2024 09,21 22:45 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 10,02 20:49 |
|
いよいよ祭りが近づいて来た!
すぐるの季節が到来するのだ。 てか、今までだって、十分季節の真っ只中だったような気もするが・・・。 まあ。気のせいだろう!そういう事にしておく。 さて、今日から祭りの練習が始まるのだ。 早いもんで、もう一年経つのか~と思うよ。 しかし、すぐるも中三。子供としての祭りは今年最後になるのだ。 だから益々張り切っている。 後輩に笛の吹き方を教えてあげなきゃいけないし、でも指導の中心になる中二の子達があんまり上手くないし 「笛の吹き方、教えんと~・・・。」 とブツブツ言いながら、何やら楽しそうに出て行く。 来年、高校生になると、大人と同じ扱いになるので、祭りに出るだけでもお金が掛かるし、法被は作り直さないといけない。 今まで、かずまもあやかも祭りなんて中学生までだったし、好きじゃなかったからいいんだけど。 しかし、祭り男のすぐるはそうはいかない。 「オレは来年も再来年も、祭りに出るぞ!」 そんな訳で、来年からは同じ町内でも違う祭りに参加するようだ。 そこは同じ町内でありながら、似たような祭りで、でも男も女も参加出来る。 本町の、今すぐるが参加している祭りと違って、非常にしきたりがゆるく、法被も500円のクリーニング代さえ払えば、誰にでも貸してくれるし、しかも笛も吹けるし太鼓も叩ける。 「これは参加するしかない!」 と言う事で、受験生にも拘らず、いきなり今年からこっちにも参加するらしい。 「ああ、そうですか。楽しそうでいいねえ・・・。」 すぐるは、そんな訳で「秋」も堪能しているのである。 いいよねえ・・・。気楽な方は・・・。 さて、実は。この祭りにあわせて、かずまも帰って来る予定だった。 しかし。先日、電話で。 「友達を連れて帰りたいんだけど・・・」 「連れて来れば?」 「ええっと・・・。漫画家志望の子で~・・・。」 「女か?」 「あ!う、うん。」 「あんた!お父さんが『また焼肉に行こう!』って楽しみにしてるんだけど。しかも、その子までじいさんちに泊まらせるの?」 「お父さんには会わせたくない・・・。」 なんか、そこでモジモジ言い出す。 「なに?あんた!お父さんに会わせれないような子だって言うの?じゃあ、そんな女連れてくるな!」 「そうじゃないよ!もう、いい!」 そう言って、ガチャン!と切れた。 前々から、あやかの所にこの子とのツーショットのメールを、送ってきていた。 はっきり言って、この時から気に入らなかった。 どうしてかずまは、堂々としないんだろう? 「お母さん、オレ好きな子が出来たから、連れて帰るよ。会ってね。」 それでいいじゃないか。そう言ってくれたら、気持ちよく会えるのに。 かずまはまだ、私の顔色ばかり気にしているのだ。 だから、「漫画家志望で・・・」という伏線も、お母さんの好きな「前向きな子」をアピールしないと・・・、という姑息な手段に出るのだ。 そしてあやかの所に写メを送りつけるのも、本当に無意識でやってる事だが、 「さりげなくお母さんにリークしてくれえ・・・」 というアピールなのだ。 卑怯者!自分が好きになった子くらい、自分で言えよ!最低だ。 別に、それで結婚するわけじゃあないし、写メで見てても 「あと、3ヶ月もすれば別れるな。」 と言う事くらい、分かる。私達を舐めてもらっちゃ、困るよ。 そんな訳で、かずまはしばらく帰って来ないだろう。 でも、それでいいのだ。 そういう状況になりたくて、あの子はこういう事を起こしているのだから。 先日も書いたが、「どん底」に落ちたいのだ。 そうして自らの力で、這い上がらなければならないのだ。 そして本当は、孤独と自分の道を貫くというプレッシャーを自分自身で支えなくてはならないのに、安易に彼女を作り、そこから逃げてしまったのだ。 だからかずまは、自らチャンスを遠ざけてしまった。 きっと十数年は、やりたい事には辿り付けないのではないか。 でもそれでいいのだ。 早すぎる成功も、転落が早い。 かずまの本来の人生も、もっと違っていたのだから。 本当は平凡に高校へ行き、大学に進学し、普通に就職し、30代半ばになりやっと「オレは何をやりたいんだろう」と、初めて自分の人生を模索する・・・。そんな人生だったはずだ。 かずまは自分で葛藤し、自ら脱出しなければならないのだ。 そうして掴み取ったなかから、本当に書きたい事が出てくるんじゃないだろうか。 だから私は放っておく。 もっと悩めばいいのさ。その為に去年、勘当したのだから。 結局そうせざるを得ないように、かずま自身が仕向けていくのだ。 上手く出来てるねえ。 だから私も、しばらく会う気はない。 まあ、せいぜい頑張っておくれ、と思う。 PR |
