのは確かだ。 そんな時、彼女が出来ても「女の所為で・・・。」と思われても仕方ない。 そう思われたくなかったら、女に恥を掻かせたくなかったら、やっぱり死に物狂いで自分が頑張るべきだろう。 それが出来ないのなら、自分の道を歩く事すら不可能だ。 だから電話でも 「出来ないのなら、死ね!」 と言った。皆さん、私を酷い親だと思うだろうか。 思われてもいいんだけどね。本当に酷いと思うから。 しかし、生ぬるく、只生きてるだけ・・・という人生なんて、私から見れば「生きながら死んでいる」のと同じなのだ。ただ、体があるか、ないか、だけの違いに過ぎない。 自分の為に頑張れないのなら、何の為に生きているのだ? ただ、飯を喰らい、糞を出し、寝て、セックスして・・・。 これでは犬や猫と同じじゃあないか? 何の為に「人」として生まれてくるのか? かずまだけじゃない。そんな「ただ生きてる」人を、沢山見てきた。 その都度 「なんて勿体無いんだろう。時間とお金を垂れ流していて、その癖、その事実に気付いてない・・・。」 そう思い、虚しさを感じるのだ。 かずまだって、夢を持っているから、東京に近い所を選んだのだ。 しかし現実の厳しさや煩わしさに巻かれてしまうのだ。 私が強制退去の手続きを取る事で、かずまが今後どうするのか分からない。 友達や女の所を転々とするのか、泣いて帰ってくるのか・・・。 どちらにしろ、どん底を見なければいけないのだ。 かずまがやりたい事は「作家」だ。 それも「文学」。 かずまがライトノベルズやエッセイストを目指しているのなら、きっと私もここまで追い討ちをかけたりしないだろう。 しかし、かずまの書きたいのは「文学」なのだ。 人間の葛藤や真理を書き綴り、人の心を動かしたいと願っていたのだ。 だったら、自分がどん底を体験し、そこから自ら這い上がらねば、素晴らしいものは書けないよね。 私はそこに「賭け」たのだ。 自分の子供を放り出す事で、もしかしたら本当にかずまは自らを追い詰め、「自殺」をするかもしれない。 それでも、私は厳しい処置を取る事で、「かずまが這い上がってくる」とどこかで信じている。 私はこれ以上の博打はないと思っている。 信じた結果、かずまが死んでしまうかもしれないが、でもどこかで経験しなければいけないことだ。 だから去年の「勘当」も今日の強制退去も、かずまが自ら引き寄せていくのだ。 保証人になっている私の父も 「若いうちにつまずけばいいさ。今しか経験出来んもんなあー。」 と、私の処置を笑って見ているのだ。さすが、こういう所は親子だねえ。 私は退去の日取りも決めてきた。 その前に手紙を書いて知らせておこう。 管理センターでも訪問して、様子を見てくださるようだし。 という事で、来月の15日に埼玉に行きます。 PR |
|
2007 10,24 01:45 |
|
昼間、自宅で仕事をしていたら、学校から電話が掛かってきた。
「すぐるさんが美術の時間に彫刻刀を使っていたら、指を怪我したんですよ。ちょっと心配なので迎えに来ていただけたら・・・」 正直、「またかよ!」って思ったよ。 すぐるはそそっかしいからなあ。こういう怪我は日常茶飯事だ。 「死にそうですか?」 そう聞くと、先生は笑いながら「いえ」と答える。 「とにかく本人と代わりますね。」 それで、すぐるが電話に出た。 「親指と人差し指の間の水かきの部分がえぐれちゃってさあ・・・」 「痛いの?血は大量?」 「ううん。全然。痛くないし、もう血も止まった。」 「だったら舐めておけ!そのうち肉が吹いてくるから、治る!」 「でもさあ、明日の祭りにどうしても太鼓叩きたいから、万全で臨みたい。だから医者に行っていい?」 「お母さんは行けないから、自分で行って。」 「大丈夫。今から先生が連れて行ってくれるって。」 