|
2007 09,29 22:54 |
|
最近のすぐるは、ヤケに反抗的だ。
これは世の中で言う「反抗期」というヤツだな。 しかし、私はこの世に「反抗期」なんてない!と思っている。 だが、大抵の親は「反抗期だから・・・」と言って、くくって終わる。 でも、そんなんでいいのか? 自分の子供がイライラしていたら「何でイライラしてるんだろう?」って、気にならないか? 私はなるね。だって、自分の子だから。 さて。すぐるのイライラは、主にあやかにぶつけられる。 たまにあやかが仕事で帰って来ていて、泊まりとなると、もう喧嘩が絶えない。 とにかく、些細な言葉に反応し、突っかかる。 何かにつけ「うるせえ」「黙れ」「馬鹿」「おまえに言われたくない!」の連呼だ。 勿論、あやかがそういう言葉を引き出しているのもある。 だから前日はあやかを癒した。 でも今日のすぐるは、明らかにあやかへの八つ当たりだ。 さすがの私もキレた! 「いい加減にしろ~!!!一体おまえは何様なんだ~!!!」 案の定、「だって」とか「でも」とか言い訳してる。 まあ、それも想定済みさ。 私は早口でまくし立て、怒る理由を説明する。 「お前はイライラしてるのを、あやかに八つ当たりして解消してる」事。 「それを当たり前にすれば、やがて自分の奥さんにもやるようになる」事。 「お前がちょっと小突いただけでも、痛い」と言う事。 そう、もう、大人の男になりつつある事を自覚せねばならないのだ。 そして、そのイライラの根本をきちんと認識していない「甘さ」だ。 「すぐる!私を舐めるな!お前の事はお見通しだ!お前は勉強できないイライラをあやかで解消してるんだよ!それは卑怯じゃないか?」 すぐるは黙ってしまった。 「すぐる、お前は学校でどうしてる?授業中はどうしてる?」 そう聞くと 「全然分からない。先生の言ってることが分からなくて・・・。」 「お前は周りの友達に『置いていかれてる』感じがするんでしょ?」 「・・・うん。焦ってるよ。」 ホラ!やっぱりだ。すぐるの友達は、頭の良い子が多く、ここらへんでもトップの高校に行くような子ばかりだ。 すぐるはどこかで友達と自分を比べているんだな。 「すぐる。あんたの将来に勉強はいるの?」 「いらない!」 「じゃあ、なんで焦るの?人と比べるからじゃないの?」 「うん・・・。」 「大事なのは、コツコツ積み上げる事。勉強で出来ないなら他で補うしかないじゃないの?」 「はい。」 「じゃあ、どうしたらいいの?あやかにヤツ当たる事?」 「違う。お皿を洗います。」 こうしてやっとすぐるは自分のイライラを認識し、楽になったようだ。 それから「あやか、ごめん」と謝り、以前のすぐるに戻った。 すぐるは私には八つ当たりはしない。 恐い、と言うのもあるが、当たった日には自分の弱さに直面させられるからだ。 人間は自分の欠点や弱さに、なかなか向き合えないものだ。 特に、プライドや意地があると、なおさらだ。 だから悩まないようにして、見ないで蓋をする。 こうして自分を誤魔化して生きている人が多い。 今は長男がそうだな。 今日も電話で早速怒ったよ。そうしたら、あいつ!電話を切りやがった! やはり、本当の事を言われると、辛いんだねえ~。 そう思うと、多くの先輩方から、たくさんの指摘をもらえた私は何て幸せだろう。 人生はどこかで帳尻を合わせる。その帳尻を人生の前半でやるか、後半でやるか・・・。 かずまは、自分からどん底に行くような事をしている。 でも結局、あの子にはその「どん底」が必要なんだな。 私は自分の子供を信じるしかないのである。あ~あ・・・馬鹿な息子・・・。 さて。お馬鹿なもう一人の息子はまだ手元にいる。 今のうちしか、叩き上げる事は出来ない。さあて、ビシバシやろうかねえ・・・! 頑張れえ~!私~! |
|
2007 08,21 20:06 |
|
いよいよ夏休みも後半に入りましたね。
うちの夏休み男は、あいも変わらず遊び呆けている。 よくもまあ、遊びのネタが尽きないなあ・・・と感心するよ。 先日、あやかから「魂がプカプカしてる!」と死の宣告を受けたにも関わらず、そりゃあもう毎日毎日楽しそうだ。 あれから早速すぐるを催眠にいれ、癒したので、今はもう魂は落ち着いている。 ただ、お手伝いを再開し、宿題もぼちぼちやり始めた事が、前とちょっと違う事か・・・。 すぐるはこの炎天下で何をしているのかと言えば、最近は遠い所まで自転車で買い物に行くのだ。 10キロ先のブックオフとか、リサイクルショップとか、雑貨屋さんとか、友達と一緒につるんで行くのが楽しいようだ。 よく干からびないなあと思う。 それから夜釣りに行ったり、べーゴマやったり、それはそれは忙しそう。 今しか出来ない事を楽しんで欲しいし、思い出を一杯作って欲しいなあと思う。 反面、遊んでばっかでいいのか?おまえ!!!と思う気持ちも。 もっと本を読んで欲しいし、じっくりと物事を考える力もつけて欲しいのに。 でもいくら言っても聞かないんだよねえ。 実際困らないと「もっと勉強しておけばよかった!」って思わないのかもね。 お客様にも、「自立をしなさい」とか「精進しなさい」と言っても、今 困ってないと、その意味が分からないんだろうね。 でも、その意味が分かる時には、「もう手遅れ」と言う時なのだ。 年を取りすぎて、やり直しが利かない、経験がなさすぎて勇気が出ない、だから我慢するしかない・・・ ってなった時、「若い時にもっと努力しておけば・・・」となるのだ。 そんな悲惨な人生を歩んで欲しくないから、目先の楽を追って欲しくないのに・・・。 すぐるは、私のような母親を持ち、きっと感謝してくれてる部分もあるんだけど、「慣れ」てしまってるのだ。 ある意味、舐めてるんだな、人生を。 だから、あやかがすぐるに怒るのだ。 でもすぐるは「あやかにだけは言われたくない!」って、また喧嘩だ。 結局、バイトや仕事を通して、社会に出なければ分からない事があるのだ。 すぐるは甘ちゃんだ。考えは甘いし、いいかげん、面倒臭がり、ときてる。 こんな奴、何処にいっても通用しないだろう、と私は冷静に見ている。 だから社会に出たら、思いっきり叩かれて欲しい。 その方がすぐるの為になる。 晩年、可哀相なおじいさんになって欲しくないから、そう願うのだ。 私はすぐるに大きくなって欲しいと思っている。 その為には、若いうちに苦労を買って欲しいのだ。 でも、みんな避けたがるよね。 「幸せもそこそこでいいから、苦労もそんなにしたくない。」 こうして自分らしさより、妥協の人生に突入して行こうとするのだ。 でも苦労も振り返ったら、きっと楽しい思い出になるのに。 乗り越えた時、確かな自信がつくのに。 「サバイバル」の本を読みふけっているすぐるを横目に見ながら、そう思っていたのだ。 |
|
2007 08,07 21:49 |
|
あやかが久しぶりに我が家に帰ってきた。
帰ってくるなり、開口一番。 「すぐる!魂がプカプカしてる!あんた!海に行く時は死なないように、気をつけな!!!」 私は思わず大爆笑!思い当たるフシ、ありすぎ~! すぐるの毎日・・・それは相変わらず遊び呆けている日々だった。 一昨日は、先生や同級生数人と釣りに行き、ベーゴマに夢中になり、興じていた。 昨日は前夫と遊びに行き、新たなベーゴマを求めて、あっちの店こっちの店とふらふらしていたようだ。 別にそれはいいんだけどさ。でもねえ。 な~んか・・・地に足がついていないような、なんかフワフワしている感じがあったのだ。 しかも、最近は家事もさぼりがちだ。 「最近、どうしちゃったよ?!」と聞くと 「へへへ~・・・。なんか一ヶ月頑張ったら、気が抜けちゃってさあ~。」 て、言って笑って誤魔化すしさ。 そして宿題は、チェック日前に慌ててまとめてやってるしさ。 な~んかねえ~・・・・。 何度も言うが、すぐるには「自覚」が足らないのだ。 「ちょっと!今日はしっかり癒すよ!」 催眠を通して、もうちょっと自分の未来について、落とし込んでおこう。 でも普通の人だったら気が付かないかも。 それである日「おぼれて死んだ!」となって、悲しい現実になっちゃうのだ。 現に、すぐるも先日海に行った時、おぼれそうになったらしい。 「でも、オレは気をつけてるから大丈夫!」 と豪語するが、でも油断は禁物。 何故なら、今のすぐるのように「楽しい楽しい」と、フワフワ過ごしていると、霊につけこまれてしまい、引っ張られてしまうからだ。 勿論すぐるの潜在意識でも 「こんな事していて、目先の楽しさを追い駆けていたら、自分の人生を見失う!」 と危機感を持ってしまうのだ。 