そんな訳で、すぐさま行ったようだ。 またしても、すぐるの「祭り根性」だよ。呆れるやら感心するやら・・・。 しばらくして、また電話が掛かってきた。学校からだ。 「今、行ってきました。3針縫いましたので。」 「ありがとうございました。お世話様でした。」 どうやら本当は縫わなくてもいいんだけど、すぐるが 「明日、太鼓を叩けるようにしてくれ。」 と、頼んだのだろう。それで縫う事になったようだ。 そうまでして、祭りに参加したいのか?馬鹿じゃねえの~? 夜になり、すぐるは祭りの練習に行った。 今日は明日の祭りに備えて、本格的な練習な為、見に行く人も多い。 私もあやかと一緒に見に行ったのだ。 一応、すぐるの手が心配だからね。 そうしたら、何の事はない。しっかり太鼓叩いているよ。 「あんた、手 大丈夫?」 「大丈夫。大丈夫。」 最も、すぐるにとって、手の怪我なんて、どうって事はないのだろう。 彫刻刀の怪我よりも、太鼓で出来た怪我の方が痛くなるはずだしね。 さて、すぐるは私の実家に泊まるようだ。 あの幽霊屋敷に泊まるのは、すぐるにとっても緊張なんだけどね。 明日は実家から中学校に通うのだ。 学校は、小、中とも半日で、明後日は休みになる。 その埋め合わせは、冬休みの日数を減らす事で帳尻を合わせるだろう。 この町は、昔からそうしているのだ。 さて、すぐるは同じ様な怪我を、小5の時にもやった。 その時は、ちょっと揉めたなあ。 とにかく保健の先生が大袈裟で心配性だったから、笑うしかなかったよ。 担任の先生も自嘲気味に電話で笑っていたもの。 「すぐる君が怪我をしましたから、迎えに来てください!」 聞けば、指をちょっと切っただけ。 「出血大量ですか?フラフラなんですか?指の怪我で、歩けないほどですか?何故、指を切っただけで、迎えに行かなければいけないんですか?指が取れそうな位、深い傷なんですか?それとも貧血でも起こしているんですか?」 私が矢継ぎ早に質問すると、担任の先生は笑いながら 「いいえ。ピンピンしてます。今僕の横で立ってますから。」 その後、すぐるが電話に出た。 「お母さん、心配しなくていいよ。保健の先生が大袈裟に大騒ぎをしてるだけだから。別に痛くないし・・・。」 そうしたら、保健の先生が電話を取り上げたようで、今度は先生が電話で喋る。 「深く切っていますし、万が一何かあったらいけませんから、すぐ迎えに来て、医者に連れて行ってください!お母様は心配じゃないんですか?」 先生は金切り声を上げていた。終いには、本音が出た。 「何かあったら、責任取れませんから!」 結局これなんだな。 「先生、私はその程度の怪我では心配しませんし、万が一、怪我が化膿して破傷風になってすぐるが死んだとしても、先生に責任は一切問いませんから、このまま学校に置いて、給食を食べさせて、普通に自分で帰るようにさせてください。」 「いいんですね?知りませんよ?私の所為じゃ、ないですからね。」 もう、「はいはい」って言う感じだったよ。 その後、「こんな怪我で医者に行ったら恥ずかしいよ!」と言って、嫌がるすぐるを無理矢理医者に連れて行き、診察を受けたら、どうやら医者に「フフン!」と鼻で笑われたようだ。 「オレ、死ぬほど恥ずかしいよ!保健のババアめ!」 すぐるは恨み節を言ってたな。 「そもそも、そそっかしいお前が悪い!」 って、言っといたんだけどさ。 それにしても、「言われないように」・・・というのは「愛」じゃないよね。 先生は、生徒の心配より、自分の保身を図っているのだから。 むしろ、判断力が低下しているのではないか。 先生の質も、問われる訳だ。 久しぶりにそんな出来事を思い出したのだ。 さて、明日も医者に行って、消毒をしなければいけないようだ。 面倒だが、仕方ないねえ。 ま、人に怪我をさせたのではなくて、よかったよ! |
|
2007 10,15 22:55 |
|
すぐるが
「来年、家を出ようかなあ・・・。ねえ、いつがいいと思う?」 と聞いてきた。 私は、「まあ、いいんじゃないの」と思いつつ、聞いていたが、傍に居たあやかが口を挟む。 「ええ~?!ちょっと早いんじゃないの?すぐるじゃあ、ゴキブリ御殿になりそうで恐いよ。」 「うるせえ!そんなの、やってみないと分からんじゃん!」 それでまた早速喧嘩してるよ。元気だねえ~。 仕事を終え、あやかが帰ったので、またその話をする。 どうやらすぐるは、一人暮らしに掛かるお金の心配をしているようだ。 「ええっと・・・。家賃でしょ、電気代でしょ?光熱費のほかに何が掛かるの?」 「そうだね。本格的に自立をしたいなら、食費、国保、生保、それから携帯代・・・。」 「うわあ。一杯掛かるねえ。」 しかし、何となく働くより、将来の事を考えて働くのでは、意味が全然違ってくる。 「すぐるは高校も行かなければいけないんだから、フルに働いている人と違って収入が少ないんだから、そこは考えないとね。」 「そうだね。」 家に居れば、「収入=お小遣い」だ。しかし自立すれば、「収入=生活費」だから、お金の使い方は研ぎ澄まされるだろう。 使いたいだけ使う、という習慣も身に付けば、結婚した時に苦労するのは目に見えている。 幸せも幸せに感じなくなるだろう。 すぐるもそんな大人になりたくないから、早々と自立を目指しているのだ。 「でも焦る事はないからね。まずはしっかりと家事や身の回りの事をする事。一人になればやれる、と思っても、ここで出来ない事が一人になったらもっとやれないよ。甘えが出るからね。お手伝いはお手伝い、だよ。」 まずは私から釘を刺しておく。 「わかってるよ。」 そう言うんだけど、まだまだ心配だなあ。 すぐると私が考えてる場所は、同じ町内のすぐ近くだ。 近くに古いワンルームのアパートがあったが、そこの家賃は3万2千円だった。 そこじゃなくても、ここら辺なら割と安いので、負担もそんなにないだろう。 家具付きではないので、自分達で購入しなければいけないが、今時電化製品は安いので何とかなるだろう。 「このまえ、新品の洗濯機が1万2千円であったよ。」 と、すぐるが言う。 「もう、チェック入れてんの?早いねえ~。」 「まあね。へへへ!」 さすがだよ、すぐる。やっぱ、すぐるも私の子。引越しがしたくてたまらないのだ。 「すぐる!大丈夫だよ。うちにはカーテンもたくさんあるし、タンスも持ってっていいから。前使ってた靴箱も実家に置いてあるよ。」 うちには、過去数回の引越しや、部屋の模様替えで出来た、「遺産」がたくさんあるのだ! カーテンなんて、何組しまい込んでいるだろう。 勿体無いから使ってもらおう。 こんな話をするだけで、お互いワクワクするよ。 「まかない付きの飲食店なら、食費が浮くよ。夜間の学校には給食も出るしね!」 「マジで?たまにはこっちに帰ってご飯食べてもいい?」 「勿論!お母さんも心配だから、3日に一回はチェック入れに行こう。」 「忙しい時は言って!ネコにご飯あげに行くよ。毎日、ネコの顔を見に行くし。」 そんな感じで、まだ引越しなんていつなのか分からないのに、二人で盛り上がりまくってた。 しかし、将来の話をするのは楽しい! すぐるは来年の夏に家を出るのが、当面の目標のようだ。 でも、とりあえず働いてみないとね。 「早くバイトに行って、お金を貯める!」 すぐるは意気込んでいた。 しかし、その前に「だらしない」のを直してもらわないと! 今日は3箇所から、小銭が出て来た。 洗濯機と玄関の前(外!)と、布団の周りからだ。 合計50円くらいだが、小銭も大切なお金だ。粗末にして欲しくないね。 買い物に行って、お釣りをそこら辺に置き、「後で片付けよう・・・。」と思ったのだろう。 しかし「後で」と思っても、その時片付けないと、面倒になり、結局やらないものだ。 すぐるの場合、お釣り自体、すぐに忘れるのだ。 「あんた!まずはお金の管理からね。だらしなさすぎだよ!!!」 「ああ・・・うん。はい。」 まあ、頑張ってもらおうか!もしかしたら本当に3人の中で、一番早い自立になりそうだし。 とりあえず、皿でも洗ってもらおうか! |