だからと言って、私が管理を強めたり、強制してもダメなのだ。 あくまでも、自分で気が付き、自覚を持ち、「自分の人生は自分で作り上げる」事に気が付かないと。 だから私から、努めて「言わない」ようにしていたのだ。 言わないで、見守る、と言うのは本当に難しい。 しかし私の想いも知らず、すぐるは馬鹿だから脳天気だ。 「大丈夫だって~。」 「それが『慢心』って言うんだよ!気をつけな!!!」 それにしても、たった15年のすぐるの人生は、いつもハラハラドキドキ、「死」と隣りあわせだ。 そもそも生まれてくる時も、一か八かの「賭け」のような出産だった。 妊娠中に2回流産しかかり、とうとう心音がほとんど聞こえない状態になり、お医者様から 「堕ろした方がいいですよ。生まれてきても障害が残る可能性がありますから。」 と言われたほど。でも私の母親としての勘は、揺ぎ無い自信だった。 「産みます!大丈夫ですから!」 そう、即答したのだ。 そしてその後、わずか15分程度の陣痛で無事に生まれてきた。 それから、マンションにいた時も、かずま達と遊んでいて、10階から落ちそうになったり、車に轢かれそうになったり・・・。 三日に一回は何らかの危機を迎えていたんじゃないか? 仕事場で知人に預けた時も、車中に閉じ込められていて、危うく熱中症で死んじゃうところだった。 離婚後も、上級生に海に突き落とされたり、真冬の川に落っこちたり、それはそれは数限りないほどの「危険」が、すぐるの周りにつきまとっていたのだ。 一番の原因は、すぐる自身だ。 そもそもあいつは、フワフワのチャランポランだからだ。 だから大きな事故でも起こせば「気が付くだろう」と、自分自身で引き寄せるのだ。 楽しく過ごすのは、素晴らしい事だ。でもそれだけじゃあ駄目だ。 「じゃあ、どうすればいいか、分かる?」 「う~ん、家事を再開しようかな。」 「それから?」 「ええ?(笑)え~と、宿題をちゃんとやる・・・。」 「そうね。死ぬより、宿題の方が良いに決まってるよね?」 「うん・・・。まだ死にたくない。へへへ。」 すぐるの事だ。また3日も経てば忘れているだろう。 だから「馬鹿」だと言うんだけどね。はあ~・・・。 |
|
2007 08,02 22:14 |
|
今日は、すぐるの高校一日体験入学の日だ。
いつもより早起きして、舞阪駅でみんなで待ち合わせ、O高校へ行ったのだ。 ここは新設校で、全日制と定時制が併設されており、すぐるは定時制を希望しているのだ。 どうやらすぐるの話では、電車とバスを乗り継いでいったが、想像以上に遠く感じたらしく 「そんな通学に時間とお金をかけるなら、やっぱ近いほうがいいよ!」 と感じたようだ。 そこは車で行ったらそんなに時間は掛からないんだけどね。 すぐるは5月生まれなんだから、原付の免許を取って通学する手もあるが。 でも当の本人は、クソ真面目なので 「オレが原付なんか乗ったら絶対危ない!」 と、己をよく理解しているのである。 帰り道は何の根性試しか知らないが、T君と二人で「どこまで歩いて帰れるか」やっていたらしい。 結局、高塚駅までの3,4キロの道程を途中、道を間違えて、更に大回りして長々歩いてきたそうな。 ご苦労様・・・。 「どうだったの?」 「建物は新しかったよ。でもさあ、いろいろ人間観察してきたけど、凄い楽しかったよ。」 「そりゃ、よかったね。」 すぐるなりに観察して来たんだろう。 でも改めてこの高校に行く意味が問えただろう。 私は正直、すぐるにも高校はいらないんじゃないか、って思い始めている。 でももう少しコツコツやる習慣を身に付けて欲しいんだよね。 でないと、何をやっても実にならないモンね。 特にすぐるには「自己管理」能力が欠けているのだ。 これが備わってないと、将来ヤバイよね。 私はすぐるにも「自分らしい人生」をやって欲しいのだ。 それには「忍耐」や「努力」を終了してからだ。 もう十分、人をシビアに見る目は持っているし、気持ちの分かる子だ。 あとは、自分の為に忍耐と努力をするまでである。 でも今のままじゃあ・・・。 就職しようが経営しようが「伝票出てません!」「判子が無いです!」「サイン忘れました!」などと、不毛な時間の消耗に終わりそうだ。 虚しいじゃん・・・そんなの・・・。 大体信用失くすよ。 さあて、高校はどうするのか。 やっぱり変更してA高校にするのか。 ま、それはすぐるが考えればいいか!私はただ応援するのみである。 |
|
忍者ブログ [PR] |