|
2007 10,12 20:51 |
|
今日はあやかのバイトの事について、書きましょう。
最近、あやかはしゃぶしゃぶ屋さんでバイトをしている。 求人誌を見て、バイトを探していた時、そのしゃぶしゃぶ屋さんの紹介の為に載せられていた写真から、非常に良い念を感じ取り、あやかはその時の直感を信じて、そこに決めたのだ。 面接も非常に良い感じで終わり、あやかの思った通り採用となり、早速翌日から働き出したのである。 しかし、前途多難なのがそこで働く人達との、人間関係なのである。 先日も書いた、挨拶したらドン引きされた・・・というのも、ここである。 働いているのは、主に大学生のバイトだ。 この人達の会話は、ほとんど「ノリ」で成り立っている。 あやかが辛いのは、この「ノリ」だけの会話なのだ。 例えば・・・あやかの胸を見て 「おまえ、胸ちっさいなあ~。」 あやかはよく知らない人にそんな事を言われ、なんて答えようと、戸惑っていると 「おまえ、ノリ悪いなあ!」 と言われ・・・。 「一体、ノリって何よ!?」 「ノリ」の一言で片付けられてしまうが、その裏側には、相手への思いやりもなく、その場しのぎの会話だけで、なんの実もなく、得る物は一つもない。 最も、その人達の親の世代でさえ、その程度の会話しかしておらず、教えられていないのだから、仕方ないと言えば、仕方ないのだ。 しかし、あやかの「勘」は当たった。 あやかの感じた良い「念」とは、会社の「理念」だったのである。 ここは、とある焼肉屋さんのチェーン店の一つだが、ここは社長の考え方が「素晴らしい」のだと言う。 以前、焼肉屋さんを始めた頃、上手く行かず、思うようにお客さんが入らない時があったのだそうだ。 その時「店の悪口を言ったら、300円サービスします。」というキャンペーンをやり、その時集まった「悪口」を一つ一つ克服したら、今のように大きなチェーン店にする事が出来たそうだ。 何て素晴らしい発想だろう! 私も、あやかから聞いて感動したのだ。 あやかは最初、「バイトして友達を作る!」と張り切っていたが、結局何処に行っても、 「自分に与えてくれる人なんて、そうそういないんだ・・・。」 と悟り、それよりも「会社の在り方」とか「理念」とか「形態」を勉強する「場所」にしよう、と切り替えたようだ。 私もそれが懸命だと思うよ。 たかがバイト。されどバイト。 ボーっと働いているか、どれだけそこから盗むか・・・。 働き方で随分差が出るんじゃないか。 どこにいても学べるはずだ。それは学校や塾だけじゃないと思う。 人間、皆平等に時間がある。皆一日24時間過ごしているのだ。 問題は「過ごし方」である。 毎日の繰り返し、の結果が「今世」である。 確かに「来世」というチャンスもあるが、しかし「今世」は今しかない。 二度と同じ人生はないのだ。 私も後悔のないように、毎日を噛み締めて過ごそうと思っている。 |
|
2007 10,10 20:47 |
|
今日は中学校で進路説明会があった。
体育館で、高校から先生を招いての「高校紹介」や、新しい入試の制度の説明について、やっていたのだ。 自分の子供の横に座り、一緒に聞いているのである。 私は座るなり、もう飽き始めていた。 だって、どうでもいい内容なんだもん。 私は仕事柄、一日中座りっぱなしだが、それは好きな事をしているから平気なのだ。 でも、こんなどうでもいい・・・高校なんかで人生、左右されてたまるか!と思っているので・・・説明会は、私にとって苦痛でしかない。 帰りたいなあ~と思いつつ、我慢我慢。 来なければよかったな。 でも私は、今日はただの参観会だと思ってきたのだ。 しかし例によってすぐるは、またしても「お便り」を持って来なかったのだ。 「明日は何時に行けばいいの?」 「2時!」 それを真に受けたら、これだ! 何となくみんなの後の付いて行ったら、体育館だったのだ。あ~あ・・・。 先生は熱心に説明している。合格させたいからね。先生だって一生懸命なのだ。 生徒に悲しい思いをさせたくない、と思っているのだろう。 だってこの先生方は、本当に生徒思いで、だからこそうちの子達もみんなも、先生達が大好きなのだ。 すぐるは今度の文化祭で、同級生と先生でバンドを組むしね。 ちなみにボーカル担当はすぐるだが、これがまた下手で、今から心配なのである。 とにかく、すぐるだけでなく、みんな先生と仲がいい。 それだけに、先生も可愛い生徒の為に一生懸命なのだ。 しかし、私から見れば、先生もまた、視野が狭いのだ。 学歴なんて「雇われる」側の発想なのだ。 自分で「一から起こす」んだったら、そんなもの必要ない。 必要なのは、人脈と自信、発想だったりするのだ。 本当に素晴らしく分かってる人は、人を学歴で判断しない。 学歴で人を判断するような人は、こちらがお断りだ。 最近の学校ではいろんな学科もあり、介護を教科の中に入れたりする学校もあるようだ。 でも本当の所は実際働いてみないと分からないだろう。 勉強は勉強、でも仕事となると「責任」が生じてくるからだ。 それに働いてみて、「やっぱりお医者さんになりたい!」と思ったら、その方が身を入れて一生懸命勉強するんじゃないかなあ。 勿論、「高卒」という資格を取らないと、取れない資格もあるしね。美容師さんはその典型だ。 それに案外、学歴不問の仕事は一杯ある。 営業なんて、その典型だ。 私のしてきた所もそうだったし。「やる気」だけが重要だった。 現にあやかもかずまもあえて中卒だが、働いている。 問題なのは、社会で生きていけない人だ。挨拶も出来ない、しない人。 人に頭を下げる事も出来ず、言われるまで「待ってる」ような受け身の人に、どんな仕事が出来るんだろう。 意欲もなく、ただお金の奴隷になって、時が流れるのをじっと待ち、終業時間を待ちわびてるようなそんな人生、生きてて楽しいんだろうか? 私は自分も子供にも、お客様にも、そんなつまらない人生を送らせたくない。 この前あやかが落ち込んでいた。 新しいバイトが決まり、そこにいた先輩(女子大生)に 「はじめまして。橋村です。宜しくお願いします。」 と挨拶したら・・・。 「なに?マジ引くんだけど・・・。やめてよね。引く~。やだ~・・・。」 と言われ、あやかは「私、何かおかしい?変だった?」と、言うのだ。 勿論私は「そんな事ない!挨拶できて当たり前!自信を持て!」と伝えたが。 あやかは他にも、派遣の面接やらあちこち行ったが、一緒に受けてる大学生達が 「とにかく挨拶出来ない!しない!」 と驚いていた。それに面接してる方も、電話応対や面接態度が悪いのにも驚いていた。 「学歴の問題じゃあないでしょ?」 あやかもビックリだ。 要は「躾が足らない」のである。これは家庭の問題だ。 塾や学校に頼りきっていて、肝心な事を教えてない親が多すぎる。 でも「学校に行ってる」という事実に安心しちゃうのだ。なんと愚かな・・・。 人生は長い。私だって、これからだ、と思っている。 人生を切り抜けていくには、「生きる力」が必要だと思う。 そこに「希望」と「意欲」があれば、努力して築き上げていく事が出来るんじゃないか? そういう意味で、私はすぐるに期待しているのである。 |
|
忍者ブログ [PR] |